短歌 わからない
人間にできることってなんだっけわからないからAIにきく
凪いで暮ぽっぽっぽっと笑うきみ本気になんてなってたまるか
もうだめだだめならだめでもういいやポイントカードの期限も切れた
自分の処理能力を把握したうえで、敢えて情報から離れるという手を選ぶのも、自分を守るためには仕方ないことだったりします。
持病の特性でもあるのだそうですが、私は情報や他人の感情やそれこそ生活音に至るまで、適切な取捨選択がとても苦手です。
特に、現代は情報の洪水とも言われるらしく、一日あたりの量はなんと、平安時代に生きた人の一生分だそうで(※聞き齧った話なので、ソースとしては不十分かもしれませんが)。
そりゃあ、疲れるよなぁと納得。アンテナを高くしておくことと、別にどうでもいいと捨て置くこととの棲み分けが、今後はライフスキルとして求められているのかも。
ひところ「鈍感力」なる言葉がもてはやされましたが(個人的にはあまり好きじゃない)、そもそも「あれもこれも見聞きして気になるから、なにか言わせろ!」的な所作はみっともないので、せめて成人前に卒業しておきたいものです。
うーん、便利な技術を駆使する側の人間が、いつのまにか技術に使われている。そんな妄想が既に現実になりつつあったりして。
だとしたら、AIが人間に「ありがたい言葉」を精製するなんてことも、起こり得るのかな。じきにAIのことしか信じられない人が出てきたりしてね。で、私のような考えの古い人間は「老害」なんて揶揄されて沈黙を強制されて。
……というもろもろが、私の妄想にすぎませんように。
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