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ふざけた先輩に教えてもらったわたしのアイデンティティー

ライティングゼミの課題記事、何とか書き終えました。
ふぅ、危なかった。

課題文章を書きながら
新入社員時代の先輩とのやりとりを
ふと思い出していました。

あえて自慢することではないんですが、
(いや、本当に)

新社会人になりたての頃、
驚くほど仕事ができなくて。
(仕事ができるとは何か? の定義はここでは割愛します)

自分でも打ちのめされました。

こんな初歩の初歩のタスクも満足に出来ないのか、と。

ちがう。こんなはずじゃなかった。
想像していたバラ色の会社員ライフとは似ても似つかない。
完全にマイナススタート……

そんなことが脳裏に敷き詰められていて苦しかったけれど、
このままじゃいかん!というのも分かっていて、
前向きな一歩をなんとか踏み出さねばともがいていました。

当時、同じチームに
いつもふざけている先輩がいました。
あの頃で30代後半くらいだったのかな。

いや、ふざけている、をもっと正しく言うと、
一見いつもふざけた雰囲気に見せかけて
絶妙な話芸で上司も後輩も和ませ
空気を読んでいないようで
実は誰よりも読んで即座に対応できる
ムードメーカー的存在。

もしかしたらチームの誰よりも
賢くスマートだったのかもしれない。

さりげなく何人かを飲みに誘って気分転換してくれたりと
個人的にはいつもその先輩の存在には
心救われていました。

その先輩にね、あるとき言われたんです。

「え? 彼氏いるの? 嘘でしょ? その落ち込みよう、彼氏いる人のものじゃないよ。彼氏いるんだったらもっと幸せそうにしてるもんじゃないの?」 

と、指さして大笑いされながら。笑

この時の脳内トークはきっとこんな感じだったな ↓↓ 

いやいや、彼氏がいたら「ま、仕事できなくてもいいか♡ 週末は彼に会えるし♡」とでもマインド転換できる女子がほとんどだとでもいうんかい。そんなわけあるかい。もし100歩譲ってそうだったとしたら、わたしは残念ながら、それはそれ、これはこれタイプだし。(どんなタイプやねん)いや、むしろ恋愛よりも仕事に対するアイデンティティの方に、はるかに重きを置いているタイプやし。

たぶん、伊予弁を巧みに交えつつ 心の中でそっと呟いてたと思うんですよ、当時。

久しぶりにこの時の脳内トークを思い出していて、

もしかしたら気づかないうちに、
仕事が出来るとか
あるいは仕事で成果をあげることに
わたしは固執しすぎていたというか、
かなりの重心を傾けていたのかもしれない。

仕事の出来不出来が
イコールわたしのアイデンティティーでもあるかのように
長い間 思い込んできたのかもしれない。

と、ふと気づきました。

それが良いとか悪いとかいう話ではなくて、
ただただ、「あぁ、そうだったのかもしれないねぇ」と
感じるかんじ。

長いことわたしのことを見てきてくれた人からすれば、
「え? 今更そんなこと気づいたん? 知らんかったん?」と
突っ込まれそうですけれど←

自分のことは自分で意外と分かっていないとは
こういうことなのかもしれないですね、きっと。

分かったつもりになっていることも
案外多いもの。

あと、自分でもちょっと面白いなと思ったのは、

仕事が思うようにできなくてもがいていた時代から
仕事に対する強烈な欲やアイデンティティが
そうとう強かったんじゃないか、ということ。

いや、出来ないからこそ、
さらに強くなったのかもしれないのか。

その後、
じわりじわりと自分なりに自信を持てるようになると
今度はそれを失うことに恐怖し、
一度完全に手放してみるとまた渇望するようになり。

なんだかこうやって書いてくると
これ、麻薬みたいじゃないかーー


このアイデンティティを握りしめるようになった背景や所以は
ゆっくりこのあと糸を辿ればまた見えてきそうですが、
今日はこの辺で。

しかし、
自分が何を大切にしているか(握りしめているか)が
体感として分かれば、
本当に望めば
行動で変えていくことができるから。

分かることがスタートだから。

育休という名のサバティカルタイム中に
これまた大きな掘り出し物を見つけちゃいました。



あのときの先輩は
今も引き続きご活躍なんだろうか。

過去の捉えなおしについて
これまでに何本か記事でも書いてきましたが、
視点が増えると見える世界も変わってくるから。

これだから
コーチングも
セルフトークのアップデートも
もうやめられないですね。


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