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神奈川県出身。 都内の美術大学を卒業後、インテリアデコレーターとして働いたのち、現在ミ…

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神奈川県出身。 都内の美術大学を卒業後、インテリアデコレーターとして働いたのち、現在ミラノで細々と生活中。日伊二拠点生活が目標です。イタリア生活の中で起こる出来事やインテリアのことなど、色々と書きます。

最近の記事

【2021年4月渡航レポート】東京→ミラノ

4月20日(火)に東京からミラノに帰ってきました! 現在は14日の隔離も終え、日常生活に戻っています。 今回は下記二点の懸念がありながらの渡航でした。 ①日本国内の新型コロナウイルス感染拡大により、日本からイタリアの渡航が禁止されていた。 ②イタリアの滞在許可証(Permesso di soggiorno)の更新申請中 懸念点①に関しては、特別な事情−今回で言えば「イタリアに住んでおり帰伊するため。そしてそれを証明するもの(滞在許可証)を持っている。–があれば問題無

    • コロナ禍の一時帰国レポート ミラノ→東京・羽田編

      9月上旬、日本へ一時帰国をした。現在はミラノに再入国し、14日間の自主隔離生活を終え日常に戻っている。 もちろん、新型コロナウイルス感染の心配もあったが、諸事情により帰国をする必要があり、できる限りの万全の状態で一時帰国に挑んだ。 このような状況で海外を行き来することはなかなか無いのではと思い、せっかくなので記録に残そうと思う。(もう既に記憶が曖昧な部分もあるが…) 9月5日(土)7:00 ミラノ・リナーテ空港にて出国手続き開始 コツコツと溜めていたANAのマイルがこ

      • イタリアのハーブ薬局L’Erbolarioについて

        今日はイタリアのハーブ薬局「L’Erbolario(レルボラリオ)」について紹介したいと思う。 「L’Erbolario(レルボラリオ)」は、ミラノから少し南東に下ったLodi(ローディ)という街で、薬草学者であるFranco Bergamaschi(フランコ・ベルガマスキ)とその妻Daniela Villa(ダニエラ・ヴィッラ)によって1978年に創業された。二人は子供の頃からローディの田園地帯で日々を過ごす中で、代々受け継がれるハーブ(薬用植物)の分野に興味を持ち、情熱

        • イタリアとマスク

          新型コロナウイルス感染拡大により、マスク着用が必須となったイタリア。 日本では日常的にマスクを着用し外出することはなんら問題では無いが、欧米ではマスクを着用していると重症患者だと勘違いをされ、周囲を不安にさせてしまう。私も日本にいたときの習慣で当初は「スッピンだからマスクをしたい…」と思うこともあったが、まずこの国ではスッピンであること自体が全く問題無いので、街中で着用することは一切無かった。日本から念の為持ってきていた数枚のマスクも、抽斗の中で眠っていた。 このような事

        【2021年4月渡航レポート】東京→ミラノ

          外出禁止令解除後のミラノの風景

          イタリアは、新型コロナウイルス(Covid-19)感染拡大により発令された厳しい外出禁止令が5月18日(月)に解除された。解除後、すぐに第二波が来るのでは無いかと不安ではあったものの、なんとか現在も感染者数は下降傾向で死亡数も減少に向かっている。 イタリアのCovid-19感染状況 ※5月24日(日)18:00更新 治癒した人数:140,479人 / 現在の陽性者:56,594人 / 死者:32,785人 5月24日(日)は2月以降初めてCovid-19での死者が出なか

          外出禁止令解除後のミラノの風景

          ana luisa - アメリカのジュエリーブランド

          私はインターネットで世界中の様々なショップを見つけて楽しんでいる。そしてアイテムがとても気に入れば取り寄せている。(オンラインショップをあえて作らず、こちらからコンタクトを取らないと買うことができないショップなんかもあって楽しい。) せっかくなのでいろんなブランドをまとめてnoteに書いてみることにした。 この記事を読んで気に入った方はぜひ購入をしてみて欲しいと思う! 今回はアメリカのジュエリーブランド、ana luisaを紹介したいと思う。 ana luisaは地球

          ana luisa - アメリカのジュエリーブランド

          「なべつかみ」のシニョーラ

          自宅隔離で時間を持て余している中、ふと日記を読み返してみた。 私が住んでいる地区では週に三回MERCATO(市場)が開かれる。勿論現在はコロナウイルス渦によって行われていないが、いつも盛況で私も足を運ぶのが好きだった。 何が売られているかと言うと、食料品、衣服や服飾小物、日用品、雑貨などありとあらゆるものが売られている。曜日によって出店者が決まっているのか、毎週足を運ぶと同じ店員さんが似たような品物(もっと言えば同じ品物であるときもある)を売っている。また、地区によっ

          「なべつかみ」のシニョーラ

          隔離生活の中での小さな楽しいやりとり

          コロナウイルスによる自宅隔離も29日目。 外出ができないのが残念なくらい、外はとても気持ちの良い陽気で春らしい日が続いている。 イタリアのアパートはベランダも広い。私が以前住んでいたアパートでは、この時期には毎日隣人の男性が上裸で新聞を読みながら日焼けをしていた。 今の私の家は、大通り側と中庭側に二箇所ベランダがあり、今の季節は中庭側に陽の光がたくさん入ってくる。ふと思い立ち、昨日はそこに小椅子を置いてカフェを飲みながら本を読むことにした。 中庭を中心にコの字形に建物

          隔離生活の中での小さな楽しいやりとり

          イタリア隔離生活27日目

          コロナウイルスによる自宅隔離生活を始めて27日目。 否が応にも時間ができたので、この状況をnoteに記しておこうと思っていたが、あっという間にこんなに日数が経ってしまっていることに驚いた。 ご存知のとおり、イタリアはあっという間に状況が悪化し、続々と厳しい首相令が発令され、ざっくり言うと今は自宅近くで開いている店舗に生活必需品を買いに行く以外外に出ることはできない。少なくとも5月1日まではこの生活を続けなければならないと言われている。 ※自宅近くのスーパーと郵便局。入店

          イタリア隔離生活27日目

          イタリア生活で心地良いなと思うこと

          私がイタリアで生活している中で一番心地が良いなと思うところは、やはりイタリア人のその陽気な国民性とコミュニケーション能力の高さだ。 例えばアパートで偶然エレベーターが一緒になれば、まずは目を見て笑顔で挨拶。「Buongiorno(こんにちは)」「Ciao(カジュアルな挨拶)」。(同じアパートに住んでいると、顔を合わせることが多いのでCiaoでも良い場合が多い。) 私が住んでいるアパートのエレベーターは同時に別の階数を押すことができない。そのため階数が近い人から先に降りられ

          イタリア生活で心地良いなと思うこと

          ミラノで生活を始めて

          2019年11月6日(水)に成田空港から東京を経ち、ミラノで生活すること早二ヶ月が経とうとしていることに気付いた今日この頃。 イタリアでの生活は、日本で生活していたときの常識や価値観を覆される毎日でとても新鮮です。 日々の生活の中で気づいたことや驚いたこと、イタリア人ならではの考え方、価値観を自分の備忘録的に、もしくは少し興味があるよ〜って方に向けてNoteに書き連ねていくことにしました。 昨日より今日、今日より明日、たくさんの発見がありますように。

          ミラノで生活を始めて