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チャンクダウンとチャンクアップ

皆さん、こんにちは!
この度は、noteをご覧いただきありがとうございます。

前回、前々回に引き続き、因数分解のお話です。

因数分解をする前のかたまりのことを【チャンク
因数分解をすることで、
細かく分解をすることを【チャンクダウン
逆に細かく分解されたものを
まとめていくことを【チャンクアップ

前回までの因数分解論
チャンクダウン】がメインです。

クライアントの抱えている
悩みや課題のかたまり【チャンク】を
因数分解【チャンクダウン】していくことで、
クライアントは悩みや課題が明確化し、
次の行動に移るきっかけができます。
悩みや課題が細かくなり、明確化するので、
具体的な行動に移しやすいということです。

ただ、細かくなりすぎることで
逆に何で悩んでいたのかわからない
という状態にもなります。

その場合は、因数分解【チャンクダウン】で
細かくしたものを、改めてグループ化して
整理しやすくすること。
これが【チャンクアップ】になります。

前回から「勉強」をテーマにしていますが、
クライアントに対して【傾聴】をすることで、
「勉強」が「授業」、「宿題」、「テスト」に
分かれたとしましょう。

さらにそこからそれぞれが細かく分かれます。

例えば「授業」が、
「教科書を読む」「自分で解いてみる」
「予習する」「復習する」「質問する」などに
分かれます。
「宿題」や「テスト」も分かれたとしましょう。

この段階で、クライアントが何をすればいいか
が見えてこれば、それでOKです。
ただ、この段階でクライアントが
いっぱいありすぎて、
どうしたらいいのか見えなくなることもあります。

その時に、新しいグループにまとめてみる

例えば、「予習をする」「復習をする」は
「自分のこと」にまとめる。
「質問する」は「学校のこと」にまとめる。
というようにしていきます。

クライアントとセッションをしていきながら、
クライアントが見えていない違う視点を
提供することもコーチには必要な役割です。
そこから何を選択して、行動していくのかは、
クライアント次第です。

ここまでの3回で、
クライアントの悩みをクリアリングする
一つの技法として、因数分解論チャンクについて
をお伝えしてきました!
次回は、これを自分に使うセルフコーチング
パターンをお伝えしていきます!

次回の配信も楽しみにお待ちください!
ありがとうございました!

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