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絵本作家のはたこうしろうさん

https://www.shogakukan.co.jp/books/09725104


はたこうしろうさんとの出会い


初めて朗読教室で練習した作品

「2平方メートルの世界で」


家族を思い、
病気と闘いながらも、
イキイキと自分の未来に向かって
生きている姿

入院生活や
リハビリ生活を過ごした時を
思い出しながら
病気との向き合い方は
年齢には関係ないって思わされた

だって
私はもっと、弱くて、絶望的だった

この作品を
朗読することで

生きること

今も病気と闘いながらも
誰かのために何かをしたい
前を向いて歩いている人を

想い、願い、応援することができた

ページをめくるたびに、
表情の変わる小学生の女の子

最後のページからは

明るい笑い声
小さな駆け足の音
空から降り注ぐ陽の光
足元の小さな花の輝き
宿題のノートが揺れるランドセル
いろんなイメージが広がり

主人公の女の子になった気持ちと
自分の気持ちが重なって
朗読を終えることができた。



初めてお会いできた はたさん




はたさんの小学生から高校までのお住まいの街で
素敵な講演会がありました♪


空とぶアヒル



あいにくの雨だったけど


元気な絵本たちにパワーをもらった!



優しい笑顔のはたさん


大好きな絵本をたくさん出版されているはたさん
いきいきとしている子供たち
光いっぱいの色彩
おもわず手にしてしまう
元気になる
見開きの大きな絵






「なつのいちにち」


表紙に飛び込む真っ青な空

少し色の違う青い美しい海

そして、
緑の夏草が茂る小道を少年が虫とり網を持って
駆け上がっていく

白い小道に少年と夏草の短い黒い影
暑い夏の昼下がりの強い日差しと
少年の熱い吐息を感じる



はたさんの絵本の空はとても明るくて
とても美しい

にごりがなく、爽快感がある


きっと

はたさんは
こんな「青」が好きなんだろうなぁ


そう思っていた


美しい青の空の秘密


「よくきれいな空の色ですねって言われるんですよ。

 ぼく、小さい頃、色盲検査で言われたんですが
 少し色がわからないんですよ
 
 だから、
 この絵の中で、どの色の下にはどの色があるとよい色に見えるのか?とか
 印刷したらどう映るのか?とか
 ちゃんと色を調整しているんです。

 それを見てくれた人が、きれいだなって思ってくれるのは、

 弱点を、逆に、強みにできてるな

 って思うんですよ。」


 !!!!!


「見えない障害」に悩んでいた自分が恥かしいくらい

普通に、
穏やかに、
優しく、

ご自分のことを
簡単にお話ししてくださいました


写真OKの講演会


1ページ1ページ
丁寧に
読んでくださったはたさんの朗読

絵本になる前の原画との比較に

はたさんの
細かな視点や想いを感じて

また
絵本を読み直してみたくなる






のこと
構成のこと

子どものころのこと

ワークショップのこと

芸術のこと

短い時間の中にも
はたさんから発信されるお話しは
とても
あたたかく、深いお話しでした


はたさんから会場に映像撮影許可がありましたので、

講演会の様子を後で何度も見直しては
感動を噛みしめることができました


はたさんが伝えてくれたこと



「色」って人の好みハッキリしているよね

絵を描くと
好きな色で描いてしまう
そうでない色は選びたくないもの

でも
色盲と言われた経験があった自分には
色を選んでいられない

調整して絵を描く
それが
絵を見たみんなから、
綺麗だって言われる
ハーモニーをつくる色が作れる

だから、
逆に色盲であることが
とてもストロングなことになっている

何か弱点があっても
やり続けていきたい

なんとかしようと思うことで
人からみたら、
そこが秀でてくることがいっぱいあると思う

芸術家の仕事って

固定観念を外す 覆す こと
こんな見方があるんだ 
こんなやり方があるんだ
ってことを、見せてあげることができる

失敗することはいっぱいあるけど
その中にすごく素晴らしいことがでてくる
新しい世界が見えてくる

自分の目で見て
自分の手で触って
自分で考えて
自分の心で感じて
自分で話せるように育てる

嘘がない世界
詩とか
絵くらいは
自由に描いてもいいやん

嘘じゃない本当に感じたことを表現する
自分で考えたことを表現することは
もし反対されたとしても間違えたことじゃない
大人になっても
自分の言葉で話せるようになる

そんなことを手伝ってあげられるとしたらいいな








はたさんからのメッセージ


素晴らしい講演に参加して
たくさんの方にこの講演会をお伝えしたく
はたさんにメールしました。


~~~~~~~~~
失語症の私は、言葉が頭から流れて消えてしまうことが多々あります。 短期記憶障害と言われていますが、大切に心に留めておきたい言葉も頭から消えていくのは、いつも、とても悲しくなるのです。 今回ははたさんから、撮影許可をくださったので、録音させていただきました。 何度も聞き直しては、感動を噛み締めています。ワークショップの映像や朗読のシーン、そして、色のことや本当に思ったことを表現するということ、 弱点を味方にして、得意なことにする‼︎ などなど、たくさんの方に伝えたいことがいっぱいです!
                         ~~~~~~~~~


***************
嬉しいコメントももらえて、ありがとうございます。こうやって感想をもらうとホッとして、行ってよかったなーと感じます。 失語症という問題を抱えてらっしゃるのですね。どういうものか詳しくは知りませんが、それが光となることがありますように。  はたこうしろう   *********



はたさんの絵本が私の光のひとつです。
こうして出会えたことに感謝でいっぱいです。
これからも素晴らしい作品をたくさんの方に届けてください。
ずっと、ずっと応援しております



今が一番幸せです


会いたいと思う人と、
実際に会うことができる幸せ

美しい想いや
温かいオーラ
その空間の波動

そんな
見えないけど、強く感じる信頼感や安心感

会ってよかった
幸せをまたもらいました

そんな、素敵な人との出会い

やっぱり、
今が一番幸せです


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