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AIと会話してみたら面白かった

最近、ニュースで話題になったAIのChat GPTと会話をしてみました。

意外と、気軽に、誰でもできるということに、びっくりしました。
Googleにアクセスして、翻訳サービスを使うくらいの気軽さがあります。
ニュースでもちらっと聞いてはいましたが、具体的にはこちらのYouTubeを見て知りました。

実際のAIの活用シーンもあって、わかりやすかったです。
早速、試してみました。
YouTubeで紹介されていたリンクから、簡単なアドレス登録などをすると、すぐに使い始めることができました。
一番下にある枠で質問をすると、すぐにAIが返してくれます。

未来の予測をすることはできない

AIは、未来について警告してくれたり、このままいくとこうなるというような予言をしてくれるようなイメージを持っていましたが、残念ながら、AIは未来のことを予測することはできないようです。

もっと言うと、今日の天気も明日の天気も答えることができません。


2021年までの情報でしか答えられない


このAIは2021年までの情報しかインプットされていないようです。

AIの答えは優等生です

会話はとてもスムーズに返してくれます。文章はとても自然な日本語ですが、ある程度の型が決まった優等生の回答をしてきます。

どこかで聞いたことがあるような、優等生な正論を言ってくるケースが多かったです。
そういった意味では面白みに欠けますが、面白い話を求めると、それも返してくれました。

そのお話をここに張り付けようと思ったのですが、作業中に誤って×印を押して消してしまいました。
このあとの文章も続けづらくなって少しショックですが、こんな話でした。

三角形の女王というお話で、三角形が好きで、三角形の服を着て、三角形の国旗で、三角形のものを食べて、三角形でできた音楽を聴いていました。
あるとき、国を良くするために、四角形やまる印も取り入れようと思いました。
その結果、国が豊かになったというお話でした。
多様性を受け入れるという教訓が得られますという、つまらない落ちでした。

AIは人間の身体的感覚について認知できない

会話のやり取りが消えてしまったのですが、いろいろと聞いてみたところ、AIは、数多くの文書をインプットしており、その中から情報を取り出して、文章にすることができるようです。
一般的な情報や、機密情報までもインプットしているそうですが、法律の兼ね合いもあるので、一般的にオープンになっていない情報は教えることはできないのだそうです。
様々な文字情報をインプットし、言葉や単語の次に来る文章や単語のアルゴリズムを分析していった結果、自然な会話ができるようになったんだとか。

たとえば、リンゴについてはリンゴの植物としての情報や、料理の仕方や、人間がどのようにリンゴと関わるかといったところは表現できますが、人間がリンゴを手にした時の温度や重さ、口に含んだときの食感や味のイメージなどを認知することはできないそうです(誰かの文章から引っ張ってくることはできるでしょうが)。

AIと人間が協力することによって現れるより人間らしい暮らし

AIによって仕事がなくなるのか、AIが人類を支配する日は来るのか、税理士がAIと協力することによって新しくできるようになることはあるか、マイナンバーで監視社会になる危険性はないか、そうならないためにAIは何ができるのか、などなど、いろいろな質問をしてみました。

結局のところは、AIは多くの文字情報の中から答えを探し出してきたり、アルゴリズムを分析してこれまでとは違うイレギュラーな情報を検知して教えたり、といったところは得意としますが、それを人間社会でどう生かすかは人間自身の問題であるというところになるようです。

おそらく、電卓のようなイメージなのだと思います。
電卓の登場によって、人類は手計算から解放されました。
それによって、そろばんの需要は減ったのだとは思いますが、計算したその先の仕事は増えていったのだと思います。
AIも、膨大な文字情報の要約やアウトプットをしてくれる、高度な計算機のような存在なのでしょう。
ある程度の答えは返すけれど、ただ投げられた質問に答えるだけで、それをどう使うのかまでは教えてくれません。

AIに置き換えていいものと、置き換えられないもの。
AIを活用した先に、どんな生活の仕方や働き方になっていくのかについて、真剣に向き合って、今から動き出していかないと、これはまずいぞ、と思ったのでした。


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