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コーダと手話で話していると、周りの子ども達から珍しげに見られる。

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《コーダ子育て中の親向け》
コーダ子育てサロン(対面・オンライン)にご参加いただいた方達の、子育てに関するお悩みやご相談いただいた内容をまとめました。
※コーダ=聞こえない親を持つ聞こえる子どものこと
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Q. コーダと手話で話していると、周りの子ども達から珍しげに見られる。

A. 手話で会話する親子興味津々に見る子ども。
「親が聞こえない?じゃあ、手話出来るよね?」とコーダに聞く子ども。「〇〇〇って、手話してみて!」とコーダに披露させる子ども。

園児や児童のいるところではよく見受けられます。
年齢があがるにつれ、減少していきますが、コーダや聞こえない親にとっては、落ち着かない気持ちになりますよね。

ただ、昔のように「障害者差別によるいじめに発展してしまうのでは」という心配はしなくて大丈夫かと思います。現代社会では、一人ひとりの違いを認め、尊重する社会になりつつあります。

コーダが注目されていることで恥じたり、引け目を感じるようなことがあった場合、聞こえない親はどうしたらよいでしょうか。

まず、聞こえない親にお願いしたいことがあります。

毅然とした態度でコーダに「日本語と手話の二つの言語を持っている。手話で親と話しているよね。あなたは、二つの言語を持っているバイリンガルだよ。すごいことだよ。」と伝えることです。

また、親が堂々と手話をしていれば、コーダは手話を恥ずかしがるようなことがなくなり、自分に誇りを持てるようになります。

しかし、思春期や反抗期真っ只中のコーダでは、また状況が変わります。

親や家族と一緒にいるところを見られたくないという気持ちが芽生えてきます。

三者面談や懇談会で学校に出向いた聞こえない親との会話を周囲にいる人たちに見られると落ち着かなくなり、黙り込むコーダもいます。

親が聞こえないからではなく、他の子どもたちと違うこと(手話で話す)が恥ずかしいのか、親の容姿が恥ずかしいのか、親の発する声が恥ずかしいのか、理由ははっきりしませんが、とても心が揺らぎやすい時期です。 

少し前までは、上記の行動をとるコーダに「(親が)聞こえなくてごめんね…」と謝るようなことが時々耳に入っていましたが、コーダの気持ちとしてはどうでしょう。

大好きな親からそんなことを言われたくない、言わせてしまう罪悪感からコーダは余計にみじめになるだけなのです。 

だからこそ、親は毅然とした態度でコーダの気持ちに寄り添ってあげてください。


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