カラクリ

頭で欲していることと、身体（魂）が望んでいることは、同じようで違った。

わたしの場合、その違いは、望みの意図にあり、その源泉がどこであるかということだけで、実際に体験したい出来事や行為自体は変わらないから、ややこしかった。

愛を思い出してから遊べと教えられて、

その意味に気付いて、

望みの意図や繋がる源泉、脳の配線みたいなものが変わりつつある今、それでもやっぱり望むものは同じなんだけど、世界の観え方はひっくり返った。

エゴは振り回されるものではなく、意図的に楽しむものだということが腑に落ちた今、わたしを楽しませ悦ばせるものであると同時に、自由自在にイノベーション出来ることもわかった。

何より罪悪感がなくなった。

源泉が愛だと、こんなにも違うんだって、びっくりしている。

一瞬一瞬がとても愛おしい体験になった。

それだけで満たされる感覚になり、

未来や過去に引っ張られなくなった。

自分の望みを、誰にも遠慮することなく、叶えてあげようって、思えるようになった。

自分自身への愛がそうさせている。

だから、そこに巻き込まれてくれる人にも、きっと愛が伝わる。

自分の中の、何にも汚されない聖域が、わたし自身によって守られていることの安心感は計り知れない。

その唯一無二の聖域への扱いが、自然と、外側の世界へも向けられる。

これが、すべての、カラクリだった。

自分で自分を守れているから、誰かの聖域も本当の意味で尊重したいと思える。

人間ってとてもシンプルに出来ている。

人生って、どんどんシンプルになっていくためのゲームなんだね。

きっとちょっとしたバグで、混線、混乱することもあるだろうけど、そのときはその都度立ち止まって、メンテナンスしてあげればいい。

それにしても、エゴって、こんなにもかわいい存在だったんだ。

意地っ張りで、自分勝手で、不器用で、本音を隠してるのがエゴ。

それでも、わたしのために、全力で欲を訴えてくる。

エゴのおかげで、わたしは、本当に望む世界に気付くことが出来た。

そんなエゴを含めたわたしが、今はまるごと大好きです。

いっぱいいっぱい責めてごめんね。

これからも、あなた（エゴ）はあなたのままで、なかよく付き合っていこうね。

愛すべきエゴ、愛すべき魂、愛すべき心、愛すべき身体、愛すべきあなた、そのすべてでわたしは構成されている。