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会員さまに聞いた本のこと Vol.1

「暑い!」
冒頭から叫んでしまいたくなるような気候ですね…
実際に外を歩いていると3分に1度はそう洩らしてしまいます。
こんにちは、co-ba hiroshimaスタッフです。

さて本日は、会員さまにご利用いただいている本棚の中から
「オススメの1冊」をご紹介いたします。
こちら随時更新予定です!

会員さまをつなぐ本棚

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co-ba hiroshimaでは会員さまにご利用いただいている本棚がございます。
こちらでは会員さまのお仕事にまつわるものや、興味がある分野の書籍
会員さまの人柄やスキルを紹介するカードを掲示し、会員さま間の会話やビジネスのきっかけとなる役割を果たしています。

このシリーズでは、そんな会員さまの本棚の中から「オススメの1冊」を
会員さまへのインタビューを通して紹介し、会員さまの中でどんなターニングポイントとなったのか紐解いて参ります。

本日のご登場は

本日、本を紹介していただくのはこちらの会員さまです!

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尾崎 香苗さん
株式会社FRASCO 代表取締役
未来を旅する編集会議 編集長
FMちゅーピー「あなたのまちの夢かなえラボ」出演中

「人と地域の幸せの化学反応を起こす」を掲げる株式会社FRASCOを立ち上げるきっかけになった1冊について語っていただきました!

『未来を旅するHIROSHIMA』

さてご紹介いただいた1冊がこちら

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『未来を旅する HIROSHIMA』
出版年月:2019年04月
著者:未来を旅する編集会議
発行:株式会社FRASCO

出版社:ザメディアジョン

観光であって、観光でない。
地域にディープに関わると、来た人も地域もエンパワーされる。
そんな旅のカタチを地域のチャレンジャーな若者や地域に関わる仕事人から紹介します。
自然やアート、景観の美しさと時間の余白、そしておしゃべり好きな若者達が揃えば、素直な気持ちに気づき、自然と自分と地域の未来に出会えます。

素敵なお写真とともに広島の里山の魅力がたくさん詰まった1冊を、尾崎さんに伺ったお話をもとにご紹介して参ります!

地域の魅力を形にする

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初の会員さまインタビュー記事とあって、
緊張のままお話がスタート。
優しく、そして分かりやすくお応えいただきました。

まずこの本はご自身の会社で出版されたもの。
出版を決意された経緯からお伺いしました。
その1つとして挙げられたのが、「ひろしま里山ウェーブ」との出会い。

広島県庁ひろしま里山ウェーブ
広島県の里山に「人財が集まる波を起こす」ことをめざし、地域貢献意欲を持つ首都圏のソーシャルな若者と中山間地域とのマッチングを図るプロジェクト。


「里山はのんびりとした不変のイメージを持たれがちですが、私が出会った方々は学びの意欲が強く、チャレンジ精神に溢れていてすごく素敵な方ばかりでした。そういった方々だからこそ知る、中山間地域や島の魅力を街と繋げたいと考えたんです。」

素敵な笑顔でそう語られる尾崎さんのお話にどんどん引き込まれていきます…
「それから旅のカタチを伝えたいと思い、魅力の詰まった1冊を作るために地域の仲間たちに呼びかけてクラウドファンディングの企画を作りました。
246人の方にご支援をいただき、出版にこぎつけたんです。」

という経緯を伺いながら、本を中身を見せていただきますと…

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特集されている地区ごとに、そこに住まう方々の素敵な表情が収められています。地区ごとに出版に携わられた方がガイドをしてくださるという方式。
地元ならではの魅力が鮮やかな写真とともに掲載されており、
観光で訪れた際のイメージが鮮明に浮かびます!
(綺麗!エモい!というのが私の1番の感想です笑)

定住、移住だけではない地方との関わり方

本が出版された経緯をお伺いしたところで、話題は地方の魅力をいかに伝えていくかに移ります。
キーワードとして印象的だったのが関係人口マイクロツーリズム。

関係人口
移住した「定住人口」でもなく、観光に来た「交流人口」でもない、地域や地域の人々と多様に関わる人々のことを指す。
マイクロツーリズム
自宅から1時間の移動圏内の「地元」で観光する近距離旅行の形態のこと。

「マイクロツーリズムという考え方がメジャーになることによって、観光や旅行に対する考え方が『非日常の体験』から日常の延長線上の『ちょっと良い日常』へと変化していると思います。」

これには首がちぎれるくらい頷いてしまいました…
県をまたいだ長距離の移動は未だ難しい、その裏返しとして旅行のニーズは上がるはず。
思わずマイクロツーリズムをメモしてしまいました笑

「また関係人口の繋がりは広島県内や瀬戸内地域に留まらず、魅力を発信していただくことに繋がります。」

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そう言って開いてくださったのが『未来を旅するHIROSHIMA』中の
東京で広島に出会えるスポットのページ。
飲食店だけでなく、移住の窓口もあるとは驚きです!

「人と地域の幸せの化学反応を起こす」

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最後に今後のFRASCOさんのお仕事についてもお話くださいました。

「FRASCOは『人と地域の幸せの化学反応を起こす』というミッションを掲げています。その想いを表すために実験などで使うフラスコというネーミングになっています。今後も観光と関係人口創出を手法として地域の魅力を届けていきたいと思います!」

お話を伺ったのは1時間にも満たない時間でしたが、中山間と瀬戸内地域の魅力が伝わり、実際に足を運んでみたいと思わされるお話でした。

「あ!言い忘れてました!
この本を出版するタイミングで独立することを決めていたのですが、co-baさんのスタートと重なったこともあり、公開での編集会議はco-baさんで行ったんですよ!」

(強引にco-baの名前を入れてくれた!笑)

分かりやすく、そして最後にco-baのお話まで入れてくださるお気遣いをいただいた尾崎さん。
本当にありがとうございました!
広島の里山の魅力が詰まった1冊『未来を旅するHIROSHIMA』
ぜひ1度手に取り「ちょっと良い日常」を求めて足を伸ばしてみてはいかがでしょうか?

コワーキングスペースを詳しく知りたい!

今回はco-ba hiroshimaにある本棚の中から、会員さま「オススメの1冊」をご紹介しました。
こちら会員さまへのインタビュー記事は随時更新予定です!
お楽しみに!
会員さま間の会話のきっかけにもなっている、個性が現れる本棚を
足をお運びいただいた際はぜひご覧ください!

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