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「守り」の観点で持続的にチャレンジし続ける会社へ ‐Cocone V Advent Calender 2023 #10‐

こんにちは。cocone v note編集部の留置です。
シリーズ「Cocone V Advent Calender 2023~今年の漢字1文字~」では、cocone vのリーダー全員を対象にインタビューを行い、今年の活動やこれからの挑戦、それぞれの思いを伝えています。

第10回目のインタビューは財務経理チーム チーム長の緒方さん、経営管理チーム チーム長の金 思龍(キム サヨン)さんにインタビューを行いました。

経営陣と連携し、会社や事業のあらゆるコストを管理する「2つで1つ」の財務経理チームと経営管理チーム。今年はココネグループのホールディングス化、法制度改正、事業拡大とさまざまな変化があった中、お二人のチームでも新たな挑戦と着実な成長があったと話します。
普段はあまり聞けない財務経理・経営管理担当者のお仕事の内容についてお届けしていきます。


2つで1つ。コスト管理で経営や事業の成長を支援する

留置)まずは「財務経理チーム」の活動を簡単に教えてください。

緒方)財務経理チームは会社・事業を滞りなく維持・成長させるためにコスト管理を行うチームです。
コスト管理を扱うという意味では「経営管理チーム」と2つで1つというイメージですが、財務経理は主に株主、税務署、銀行や官公庁など、社外とのやりとりを担うチームです。
経営管理チームもお金を扱う組織ではありますが、違う点でいうと財務経理チームは法令や規則に則って業務を行う必要があるため、知識と経験が重要になります。

それは例えば今年のインボイス制度のように、法改正が行われる際の法解釈を適切に行うためです。法改正に関する知識+会社に合わせてどのような対応が必要なのかを考えて動いていく必要があるため、知識だけではなく経験も大事なんです。
一般的なキャリアとしては、3年で知識が付き、5年でやっと経験もついてきます。

留置)コストや情報を扱う正確性・丁寧さ以外にも必要なスキルが求められる仕事なのですね。それでは、「経営管理チーム」の活動についても教えてください。

思龍)私たちは会社・サービスの数字面での取りまとめを行い、事業部やメンバーに役立つ情報を提供したり、予算管理などでメンバーが迷うことがないようにサポートする役割を持っています。
財務経理チームから上がってきた資料を分かりやすくして事業部長に伝えることで、会社の実態を伝えてアクションを促すための活動を行っています。

心がけていることは費用・人材コストの管理など、難しいことを分かりやすく親切に。
分かりにくいことを一緒に解決していくという姿勢で業務を行っています。

「守り」の観点で持続的にチャレンジし続ける会社へ

留置)今年の活動を振り返ると、どんな1年だったでしょうか。まずは財務経理チームのお話を教えてください。

緒方)今年cocone vでは3つの新規サービスのリリース準備をしてきました。
3つも新規に挑戦するのは初めてのことで、来年はcocone vにとって大きなターニングポイントになると思います。

それぞれの事業部で最高のサービスを作ろうと日々励んでいるかと思いますが、財務経理としてはあらゆるケースを考え、中長期的に会社が維持でき、チャレンジし続けられる状態を守るという観点で考え、活動してきました。

cocone vは、ゲーム・アバターの長い運用実績、自分たちの手でアプリ『ピュアニスタ』を作って成功した経験もあるので、事業の方は臆することなくチャレンジして行ってほしいと思っています。
事業部にチャレンジを任せて、財務経理の方では逆の視点で会社や事業を見ていく。
それは当然の役割ですが、今年は会社全体で今までにない大きなチャレンジをしてきたので、財務経理チームも初めてのことに対応してきた1年だったと思います。

今年嬉しかったことは、やはりメンバーの力がついてきたことでしょうか。
今年はインボイス制度という大きな税制改正もあり、それに伴う対応を考え、備える必要がありました。

今までは私が経験のある身として、スケジュールや議論をリードしてきたのですが、今年はあえて私が口を出さないようにして、メンバー達を見守りながらチャレンジしてもらいました。

結果としては、思った以上にメンバーが主体性を持って動いてくれました。
必要に応じて積極的に意見を出し合ったり、必要な資料を作ったり、自分たちで対応してくれていたんです。
今までは他の人の意見を待ったり、優先していたメンバーも、自分なりに発言したり動いたりできるようになり、個人・組織の成長を感じました。

