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層雲峡滞在記①

こんにちは。ちかっちゃんです🌻

自己紹介記事はそのうち書くヨ

私は2024/6/25〜7/25まで北海道上川町の
層雲峡ホステルというところでヘルパーをしています。

これから層雲峡での暮らしをnoteにまとめていきます。

ここでの暮らしはわたしの人生の中でも大きな転機であり、
忘れたくない大切な時間なのであとから振り返れるように、
また層雲峡に興味を持ってくれた人が「行きたい!」と思ってもらえるように、ここに記録していきたいと思います。

層雲峡って?

みなさん「層雲峡」っていう地名をこれまでに聞いたことありますか?

層雲峡は

大雪山北麓にある石狩川上流の峡谷で、約24kmに渡り柱状節理の断崖絶壁が続いています。もともとアイヌ語で「滝の多い川」という意味の「ソウウンベツ」と呼ばれていたことから、大正10年(1921)に訪れた文豪・大町桂月によって「層雲峡」と命名されました。切り立った断崖からはいくつもの滝が流れ落ち、周囲は大原生林で、雄大な峡谷美が広がる景勝地となっています。

北海道公式観光サイト「HOKKAIDO LOVE!」より

私の母によると、一度家族で来たことがあるみたい。
小さい頃だったので全然覚えてないのがほんとに残念なところ。

そして層雲峡ホステルは
日本一の面積を誇る大雪山国立公園内にあり、
山小屋のようなゲストハウスで
多くの登山客、海外の旅人、バイク、自転車を楽しむ方々が訪れます。

▽予約は下記HPから


大雪山(旭岳)

大雪山は日本百名山である旭岳をはじめとして
お鉢めぐりや夏のお花、日本一早い紅葉として知られる人気の山です。

私は登山が趣味で、
山のある暮らしが大好きなので来る前から見ていたHPがとっても素敵で、
"シュラフで眠るように"というワードにとってもわくわくしていました!

ここに来た理由

ここでの暮らしはこれから追々綴るとして、まずはここに来た理由を簡単に。

このゲストハウスを知ったのは約2年前のこと。

実は前職を辞めて、次の仕事探しまでの期間、
上高地よりちょっと奥の山小屋で夏シーズン働いていました。

その際、せっかくの人生の休暇だし
少し期間を調整したら他にもいけるところがあるかもしれない!
と探していたらInstagramかFacebookの広告で流れてきたのが始まりです。

HPや投稿の内容から、
スタッフのみなさんが朗らかで楽しそうに仕事していて、
伝わってくる文章も作られたものではなく、
スタッフの人柄から来る柔らかいものだと感じたので
同じ志をもった雰囲気の良いスタッフの採用をしているんだと思いました。

結局2年前は山小屋が夏の期間は忙しいため、
仕事を辞めてから最短で入って欲しい
とのことだったのでこの層雲峡ホステルで働くことは泣く泣く見送りました。

でも、山小屋で働く期間も心の片隅にずっとあって、
いつかまたタイミングがあったら行こうと決めていました。

そして訪れた2回目のチャンス。

というより、ここに行きたくて退職を早くし、調整していきました。笑
1月末、前職の上司に退職の意志を伝え、

層雲峡ホステルのオーナーの志水さんへ
応募メールを送り、オンラインでお話ししたのが2月の頭のことです。

その日は東京で雪が積もって(それでも1cm。笑)
電車が乱れ、帰るのが遅くなってしまい予定の1時間遅れでスタートしてもらいました。
その時から「まじかー!!気をつけてな!」と返信がとても気さくでした。

2年前から行きたいと思っていたこと、
山のふもとでの暮らしに興味があること、
もう6/25の飛行機をとっていること(行けなくても北海道遊びに行くからOKと)
とにかく熱意を伝えました!

しばらくして、ヘルパー合格の連絡が来ました!
これで飛行機チケットが無駄にならなくて済みました!(そこじゃない)

やったー!初めての北海道に住むぞ!

