見出し画像

利己より利他がいいって本当?


自己啓発書とかを読むと、

「利己的であるより、利他的でありなさい」

「利他的な人が成功する」

という表現をよく目にします。


確かに、仕事は他人のためにするわけで、

その為には利他的な心を持った方が

うまくいくのかもしれません。


だけど、利他に全振りしていいんでしょうか?


今日は利己と利他について、考えてみます。



自分のことは我慢?


「利他的に生きる」と聞くと、

自分のことは我慢して

他人のために尽くしなさい、

と言っているようにも聴こえます。


マザーテレサのように。

(マザーテレサがそうだったかは知らない)



確かに理想論的にはそうかもしれないけど、

そこから考えてしまうと

息が詰まってしまう、というのも事実。



会社から「結果出せ!結果出せ!」と

言われて辛い、、、

自分を押し殺して、求められるがままに

動いた方がいいのか?

という目線もあるでしょう。


自分を苦しくしてしまう考え方なんて、

ポイっとしちゃった方がいい。


僕はそう思います。



じゃあ利己に振り切る?


じゃあ利己に振り切った方がいいのか?

ちょっとイメージしてみましょう。


例えば僕が、

「自分が幸せになりたいからコーチングやってます!だから、コーチング受けてー!!!」

と言ってきたらどうでしょう。


・・・・ウザいですよね。笑


人はなんのために買い物をするのか。


100%自分のためです!!!


自分にとってのメリットを

何も感じられない商品を買うほど、

人はお人好しではありません。



また、社長がこんな風に言ってたらどうでしょう。


「お金持ちになるために会社つくりました!

 誰か、俺をお金持ちにするために

 一緒に働いてくれー!」


こんな会社、入りたくないですね。笑


利己に振り切るのも、違うようです。



それぞれが適するシチュエーション


ここまで書いてみて、気づきました。

両方必要だ!(なんという結論…)


ただ、それぞれが適するシチュエーションがあるんです。


利己が向くのは「なぜやるか」を考えるとき。


働く理由が、

「お金持ちになりたい」でも、

「好きだから」でも、

いいわけです。


みんな究極、

自分が幸せになるために働いてるんだから。


むしろここが利他で染まってしまうと、

自分が置いてけぼりになって

苦しくなっちゃうわけです。


全然興味のない人が

利他の心でボランティアをやっても、

続きません。


「なぜ」がない行為を、

人間は続けられないからです。


徹底的に利己的に考えた方が、

結果的にモチベーションが続くのです。




一方、「何をやるか」「どうやるか」を考えるとき。

ここは利他的に考えるのがよさそうです。


なぜなら、誰も欲しがらない商品を

誰も興味が持てない方法で提供されても、

誰も買わないからです。


ここは、顧客心理を知る。

どうしたら、顧客に役立てるのかを徹底的に考える。


まさに利他の心。

これが必要になるわけです。



つまり、利己も利他もどちらも大事。

だけど使うシチュエーションを間違えると、

うまくいかない理由になってしまう。


そういうことだったんですね。



あなたは今、どんな課題を抱えていますか?


その課題には、利己と利他、

どちらの心で向き合うといいでしょうか?


ぜひ、内省する際のヒントにしてみてください。


山崎 将吾



■お知らせ■

🌟ライフキャリア山崎公式LINE

【URL】https://lin.ee/3Tdq6ifjj
【ID検索】@691arjso

●友達追加特典●
【動画】
「今の会社に一生いるつもりはないけど、どうしたらいいか分からない」あなたでも、本当にやりたいことが見つかる方法教えます。(10分33秒)

https://yshogo64.wixsite.com/lifecareer


🌟Facebookオンラインサロン「内的キャリア勉強会」
自分の価値観をベースにキャリアをデザインしていく方法について、月10本ほどの記事配信とLIVE講座などを行っています。

キャリアについてじっくり考えたい方は、こちらからぜひ!

https://www.facebook.com/groups/3942577989158184

最後まで読んでいただきありがとうございました! 人気記事などは下記から確認できます。 【自己紹介とサイトマップ】 https://note.com/coachingmasaki/n/n97dced68772d