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【細野さんへ:180ページ目】一隅を照らす


現職場での最終出勤、お疲れさまでした!
新たな門出応援しています🎉


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人の幸せを私が勝手に悩んだり心配したりする必要はないんだなと実感した瞬間でした。

自分は特にコロナによる弊害もなく、むしろプラスな変化ばかりを受け取ったことを表現することに、私はどうしても後ろめたさを感じてしまうときがあるのですが
だからと言って閉じてしまおうとするのではなくて、だったら自分に何ができるかを考えられるようになりたいと思いました。

細野さんが前回言っていたことで、この2つが印象的でした。

この捉え方は、アドラー心理学でいうところのまさに「課題の分離」ですね。他人の課題(幸せかどうか)に踏み込まない。他人がどうであろうと、自分にできることを考える。

とても建設的で、こういった姿勢が全体の幸福を増やしていくんだろうなと感じた文でした。


僕は以前、こんな風に考えていた時期があります。

自分に何ができるのか。あんな人にも貢献したい、こんな人にも貢献したい。もっと大きなこともしなきゃ。あそこの人達も見捨ててはいけない。

そう言いながら、何も出来ていない自分にがっかりしたこともしばしば…。正直、結構苦しかったんです。あと、尊大だったなぁと思います。

そんなとき、ある言葉に出逢ったのです。


一隅を照らす

天台宗の開祖、最澄の言葉。
「一人ひとりが自分のいる場所で、自らが光となり周りを照らしていくことこそ、私たちの本来の役目であり、それが積み重なることで世の中がつくられる」


社会全体を照らさなくてもいい。むしろそんなことはできない。
それよりも自分のいる場所を少しでも明るくすること。そういう人が増えれば、社会全体は明るくなる。

そんな意味だと捉えました。

僕はこの言葉を聞いたとき、ふっと心が軽くなる感覚を覚えました。

「そうか、自分は自分が最もできること、やりたいと思うことだけに集中していけばいいんだ。」


そこから、自分のやりたいことがはっきりしたように思います。
他の部分は他の人に任せます。自分は、自分ができる範囲で最善を尽くします。

そんな風に考えて、ここまで自分ができることをやり通してきました。

この交換日記もそのひとつです。


何気ないひとつの言葉や考えが、誰かの心を軽くしたり何かをはじめるきっかけになったりしたらいいなぁと思いながら、毎回文章を書いてきました。

そんな交換日記も、いよいよラスト20回です。

少しでも誰かの、何かのきっかけになったらいいなと思いながら、最後までやり抜いていきましょう^^



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このマガジンは、研修会社で営業に励む20代女子(ネズミ年)と、フリーランスのキャリアコーチ(ネズミ年)が、世代の壁を越えて「仕事や会社やキャリア」について意見交換をする交換日記です。



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