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「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」~人類に与えられた最大の力は“妄想”

かつての翻訳物SF日本版タイトルには、秀逸なものが多い。
中でもとにかく好きな「タイトル」の一つが、

「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」

である。

小説そのものも読んだし、それをベースにしたハリウッド映画も視た。
映画と小説、まるで別モノ作品だ。
紹介のための記事ではないので、言及はそこまで。

もうとにかく好きでたまらないのは、この、タイトルそのものだ。
タイトルが、とにかく好きなんだ。

  



Facebookで友達申請が来る。
知らない人からも、来る。

以前から、ダミーアカウントをうかつに友達にしないよう注意していたので、本人の人となりが垣間見えるような投稿がない場合は承認しないようにしていた。

いつ頃からか、投稿の文章がAIだろ、と思われる申請が来るようになり。

そこにきて、最近のめざましいAIの進化で、プロフィール写真や数枚のスナップ程度では見破るのが困難だと思われる様相を呈している。

  

さて。
今はまだ、「AIを使って中身を作っている人間が、何らかの目的でそれをしている」のだろう。

これが、
「AIがアカウントを作り、何らかのプログラムによって人間のようにふるまい申請してくる」
という状況に至るのに、どれくらいの時間があるのだろう。

 

日本語という特殊な言語の国だから、今、まだ、この状況なのだと思う。
書かれた文章からキャッチする違和感は、「人間が他人を装って書いている」のと「そもそも人間ではないものが書いている」のと、なんとも言えない差異がある。

いや。

そのように思っているだけで。
もうすでに、いつの間にかAI友達が一覧の中にいるのかもしれない。

 

それを、「いやだ、怖い」と思うか...それとも
「え、面白い」と、思うのか。

個人的には、後者かな。

 

 


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