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古民家でご飯『梅里』で、会話や人前で話す事に悩んでいるすべての人に(私の部下が習得して話が上手いと言われるまでに成長するコツを本気でこっそり考察)

どうしても桜島と黒豚しゃぶしゃぶを満喫したくなって、鹿児島まで遠征しました。指宿で砂風呂を体験した帰りに、とても混雑している古民家を再利用した大変こだわった『篤姫御膳』が人気の素敵なお店に行きましたのでそこで考察します。ここは予約出来ないお店で行列必死なので念のためご注意を!

「話がわかりやすい人」と「話がわかりやすくない人」がいるが、なぜ話のわかりやすい人と、わかりにくい人がいるのか?を考察してみた。「生まれつき?」「訓練が必要?」よく言われる左の2つは全く関係ない。驚きの答えは『準備と型』だと言う事がわかっている。それを後半でわかりやすく読み解くので、しっかりと会話の基本を押さえておきたい。

巷には色々と「話し方講座」があふれているが、細かいテクニックよりも、「相手の立場にたって自分の話を組み立てる」ということをベースに考えている人の話がわかりやすい。ということである。念のため前提を揃えたいので、以下の基本の8項目は押さえておきたい。これを知らないと先に行けないので悪しからず。

1. 「結論」から話すか?、「過程」から話すか?

例 「今日のお客さんAの反応どうだった?」と聞かれたとき、話のわかりやすい人は「解決しました!」「今回は根深いです。一回では終わりませんでした。」と結論から話します。
話のわかりにくい人は、「最初に○○の話をされまして、、Aさんが結構拘りの強い人だとわかりました。というのも…。そして…」と、過程を1つ1つ述べます。 小説や映画など、「過程」を楽しむ場合は敢えて一部分を論点として感情を伝えるのは問題ないですが、これは「わかりやすい話」ではありませんね。話は結論からはじめましょう。

2. 「具体的」に話すか?、「抽象的」に話すか?

例 「仕事と作業の分解は終わった?優先順位見せてくれる?」と質問されたとき話のわかりやすい人は「まず、仕事と作業に色分けしたスケジュールをレポートします。それらの中の仕事について具体的に今週の目的とゴールをイメージしているのでお伝えします。」ってわかりやすさを引き立たせます。要は具体的に回答するのがポイント。
話のわかりにくい人は、「早くやらなくちゃいけない仕事や、大事な仕事の優先度を高めなきゃって思ってるんですけど、結局優先順位は相手の求めてるところに起因しますから、確定ではないんだろうと思ってます。」と回答します。 これは「相手の求めているものに対する回答と言うより、仕事と作業を分けようと思ったんだけどから先の感情が報告の内容になっているんです。」中身が判然とせず、話が感情だったり抽象的でよくわかりません。話は求められている問いに対する回答を具体的にしましょう。

3. 「聞かれたこと」を話すか?、「自分が話したいこと」を話すか?


例 「今日はどのお客さんに行った?」と聞かれたとき話のわかりやすい人は「A社、B社、C社を回りました。具体的な報告もさせていただいてよろしいでしょうか?」とだけ、簡潔に答えます
話のわかりにくい人は「A社はすごい話が盛り上がりまして、良かったです。B社は担当者が不在で、連絡先を教えてもらって、やっと捕まえました…」と、聞かれていない部分についての話が長いです。 会話としては悪くないのですが、話のわかりやすさは今ひとつです。話は「聞かれたこと」を簡潔に答えましょう。相手が知りたいことがはっきりしている自信があれば、それを+αとして付け加えるのもいいでしょう。

4.「相手の反応を見て言葉を変えるか、「一律の表現を使う」か


専門用語を使いたいとき 話のわかりやすい人は、専門用語を出して聞き手の顔が曇ったら、次から専門用語ではない言葉を使います。逆に、相手がその用語を理解しているようであれば、積極的に使ってみます。このように、リアルタイムに言葉を変化させます。
話のわかりにくい人は、相手によらず、一律の言葉、一律の表現を使います。 話すというのは当然ひとつのコミュニケーションですから、言葉以外の要素も加味したいところです。話は聞き手の反応を見て、言葉を変えながらしましょう

5. 「全体から入る」か、「詳細から入る」か


例 「将棋」を知らない人に将棋のやり方を伝えるとき話のわかりやすい人はまず「2人でやるゲーム」「コマを動かして、相手の王様を取れば勝ち」という最も大きなルールを相手に伝えます。次いで、「駒の種類」「最初の駒の並べ方」「駒の動かし方」「駒のとり方」「取った駒の使い方」といった具合に、全体から詳細へと順番に説明を行います
話のわかりにくい人は、いきなり「駒の動かし方」や「成(なり)のルール」から説明したり、あるいは「反則」についての説明を入れてしまったりと、詳細から、構造を意識しないで話します。 理解に役立つイメージの共有は、やはり全体像から説明されることで可能になります。話は全体から入るようにしましょう。

