みき亭

音楽を通して得られる出会いや時間、心の豊かさや感性のふくよかさを楽しみながら、人と音楽…

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音楽を通して得られる出会いや時間、心の豊かさや感性のふくよかさを楽しみながら、人と音楽と、共に「生きることを知る」旅をしている。レイチェル・カーソンが残した「センス・オブ・ワンダー」のメッセージを胸に、やらずにはいられない!諦めきれない!何かを求め続ける日々を綴っていく。

マガジン

  • 音楽する暮らし

    五木寛之さんが語られている「大河の一滴」に共感して、「音楽だから出来ること」を実行していく、小さな一滴の”音楽する暮らし”を綴っていきます。

  • 音楽療法のはなし

    音楽療法に携わって30年。日々の発見と喜びとが、向上を目指す原動力になっています。クライアントの皆さんと音楽と共にクオリティーオブライフを目指す!そんな日常を書いていきます。

  • センス・オブ・ワンダー

  • OSOTOnote ~オソトノオト~

  • Rambring 音の地図

    旅を通して、その土地の人々や食べ物、自然と同調して、音楽するプロジェクト。感じたままに音を奏で、感じたままに文字に綴っていこうと思います。

最近の記事

柚木沙弥郎さんを追いかけて

こんにちは!みき亭です。 今年になってから、小澤征爾さん…柚木沙弥郎さん…偉大なる方々が天に召されました。心より、ご冥福をお祈りいたします。 生誕100年柚木沙弥郎展 ここ数年、柚木沙弥郎さんの100年を振り返る展覧会が開催されることが多く、作品を楽しませていただき、創作する姿勢を学ばせていただいていました。その存在は、パンデミックで活動の足止め状態にあった気持ちのよりどころとなり、創作への気持ちを維持する励みになっておりました。中でも、日本民藝館の特別展での特別映像配

    • 落選したけど、残念すぎてなーい理由

      コンニチハ!みき亭です。 ようやく秋がやって来てくれて、ホッとしています。「○○の秋」。「noteの秋!」と言いたいところですが。。。なかなか…(座右の銘は、毎日が「千里の道の一歩」)苦笑。 荒井良二さんのワクワクを堪能! 8月下旬…夏!真っ盛りな中、横須賀美術館で開催された荒井良二さんの展覧会『new born〜いつもしらないところへ たびするきぶんだった〜』を見に行ってきました。荒井さんの展覧会は、2009年世田谷文学館で開催された『進める荒井良二のいろいろ展』以来で

      • ウェルビーイングについて考えている

        こんにちは!みき亭です。 気がつけば、1年以上ぶりの投稿となります。なんと、まぁ!光陰矢の如し!この1年というもの、30年住んだ街から引っ越す…という、大きな山を越える旅をしておりました。ようやく落ち着いて、これから新しい日常を創って行こう!と思っているところ…必要不可欠な言葉「私にとってのウェルビーイング」について考える時が来ました。 地球がまわる音を聴く展へ行ってから。。。 昨年の話になってしまいますが…森美術館で開催された「地球がまわる音を聴く:パンデミック以降のウ

        • しじまの向こうへ思いを馳せて

          こんにちは!みき亭です。 今日は、私が最近リリースした篠笛とギターによるデュオ曲「しじまの向こうへ」について書きます!よろしくお願いします。 静けさに吸い込まれるような感覚を この曲は、港区の国立科学博物館附属自然教育園のひょうたん池を訪ねた時に体験した静けさに吸い込まれるような感覚を音楽にしました。時が止まっているかのような"はざま"感は、まるで静寂のスポットに入ったような空間感覚がありました。この感覚を篠笛の音色で表現したい!と直感し、穏やかで温もりある雰囲気は、ギタ

        柚木沙弥郎さんを追いかけて

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        記事

          あんこさんの島を訪ねて

          こんにちは、みき亭です。昨年に引き続き、本年もぼちぼちマイペースによろしくお願いいたします! 昨年、12月初旬に伊豆大島へ旅をしてきました。船中泊+ホテル1泊では、時間が全然足りな〜い!また帰ってくるぞー。っと思える楽しい旅路でした。今日は、大島の魅力を、独断的私目線で、お伝え出来たらと思います。 ずっと伊豆大島へ渡ってみたかった理由 昭和の名曲に登場する波浮港への興味が深々! 子どもながらに驚いた噴火の記憶が残る三原山に登ってみたい! 島文化にとても興味がある!

