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エッセイ#09 香水つけすぎ事件から学んだこと

私は、香水が好き。

きつい香りや、大量に香水をするのは苦手で、

髪が揺れた瞬間に、ふわっと香るかな?ってくらい、さりげなく香りを纏うのが好き。

そんな私なのですが、

先日、ものすごい集中して考え事をしながら、身支度をしていたら、香水をつけすぎてしまったようなのです。

「うわぁ、香水つけすぎた。」

とは思ったものの、

出かける予定があったので、シャワーを浴び直すわけにもいかず。

仕方あるまいと諦め、主人と車に乗り込むと、

「なんだよー、香水つけすぎだろーーー。」

と、車のウィンドウを開ける主人。笑

ここまでは、想定の範囲内だったのですが、

「この匂い苦手。」

という主人の一言が、とても意外でした。

なぜなら、この日私がしていたのは、彼が1番好きな香りの香水だったから。

私は、なるほどなーと思いました。

「好きな香り」も、適量を超えると
「苦手な匂い」になってしまうんだなと。

全てにおいて、
「ちょうど良さ」が大切なんだなーと。

どんなに美味しい食べ物も、お腹がいっぱいなのに食べ続けたら、美味しくなくなるし。

大好きな仕事でも、やりすぎると身体を壊したり、嫌いになっちゃったり。

人間関係もそう。

それぞれの人との間に、
それぞれ「ちょうど良い距離感」があって、

同じ相手でも「ちょうど良い距離感」を保てないと、ギクシャクしたりする。

逆に、苦手だと思っていた人も、ちょうど良い距離感を保てると、良い関係性を築けたりする。

だから、

自分の感覚を頼りに、
自分の「ちょうど良さ」を丁寧に確認していくこと、

その自分の「ちょうど良さ」に素直に過ごしていくって、とっても大事。

自分の世界を心地よい居場所にするために、
自分のことも、相手のことも尊重するために。

自分だけが知っている、
自分の「ちょうど良さ」を、
ちゃんと大切にできる私でいたいな、

あらためてそう思ったのでした。

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