6.「相手の理解のスピードにあわせる」か、「自分のペースで」か


例 「インターネットとは何か?」を、幼稚園くらいの子どもに説明するとき、話のわかりやすい人は「コンピューターってわかる?」からはじめます。子供が「お家にあるパソコン」とか、「学校で見たキーボードのついている機械」、「スマートフォン」などを想像したら、次に「じゃあ、コンピューター同士って、つながってるよね?」と、メールなどの事例を挙げて伝えます。それが相手にわかったら、最後に「そういうコンピューター同士のつながったものを“インターネット”って呼ぶんだよ」と伝えます。
話のわかりにくい人は「コンピューターがつながったものをインターネットって呼ぶ」と、相手の理解の速度を考えません。相手は複数のことを同時に理解しなければならないので、話についていくだけで大変です。 途中で相手の理解を確かめるために、「ここまでは大丈夫?」などと聞くのも大切な共有ですね。話は相手の理解スピードに合わせてしましょう。

7. 「こそあど言葉」を避けるか、「こそあど言葉」を多用するか


例 申請書を部長に渡してほしいとき
話のわかりやすい人は手抜きをせず「申請書を部長に渡しておいて」と言うでしょう。
話の分かりにくい人は「これをあの人に渡しておいて」と言います。状況をかなり共有できていない限り、「これ」「あの」が何だかわかりません。 「こそあど言葉」とは、「これ」「それ」「あれ」「どれ」に代表されるような指示代名詞の総称で、便利ではありますが、話はなるべく「こそあど言葉」を避けてするのがいいでしょう。

8. 「脱線」するか、しないか


例 システムトラブルが起きた際に、役割分担についての話をするとき
話のわかりやすい人は「ある話題」がきちんと終わってから「次の話題」に移ります。
話のわかりにくい人は「役割分担」を相談している最中に突然、「あ、次のユーザーテストはいつでしたっけ?」と、本来「役割分担」をした上でするべき話題を持ち出すことがあります。
話が脱線すると、そもそも何の話をしていたかについて立ち返ることが必要になり、時間もロスします。1つの会話を終わらせてから、次の会話をはじめるようにしましょう。

「話し方が変わると人が動いてくれる」ことを知っているか?

話し方や伝え方によって、周囲の人の動きが変わり、仕事の結果も変わってくる。
話す相手は「人」ですから、話し方を変えると、人間関係も変わります。特に、人を動かし、人を育てるのが仕事の経営者やリーダーにとって、話が正しく伝わらないことによるトラブルを話の型を持つ事で避けられるのは、非常に大きいと思います。

人に動いてもらえる話し方の基本型

「ビジネスで成功する話し方の基本を押さえる」から、文字どおりの「基本」を抜き出してみましょう。

文章の基本としての「起」「承」「転」「結」という型はよく知られていますが、同じようにスピーチにも型がある。スピーチは「序論」「本論」「序論」で構成されており、その型を身につけることによって、人前であがることなく、気持ちよくスピーチできるようになる。これは本当に大事!

1つ目の序論はスピーチの入り口で、「いまからなにを話すか」を紹介する導入部。伝えたい目的は3つまでが原則ですが、1つや2つでも問題はないそうです。あくまでも目的は、スムーズに本論へとつなげていくこと。

本論ではスピーチのなかでいちばん伝えたい項目を3つ考えてみることが大切。4つ以上ある場合は、優先順位をつけて捨てる勇気を持ち、伝えたい順にスムーズな展開のストーリーを考える。

そして最後の序論では、ここまで伝えてきた内容の総まとめとして、いちばん伝えたいことを再度繰り返します。ラストを感謝の言葉で締めれば、最高のスピーチになります

なお1つ目の序論の目的だけではなく、「序論・本論・序論」の型においても、本当に伝えたい目的は3つまでというルールがある。理由はシンプルで、人間が覚えられる数は3つ程度だから。話し手はもちろんのこと、聞き手も3つだと覚えやすいわけです。それだけでなく、話の軸がわかりやすく、脱線しても修正しやすいことも利点。本番で1つや2つ目的を話し忘れたとしても、軸さえしっかりしていれば問題なくスピーチできるということです。

もうひとつのポイントは、文章ではなく「キーワード」で覚えること。文章は書き言葉であって話し言葉ではないため、原稿を暗記すると感情が伝わりにくくなるという考え方です。そこで、各項目に3つの目的を考え、キーワードだけ覚える癖をつけるキーワードに関連する話ができるようにトレーニングすれば、必ずスピーチの達人になる。

会話は後攻を選べば楽になる


目の前に相手がいると焦ってしまい、つい自分から先に話し出してしまいがち。しかし話し上手になるためのコツは、あえて後攻を選ぶことなのだといいます。後攻を選択し、聞き上手になればいいということ。

