アイスブレイクの質で商談や提案がほぼ決まることに気づかないフリしてませんか？

ここあんです。どうもです

毎日、毎日、会議が多い方…お疲れ様です

わたしも役割柄会議が非常に多い週や曜日があったりします

そんな日常で生産性の無い会議や、商談の時間って本当に萎えますよね…

そんな中で…

アイスブレイク無しに毎回会議をファシリテートして、全然会議が成り立たない人を最近何人か見てきたので、少しこのアイスブレイクの重要性を整理してみることにしました

ちなみに、このちょっとしたアイスブレイクを入れずに形式的に会議を始める人に、「少しでいいから会議を始める前にアイスブレイクでも入れてみれば？」とアドバイスをすると…

大体の割合で次の会議だけ形式的に入れて、
その後の会議以降では一切活用されない放置されていく…
そんな結果になります

この確率、結構多いです…なぜか…

この時点で、まずこの人はこの会議の重要性や現状のやり方の有効性の薄さ、そして自分が期待されている役割事態に気づけない人物なんだろうなという認識を私はしてしまいます
（私だけでなく、会議の参加者も同じことを言っています）

むしろ、こんな印象を持たれた時点で、その人の価値は思いっきり下がってしまい、会議の参加者や商談相手はあまり積極的にこの時間を使いたがらなくなってしまうもの

個人も会議体も、一度この「負のブランディング」の沼にハマったら中々元に戻せなくなるものです…

皆この人と仕事することや、その会議に出ることの積極性を失います
そして、こんな人や会議が増えれば増えるほど、手立てを打たない限り、職場がつまらなくなっていくものかと思ったりもします

という感じで、あくまで個人の仕事の仕方の問題なので、アイスブレイクを必ず入れろとは言いませんが、役割を全うする上でどんな改善や工夫が必要かを考えてくれない人は、結構簡単に表面に出ており、信頼を失っていることは書いておきたいと思います

そんなこともあって、アイスブレイクや商談・提案の始め方１つで、ある程度勝敗は決まってしまうのがビジネスの世界

本当はそれに気づけていても、「知らないフリをしている人」多いのかなと思っています

「私はあまり経験がないから」
「ネタが思い浮かばないから…」

とか

アイスブレイクの導入に際して結構予防線を張る人もいる気がしますが、その言葉が出る時点で、この商談や会議を成立させる上で必要なシーンや情報をイメージしてくれていないんだろうな、と私自身は感じてしまいます

私自身の考えにおいては、商談相手や上司の「閉じているシャッター」を開いて話を聞いてもらうような可能性をアイスブレイクは秘めていると思っています

とともに、

その打ち合わせの中で自分が与える会話やプレゼンの序章として位置付けているので、この導入でしっかり加速をしていかないと本題には飛んでいけない重要な要素と捉えています

一番頭を使う点としては、ホットな時事的話題を、その後のプレゼン内容や打ち合わせの着地ポイントで上がってくる話題を紐づけられるようなトピックを採択したり、会議全体のイメージをしっかりした上で有効なテーマを選ぶことにこだわっていたり…

あくまで商談先や上司、初めてお会いする方に対して「有益な時間」だったと思ってもらうには、どんな【出だし】であるべきか、をしっかり考えます

なので、あまり在りがちなテーマを固定で準備しているわけではありません

ただ、難易度が高いと思う方にはテーマを選択する上で以下のような話が一般的なようです

“木戸に立ちかけし衣食住”

以下のテーマの頭文字に衣食住を足した造語です

・季節/気候　　→（キ）
・道楽（趣味） →（ド）
・ニュース　→（ニ）
・旅　→（タ）
・知人　→（チ）
・家族　→（カ）
・健康　→（ケ）
・仕事　→（シ）

世間話として都合が良さそうなテーマなので、この中のどれかは誰でも話ができるでしょ？ということなのかと思います

昔、営業マンは「天気の話はするなよ」とよく聞いた気がするのですが…

私は上記の造語が存在することを今回を通じて知りました

なので、私なりの困ったときに使うアイスブレイクのテーマを最後にご紹介しておきます

・困ったときは　→　お薦めのランチスポットを聞く

に限ります

このテーマを活用するとこんなメリットがあります

〇商談先に訪問した際
　→ どんな相手でも割とランチ情報は持っているので結構会話が弾みやすい
　→ 次回に訪問した際に紹介された店に立ち寄ったことをネタにできる

〇社内の上司や先輩と話すとき
　→ 土地勘が共通なので会話の土台が合っている
　→ 知っている店を紹介してくれる場合は逆に話に花が咲きやすい

といった感じです
大勢の会議のファシリテーターであっても、例えば誰か１人に「どこかおすすめあります？」と指定して聞くだけでも、他者が参戦してくれたりするのでかなり使えるテーマかと思っています

※この場合、困ったときに使うので上述のように本題との関連性は捨ててやってます…

ネタが思い浮かばなくて、アイスブレイクが苦手…

という方、一つお試しで使ってみては、と思います

以上です

アイスブレイクが絶必、とは思いません
雰囲気の良い会議が絶必、とも思いません（嫌だけど…）

ただ、場の空気をどれだけ柔和にして本題に集中できるか

ここだけを私はこだわっていきたいと思っています

是非、皆さんのアイスブレイクや会議へのこだわり・工夫があれば教えてください

了