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【[CARA Column#1]美しさは内側から外側へ伝わる】

こんにちは。コーチのカーラです。

美×コーチングをテーマにこれから記事を投稿していきます。

第1回は、美しさが内側(内面)から外側(外面)へ伝わる仕組みを実際に行われた実験結果も交えながら解説したいと思います。

□目次
1)表情は人の魅力を評価する手段である
2)自己イメージを高めることが大切

1)表情は人の魅力を評価する手段である

こちらの写真をご覧ください。

画像1

一見全て同じ写真に見えますが、実は少しずつ違います。

皆さんはどの写真が一番魅力的に見えますか?

これはスウェーデンの大学で行われた実験で、25名の参加者に3枚ずつ写真を撮りました。

そして49名の男性を集めてどの写真が一番魅力的に見えるかを評価してもらいました。

教授は写真撮影の際、
「写真ごとに別の服を着てもらいますが、表情は全て同じにしてください」と指示しました。

Aの写真はモデル本人が最も魅力的だと思っているお気に入りの服、
Bの写真は一番楽な服、
C は一番微妙だと思う服、


を着て撮影をしました。

そして驚くべきことに男性たちは
Aの魅力的な服を着ている女性の写真だけを一番魅力的だと評価しました。

体型や服は見せていないにも関わらずです。

Aの写真と他の写真との差は表情に「自信」があるかどうかでした。

2)自己イメージを高めることが大切

モデル達は写真撮影の際、同じ表情を浮かべていても魅力的な服を着て撮った写真にはどこか自信に満ちた様子が表れていたそうです。

人は自信に満ちているときは自然で柔らかい表情になります。

私たちも服装によって気持ちや表情、姿勢に影響がでることがあります。
例えば着物や浴衣を着た時には自然と背筋が伸び、所作に変化が表れます。

また、大事なデートの時には、きっとお気に入りの服を着ていくでしょう。反対にあまり気に入っていない服装で行ってしまうと、この格好で良かったのかと終始不安できっとそれは表情に出てしまうでしょう。

内面と外面は深くつながっており、お互いに作用します。

今回は、外面から内面を高めるアプローチについて紹介しましたが、

より大切なのは、”自己イメージ”を高く持つことです。


服によっても自分のイメージを高めることもできますが、コーチングでは、
自己イメージはセルフトーク(自分自身への語り掛け)によって作られていると教えています。

人は1日に数万回セルフトークをしていると言われていますが、

ぜひ自分を認めたり、褒め讃えたり、評価する言葉を語り掛けてほしいと思います。

1日に1回でも、
「私は素敵だ。お気に入りの服に包まれて幸せで魅力的だ。」
と語りかける人は、より高い自己イメージになっていくでしょう。

シャイな方も多いかもしれませんが、ぜひ内面の”美しさ”のために習慣化してほしいと思います。

[執筆]CARA(Coaching4U認定コーチ補)、nailsalon Aireオーナー/[監修]渡邊佑(Coaching4U代表・苫米地式コーチ・TICE式コーチ)

参考論文*Lõhmus, Mare, et al. “Dress for Success: Human Facial Expressions Are Important Signals of Emotions.” Annales Zoologici Fennici, vol. 46, no. 1, 2009, pp. 75–80.


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