なお聞き上手になるポイントは、「いかに相手に気持ちよく話をさせるか」。具体的には、「へえ~」「ほお~」「なるほど」と3つのあいづちを使い分けることにより、会話にリズムが生まれて相手は気持ちよくなることに。その結果、先行した話では、5割増しで話しやすくなるのだとか。

そして後攻になった自分は、いつでも話ができる態勢をつくっておくことが大切。相手の話には、必ずなんらかのキーワードが散りばめられているもの。そこで、どんなキーワードでも拾い、話を広げるか、深掘りするかを決めるべきだというのです。ちなみに、まったく興味のない話であった場合は、「生徒戦略」を使うと効果的だといいます。つまりは、相手から指導してもらうということ。人は基本的に教えることが好きで、しかも自分の知識を聞いてもらえるのはうれしいからです。

もし、話を聞いているとき共通点が見つかったとしたら、それは努力することなく会話を続けるチャンス。また苦手なことやコンプレックスなどで共通点があれば、相手は「何だ、私と同じだな」と感じ、双方のパーソナルスペース(他人に近づかれると不快に感じる空間)は急速に近くなることに。そのため、会話が一気に盛り上がっていくというわけです。

人は共感されるとうれしくなり、人間関係が深まっていくもの

話をブレさせないためにも目的を持つ

会話、スピーチ、そしてコミュニケーションのすべては「話し方」で決まるもの。そして、話し方やスピーチが苦手な人を数多く見てきた結果、彼らには共通点があることに著者は気づいたのだそうです。それは、常に「自分」が主語になっていて、「他人からどう見られているか」という意識がとても強いということ。

だから話している最中にも、自分のことばかり考えてしまうことになる。常に自分の軸で自分を意識しているために、「話で伝えたいこと」がブレてしまうというわけです。

しかし話の基本でなにより大切なのは、相手の軸に立ち、相手になにを伝えたいか、その目的を持つこと。そのため、すべての話に目的を入れることによって、劇的に話の伝わり方が変わるものだといいます。

それは、自己紹介をする際にもいえること。事実、「仕事ができる!」と感じさせる経営者やリーダーは、自己紹介でも間違いなく「目的」を入れているというのです。いいかえれば、目的を入れることにより、記憶に残る自己紹介にしているのでしょう。

自己紹介のコツは「どんな」を入れること。"どんな"会社か、 "どんな"仕事をして、 "どんな"ことでお役に立てるか。 「自己紹介の3D」と呼んでいる。

ほとんどの場合、自己紹介の内容はその場で考えるもの。しかし「10秒用」「20秒用」「30秒用」と3種類をあらかじめ用意しておけば、どんなシチュエーションやタイミングにも対応可能。そこに「できること」や「能力」を入れておけば、魅力を伝えることも容易になるわけです。

プライベートな情報を伝えることの目的は、売り込みではなく、自分に興味を持ってもらい、親しみやすくすること。そのためには、自己紹介に「仕事」「趣味」「出身地」の3Sを入れると効果的だと著者は記しています。

3Sを入れることで相手に共通点を提供し、気軽に話しかけられやすくする。つまりはそれが、自己紹介のコツ。3Sのようなプライベートな話題を口にすることの目的は、相手との距離感を縮め、その後のコミュニケーションを活性化することにあるというわけです。

ポジティブトークで相手の心を動かす

人は話を聞く際、ポジティブな言葉を投げかけられることを望むもの。話の内容は同じだったとしても、背中を押してくれたり、勇気を与えてくれたりする前向きな言葉が求められるということです。そして話し手の感情や熱意は、聞き手にもうつるもの。話し手がポジティブ思考なら聞き手はポジティブ思考に引き込まれ、ネガティブ思考ならネガティブ思考になるわけです。つまりポジティブ思考と情熱で話をすれば、相手に大きな影響を与えられるということ。

話すとは、伝える→伝わる→理解する、です。この流れで重要なのは、心を動かすことです。心を動かすことにより、話し手の目的が相手に届きます。ですから、プラス方向に動かすためにも、ポジティブ思考は必要なのです。

人の心には相反する表の顔と裏の顔があり、それこそがポジティブ思考とネガティブ思考の二面性があります。ポジティブ思考のときは行動もポジティブですが、ネガティブ思考のときは行動もネガティブになるものだということ。

だとすれば、ネガティブ思考に陥っているとき、あえてポジティブ思考のときにとる行動をすることで、自然と意識までポジティブに変わるはず。口角を上げたり、笑ってみたりするだけで、心をポジティブに変えることができる。心が変われば言葉もポジティブになり、声のトーンやボリュームが変わり、笑顔が出たりして、魅力的な話をすることができるようになるということです。

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