メンバーに伝えているのは、誰かから言われたからやるのではなく、なぜやらないといけないかを理解してから仕事をするように意識すること。

財務経理では法改正などの変化の度に、それをどう解釈していくかを議論していかなければなりません。自分の言動に責任を持てるよう、日々の業務でも「なぜやるのか」を意識してもらうようにしています。

そうやって今年、メンバーが頼れる存在に成長してくれたからこそ、私個人ではグループ会社との連携など、別の業務に時間を使うことができました。

発信する経営管理へ。グループ間でもナレッジ共有で貢献

留置)経営管理チームはどんな1年だったでしょうか?

思龍)経営管理チームで大きく変わったことは、メンバーを1人採用して経営管理担当者が2人体制になったことです。

メンバーが増えたことで、ずっとやりたいと思っていたコストに関する発信活動に取り組むことが出来ました。

具体的に行ったのは、毎月コストに関するIssueの共有を更に深ぼった内容にアップデートすること、新たにコスト面に関する説明会の実施など。

コスト管理の重要性や管理方法など、メンバーに対してコストに関する発信や啓蒙活動をすることで、1人1人や組織ごとのコスト意識が向上し、コスト管理が改善されていったことを感じます。

また、社内ポータルサイトリニューアルのPMを担当し、年内リリースを目標に動いています。
「ポータルサイト」の意味を考慮し、会社に関する情報・プロジェクトに関する情報を整理し新入社員でも分かりやすいような、誰もが使いやすい形で準備中です。

このように、1人の時はできなかった新しい活動ができて、率直に楽しかったと感じる1年でした。

経営管理チームの石田さん(左)と思龍さん(右)

また、今年はホールディングス化に伴い、経営管理もグループ会社との連携を強めてきました。
経営管理チームとしてグループ会社との連携のメイン窓口を担当し、適切な担当者への誘導・簡単な内容の代理対応で、円滑な連携を実現しました。

嬉しかったことは、グループ会社間の情報共有会の中で、cocone vが一番社内プロセスを見習いたいという声をいただいたことです。

経営管理チームの業務は外部からは見えない仕事ではないですが、グループ会社の方から評価を受けることができたのは良かったことだと思います。
まだまだ改善したいと思っていますが、cocone vの管理ノウハウをグループ全体に展開していくことができてよかったです。

緒方さん、思龍さんが選ぶ今年の漢字一文字は...

緒方)私は健康の「健」を選びました。
実は今年始め、健康の都合で通院したり、不安に感じる時期があったんです。
改めて健康の大切さを知りましたね。
健康はすべての基礎。仕事に関しても、私生活に関しても「健康」がなければ何も成り立ちません。
今年を振り返ると真っ先に出てきたので、来年の健康願いも込めて「健」にしたいと思います。

思龍)私は「増」ですね。
チームの人数・パワーが増えたこと、そして会社の成果も右肩上がりに増していったこと、全てにおいて力を増してきたと感じます。
今挑戦している新規サービスも世に出れば、サービスも増えますね。
色んなものが「増す」1年だったのでこの字にしたいと思います。

思龍「私も今年あらゆる体調不良を経験したので健康も増していきたいです」

来年の課題は「プロフェッショナル育成」と「業務効率化」

留置)来年の抱負をそれぞれ教えてください。

緒方)来年も長期的にメンバーの成長を一番の目標・挑戦にして行きたいと思っています。
今、チームではそれぞれがやりたいと思う分野に取り組んでもらっていて、「自分がこの領域では一番プロフェッショナルだ」と自信を持てるように成長をサポートしていきたいと思います。
それぞれの領域で強くなってもらい、その後強みを活かして経営に良い影響を与えられるようなメンバーに成長してほしいと思っています。

1人が1つの歯車ではなく柱として、会社に貢献できる人材になれるよう手助けしていきます。

思龍)来年の目標は更に業務効率化を進めて、業務の幅をより増やしていくことです。
まずは今当たり前にやっていることをなぜやるのか、無駄はないのかを改めて精査し、社内のシステムによる自動化のナレッジを受けて、経営管理にも業務効率化を進めていければと思います。自動化することで時間を増やし、別の挑戦に取り組むことで会社や事業に貢献していければと思います。



次回予告

お楽しみに🎄


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