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ドラゴン、、、あるドラマを観ていて

思い出したことがある。
東大受験をテーマにしたものだ。

もちろんドラマでストーリーが構成されていることを分かった上での話だ。

ここから先は、思い出した話であって、全てノンフィクションだ。

20歳の時にある仕事に就いた。初めて就職した時のことだ。
俺は何にも、媚びず顧みず引かない性格のまま、就職した。
(サウザーという男の性格に似ていたかも知れない(笑))

そのため仕事に就いた1週間目に、朝礼を適当に聞き流していると、顔を真っ赤にした上長である課長が、消しゴムを投げ付けて、
(中学や高校の話ではない!(笑))

「その態度は何だ〜!出ていけ!」

と、怒鳴り散らした。
うんまぁ、当然である。
周囲の空気もバカだな〜アイツという感じの冷たい目線だった。
うんまぁ、当然だ。

そんな周囲の反応は俺にとって通常運転だから不感症になっている。
そこで俺は、立ち上がりその課長に向かってこう言い放った!!

「俺は、お前に教えてもらうようなことは何も無い!」

さて、社会を知らないペーペーが大見栄を切った訳だ。通常であれば、デフォルトでクビが妥当だろう(笑)
しかし、奇跡は起こるものである。(名言)
その時の支店長は、俺のような変なヤツを見て愉しむのが好きなのだ。何しろ勤務時間中に平然とP店に行くような男である。
(この支店長は、そう遠くない未来で左遷させられるのだがw)
そのため、クビの皮一枚は繋がったが、翌日出社すると俺の机は元の場所には無くなっていた。

流石に俺も嫌がらせのレベルが低すぎるなと会社の程度を見たような思いだったが、実はそれは嫌がらせではなかった。(笑)

俺の机はなんと!クビ狩族の場所にあった。

そこに配属されたら、辞めるまで罵られ続けるという、めちゃくちゃ楽しそうな課である。流石は、勢いと根性がありそうだという理由で俺を採用した上場会社なだけはある。

話は逸れるが、どうしてこの会社に入ったのとかというと、応募した1社目で採用が決まったかあらだ。
何を隠そう面接では、支店長即決で、面接日に社内を案内されたほど俺は優秀だった。(バカ)
履歴書は、途中で書くのを辞め、写真も貼らずに行ったのにだ。
面接で俺は支店長にこう聞かれた。
「何故、写真を貼っていない?」
まるで高校生のアルバイトのような質問だったが、質問されただけマシである。そこで俺は、こう畳み掛けたw

「本人が顔を出すのに、写真がないと顔が分からないのか?」

どうだ、これは決まっただろう(笑)
オンゴールか、オウンゴールか?
どちらかが、決まったはずである。(当然の2択だ。オンリー2択だ。当たり前だ。それ以外に選択肢はない。全て同じことを言い表している。)
一瞬、顔が怯んだ支店長だったが、次の瞬間、ニヤニヤし始め、

「採用だ!」

と言って、立ち上がった。そして、俺を立つように促し、着いて来い!と軽快に言った。そんな感じで、他の面接の面子は度外視で、俺はその場を突破した。

話を戻そう。

クビ狩族だ。もう既に地獄の一丁目は超えている。
心の中では、5丁目を超えた感じだろうと思っているから、

クビ狩朝礼1日目 俺は死を覚悟して臨んだ。

案の定、始まるヘルズミーティングが。ヒルズ族とは訳が違う。勘違いして欲しくないヘルズだ。一緒にはされたくない。(どっちがかは分からない。)
性格的な批判。服装の批判。社会人としてのなんちゃら批判。ふん、こんなものは、想定内だ

そしてまた俺は言った。今回は流石に席に座ったままだ。
静かな声で半ば脅しをかけるように、それはまあるで哭きの竜のようにw

「要は、成績でしょ? 同期入社300人の中で最初に結果を出すから、話はそれからでしょ。」

選択肢は、2つあった。
1、大人しく聞き入れ、結果に向けて努力する。
2、どうなってもいいから貫き通して結果を出す。
3、辞める。(ストックオプション)
俺は、またしても煌々と輝く薔薇の道を選んだのだ✨✨

続きを知りたいというケッタイな人が1人でもいたら、この後の話をまぁ書くかもしれない。
このドラマを観ていると、その時を思い出すから不思議だ。
ちなみにお分かりの通り、東大などに行った話ではないw