          あんこさんの島を訪ねて

          モビールをピアノの音で作ろうと思いました。

          こんにちは!みき亭です。今日は、ライフワークの作曲活動について書きたいと思います♪ モビールをテーマにしたピアノ曲を作りたいと思ったのは、ブルーノ・ムナーリの『役に立たない機械』を初めて目にした時でした。美術館の広い空間の中で、『役に立たない機械』という名の作品がゆったりと宙をただよっている姿は、不思議なオーラを持っていて、そこだけ時間の流れが違って見えました。そして、たちまちモビールの時間軸(世界)に引き込まれていきました。モビールがはらむ空気感が忘れられず、自分でも作り

          モビールをピアノの音で作ろうと思いました。

          アートという人間らしい衝動に向き合う人々

          こんにちは。みき亭です! 先日、アナザーエナジー展と塔本シスコ展と立て続けに観に行ってきました。17人の女性アーティストの作品と生き様を堪能して刺激をいただきました。 兎にも角にも、「生み出さずにはいられない」気持ちに突き動かされて表現している作品に圧倒されました。そして、どんな困難や壁にぶちあたっても、生み出し続けるパワーと言葉に勇気づけられました。そして、自分の独自性を守りながら、社会へと投げかけ続ける強い信念を持った人生に魅了されてきました。 彼女たちの強さはどこか

          アートという人間らしい衝動に向き合う人々

          こころとからだ、それは音。

          人が出す「音」は、その時の心の状態を表します。例えば、イライラしたり怒っている時に出す音は、少し当たりが強かったり、せわしなかったり、優しくないことが多いですよね。声は最も顕著に出るかもしれません。元気がない時、身体の具合が悪い時は、声に力がなかったり、出なかったり。呼吸の質にもよると思いますが(またの機会に掘り下げたいw)。それと同じく、楽器を奏でる音も、その人の心と身体の状態、性格までもが表現されます。これは、上手下手、関係なく出ちゃうのです。出ちゃうから仕方ない!出ちゃ

          こころとからだ、それは音。

          ささやかな喜びを見つけに♪

          こんにちは!みき亭です。 前回は、レイチェル・カーソンの『センス・オブ・ワンダー』について、思いの丈を書きました。今回は、#わたしの舞台裏として、自然と人との繋がりを目的として自主企画しているイベントについて、書きたいと思います。 OSOTOnote オソトノオトオソトノオトは、自然と触れ合う自分らしい時間を見つけに行こう!というお出かけイベントを、不定期に開催しているクラブです。関東近郊の自然公園や里山を中心にお出かけして、気楽に♪気軽に♪自然と触れ合いながら五感を目覚め

          ささやかな喜びを見つけに♪

          『THE SENCE OF WONDER』 創作の原点

          こんにちは!みき亭です。 ゆるゆると週1投稿を目指しております。いよいよ”読書の秋”到来!っということで、今日は愛読書について書こうと決めました。よろしくお願いします。 私は、音楽療法士の仕事のほか、作曲活動をライフワークにしています。毎日毎日、あーでもないこーでもないと試作を続け、自分にとって「コレだ!」というサウンドが聴こえてくるまで、一曲一曲、向き合っていきます。迷走し始めると、悶々と抜け出せないこともしばしば。そんな時、「みき亭!私を思い出して!」と本棚から声が聞こ

          『THE SENCE OF WONDER』 創作の原点

          めでたく!#no music no lifeと。

          空しき時間を実りある時間へはじめまして、みき亭と申します。 私は、音楽療法士を本業としつつ、アーティスト名c.o.d.a.として、音楽の仕事をしています。一昨年前、50歳を目前に、自主制作ですが、ピアノソロアルバムを初リリースしました。人生100年時代の折り返し地点。これからまだまだ長い人生を歩いていくことを考えて、リリースを皮切りに、新しいことにチャレンジしていきたいと思っていました。 そんな矢先、世界中の動きが止まる緊急事態に。日本でも、昨年の3月から多くの音楽活動が制

          めでたく!#no music no lifeと。