言葉が変われば人生が変わるのか
TCS認定コーチのウスイです。
突然ですが、言霊って信じてますか?
僕は信じていて、言葉を変えることは、風が吹けば桶屋が儲かる的に自分の人生を言葉の通りに持っていってくれるものだ、と思ってます。
振り返ってみれば自分が使ってきた言葉の通りに、自分は人生を生きてきてますからね。
それに、目に見える、科学の世界だけで世の中が説明しきれるとも思えないですし、何かしら、目に見えない力というのはやっぱり働いているのかなと。
ただ、そうなるとです。
「言葉をポジティブにしていればいいのだ」とばかりに、
・自分はできる
・自分はすごい
・ツイてる
的な、自己暗示をかけていればそうなるのかといえば、これはならない。
なぜなら、この言葉の裏側はこう言っていることが多いからだ。
(でも、本当はできないんだよな)
(でも、実は全然すごくはないんだよな)
(実際はついてないけど)
と。
現実との乖離に苦しみ、言葉こそ前向きだし、実際自分でも気づかないレベルで心理的には逆のことを考えている。
そうなってしまうと、どうしても言葉に魂は宿らない。
じゃあどうするのか。
真剣に演技をすること。すなわちなりきること。
そして、現実とのギャップをひたすら埋める行動をしまくることだ。
ツイてる人は、なんでもないときにわざわざ「ついてるツイてる」と連呼しないし、ツイートもしない。
むしろ、ツイてるのだから、その出来事に感謝の念を持っているはずだ。
自分以外の影響力のおかげで、その現実がある、ことをわかっているから。
だから、口癖は「ツイてる」じゃなくて、「ありがとう」のはず。
真剣にそうなっている自分になりきることを考えて、言葉と行動を合わせていく。
とはいえ、現実問題として頭でわかっていることと実際にやってみることの間にはギャップがある。
そのギャップを埋めるためにまた考えてやってみる。
それを、習慣・クセになるまでやることだろう。
ポジティブになろう
と言って、なんでも表面的に言葉だけを変えていたところで、魂は宿らない。
むしろ、言霊とは、魂が先にあり、そっちに引っ張られるといってもいい。
魂から出る言葉だけが、現実をつくる力を持っている。
そして、言葉を変えるだけなく、行動を一致させていくことが必要なのだ。
極端な話だが、「試験に受かる」と言っていたところで、試験のための勉強をしてなかったら受からないのと同じだ。
楽なほうに逃げる方便として、「言霊」は機能しないし、むしろ、言霊を信じるというのは、とても厳しい態度なのだ。
それだけ、言葉とは本来重たいのだ。
言葉を武器にするコーチとは、本当に重たい職なのだと、書いていて改めて思わされるほどに。
言葉は現実を創る。
だからこそ、魂を磨くこと。
魂を磨くとは、言葉と行動を一致させていくこと。
簡単なことじゃない。一瞬でできるようなものじゃない。
中長期の視点をもって、なりきって、やりきることが大切なこと。
あなたの目標は、そんな魂の言葉から作られるときに現実化するんじゃないだろうか。
TCS認定コーチ。企業でがんばる主体的サラリーマンを応援する者です。