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飼い主の近況

眼鏡を、買い足した。正確には、仕事中に掛ける、ブルーライトカット眼鏡の2本目を、購入した。

眼鏡を掛けるだけで、なんとなく、仕事中の人間です。感が出るのと、自分が見ている世界に、フィルターが掛かって、丁度いい。(闇を感じる)

目の前に広がる世界が、大いなる好奇心と、曇りなき眼で、見つめるに値する世界か(もののけたちだけ)、それとも、近付きすぎて、いちいち、本物の自分が反応することのないように、遠巻きで、俯瞰するに限るか。

たいていは、後者だ。冷静さは、距離が、担保してくれる。正解は、鯖江の眼鏡だった。

愛亀が、乾燥エビを、飼い主の手から食べるようになった。愛亀の目の前に、乾燥エビを差し出すと、ゆっくり口を開けて、パクっと、食べてくれる。

もちろん、お気に召さないと、飼い主が乾燥エビを差し出す、すぐ横で、息継ぎする。「現在、飼い主を無視しています。」って、顔に書いてある。

すっぽり体が収まる、シェルターは、没収されたままで、車高制限に引っかかって、入庫できない、極小シェルターが、水槽に入っている。それでも、奇跡の入庫を信じて、日々、果敢にアタックを、続けている。

気付いたら、真夜中のシェルター大移動が、なくなった。飼育環境って、とても大事だと、気付かされた。部屋中のおもちゃに興奮して、よだれ垂らしてるくせに、ご飯食べない、1歳児と、同じだ。

そこで、飼い主の居住空間も、整えることにした。

北向きの玄関から、ガンガン運気カモンヌ。まずは、玄関に放り出された靴を、根こそぎ撤去して、パロサントを設置。空間浄化用に、ヒマラヤ岩塩もお取り寄せした。飽くなき開運への旅は、続く。(ヘッドライト~テールライト~、旅はまだ~終わら~ない~)

カウンセリングを受けることにした。物質的な依存(お酒やたばこ、ギャンブルとか)は、まったくないのに、対人依存症の可能性が高いと、言われたことがある。なにを隠そう、華麗なる恋愛遍歴(どこがやねん)にて、対人依存症は、ある程度、立証されている。

例えば、好きな人がいたとして、その人が、自分の親・兄弟・友人を殺めてしまっても、立ち直れない悲しみや怒りとは、全く別のところで、結局、彼のことを許してしまいそう。と、末恐ろしい分析を、してしまう。

絡まりまくった、自分という繭玉の糸を、ひとつずつ、ほどいていきたい、という純粋な好奇心と、メンタル心理カウンセラーの資格を取るための勉強の一環という、理由に突き動かされて、カウンセリングの予約を取った。

気付いたら、明日は、クリスマスイヴ。

残業代というクリスマスプレゼントをもらった帰り道に、セブンイレブンのチキンを買って、愛亀に見せびらかしながら、食べよっと。

1日でも早く、気兼ねなく、クリスマスパーティが開ける、そんな世界が、戻ることを祈りながら。

追伸:読んでくださる皆さまの、温かいコメントやスキのおかげで、飼い主は、クリスマスイヴまで、生き延びることができました。

皆さまの温かさのおかげで、愛亀水槽の水温が、いつもより、ちょっと高めです。

エビは、手で押さえて、食べるでし。の、愛亀。

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