成田を飛び立ち、いざ

小さいスーツケース1個と
山と道のmini2に1ヶ月必要な荷物を入れて
(ほぼ生活用品と山道具だけです。)
成田空港から新千歳空港に降り立ち、バスで札幌駅へ。

札幌駅周辺に着いてから
シャンプーリンスや洗顔系を持ってきていないことに気づいて
急いで薬局とダイソーを回りました。

バスに乗っているときにふと海鮮が食べたくなり、
すすきの周辺で調べたらおいしそうなお店があったので
南2条で降りることにしました。

狸小路というところの中にある「シハチ鮮魚店」へ。
〆にキンキの出汁を注文して(別途190円)
お茶漬け風にして食べるのがほんとにおいしかった!おすすめ。

シハチ鮮魚店の三種丼てきなやつ

これで贅沢品納めか〜と思ったり。
(実際は山のふもととはいえ休日に街へ出たので休日のたびにおいしいものは食べていた。)

バスまでの時間までは
札幌といえばの時計台となんとかタワーを見たりしました。
券売機は現金しか使えなくて、まとまったお金がなく急いでコンビニへ。
お金すらも持っていこうとしていなかった自分にあせあせ。

きっと上川より先は現金社会かもと思って3万円おろしていきました。
(意外と現金使わなかった。現金は温泉と石室泊くらい)

旭川駅についたら建物が綺麗だった!建て直して10年ほどだそう。
イオンも併設していて買い物にも便利そうでした。

南口を出てちょっと涼んで、1時間後の上川行きの電車に乗車。

1時間半ほど電車に揺られて上川駅に降りたらあたりは真っ暗。
19時を過ぎていたので特にやっているお店はなかったです。

PORTOとANSHINDOだけが電気がついていて、若者で賑わってました。
あとは道民におなじみのセイコーマートだけ食事が買えそうな感じ。

層雲峡ホステルと同じ会社で運営しているANSHINDOへ入らせてもらって迎えを待ちました。6/22にオープンしたばかり!

中を案内してもらって、内装を見させてもらいましたが
ほんとにおしゃれで、こういう空間大好き。

ゲスト用のキッチン。細部までこだわっている
元薬局を改装したので名前はそのまま
外観。やっぱ窓ガラスおしゃれ

しばらくすると、地域おこしの人やら街の人やらわらわらとやってきて
たくさん挨拶をしましたが一回で覚えられず。また会いましょうと思っていたら、全然会えなかった(汗)

そうこうしているうちにスタッフのみんなが登山から戻ってきて
ようやく一緒に働く5人とここで初対面しました。

上川から層雲峡へは車で30分ほど。
車で一緒に移動して、層雲峡ホステルへ到着!
写真で見るよりもアットホームであったかく、
とても素敵な場所だな〜というのが第一印象でした。
となりは大きなホテルが2つ並んでいて、温泉街という感じ。

これからここでの暮らし、楽しむぞ〜!

ヘルパーの暮らし方

さてさて、ここからはヘルパーについてです!
ヘルパーの仕事は10時から15時(お昼休憩1時間)の1日4時間勤務です。
(ヘルパーという制度は無給で、清掃などを手伝う対価として住まいと食事がついてくるよ)

常時受付やゲスト対応をしているスタッフとは違い、
ヘルパーはゲストの方がチェックアウトをして、
次のゲストの方がチェックインをする間に
館内を堂々とうろつくことができます!笑

その間、主に清掃とベットメイキングなどを行います。

それ以外の時間はゲストに扮して(笑)
館内で自由に過ごしてOKです。

朝は7:00くらいに起きて
朝ごはんを自分で食べて
(まかない用のパンやおにぎりがあります)
好きな本や漫画を読んで、PC作業をして
晴れた日はテラスでゆっくり時間を過ごします。

ほんとにこの時間がたまらなく好きだった。
ここへ来てからより一層、
朝の時間が大好きになりました。

雨の日。
BLUE GIANTのシュプリーム編を読んでいます。
ここへ来てからネパールに呼ばれることが
多かったからたぶん近いうちに行く。
わたしの定番朝めし。ここの雰囲気よすぎない??

15時に仕事が終わってからは
他のヘルパー仲間とコンビニまで散歩したり
近くの温泉に行ってサウナ入ったり
お昼寝したり、PC作業したり、ギターを弾いたり
15時から弾丸で黒岳にテント泊しにいったり
ほんっとうに自由に過ごしていました。

夜ご飯も19時になったら
できましたーってLINEがきてみんなで食べるので
毎日げらげら笑って楽しく過ごしました◎

私は早く寝るタイプなので22時〜23時には就寝!
また明日も仕事がんばろう〜!!
(あ、お休みは週に2回くらい連休なことが多かったです)

層雲峡滞在記①はここまで!
最後まで読んでいただきありがとうございました♡

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