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推しは「会社員」になった

使っては乾かしを繰り返して、数回使った後のタオル「このタオル腐ってる?」って思う時ない?

きっと誰しも一度は経験があるであろう、タオル腐乱問題を鋭く抉っていこうと意気込んだ矢先、推しの去就が分かりました。

推しは「会社員」になりました。プロ野球選手を引退して、未来ある若者と球団とを繋ぐスカウトに転身します。

現役を引退すれば、もうマウンドに立って、腕を振う姿は見れません。変わらず応援する気持ちになれるだろうか、もっと悲しみに暮れるだろうと思ってましたが、取り越し苦労だったようです。

もう成績に一喜一憂しなくて良いんだ…という気楽さが、全く無いと言えば、嘘になります。でも、スカウトは「裏方の中では比較的出役のポジション」だと思っています。今後の活躍が、大きな話題となって、耳に入ることを楽しみにしています。

別の記事でも書いていますが、社会には「順番」があると思っています。極論を言ってしまえば、生まれてから老いていくのも「順番」

今までは、自分よりも上の世代が担っていたはずの役割や立場を、気付けば同世代が担い始めている、それも「順番」だと思うのです。

自分よりも下の世代はどんどん増えていくけれど、上の世代は減っていきます。今まで関係なかった責任を、背負わなくてはいけない立場になるかもしれません。その「順番」が、新しい縁やタイミングとなり、人生の節目になるのだろうと思っています。

推しが、球団スカウトに見出されてプロ野球選手になったように、今度は自分と同じような存在を「見つける側」になる。それも素敵な「順番」だと思うし、その選択を心から応援します。

自分ではない、ましてや家族でもない、「オマエ誰だよ」みたいな立場ですけども、会ったこともないです、あ、でも横浜スタジアムで見かけたことはありますけど、そんな1人の人生に共感して勇気をもらい、「わたしも頑張ろう!」と思える、それも悪くないです。

推しは、わたしと同じ「会社員」になります。新しいことに挑戦すると言えば聞こえは良いけれど、悩み苦しみ、挫折もあるでしょう。自分の選択に後悔することもある、それを思い悩んで、頭の片隅から離れない時だってある。そんなこと誰しもあることなのだ、推しよ。強く生きよう。(オマエ誰だ)

これから訪れる多くの「順番」を、いつだって前向きに捉えられる人間で居たいものです。

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