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私の優秀な部下に共通する「話が上手い」「仕事が出来る」と言われる1つの方法をめちゃくちゃ簡単にまとめてみた

私の部下には、普段は普通の感性を持った、ファッションやメイクの大好きな女性がいます。

しかし仕事となるとみんながその女性に真剣に耳を傾け、聞いているメンバーの多くが頷きながら、メモを取るほど人を惹きつけるプレゼンターに変貌するんです。自信を持って話している姿は一言で格好がいいと感じます。

しかも1年間の仕事、取組の振り返りをしても年度初めに掲げた年度計画はほとんど達成。やっている事は他を圧倒するレベルで着実に進化しているんです。
一言で段違いの優秀な結果を出している別格な存在なんです。

普段は普通の感じだし、できる雰囲気も出さないし、食べることばっかり周りと話している人がなんでこんなに決めた事をやり遂げるのか不思議になりました。

この女性の脳みそを考察すると、私が知っている優秀層とかなり似たパターンの思考と行動がある事がわかってきました。

それは『徹底的に準備をして、圧倒的に楽をしようと思っている』という事です。

今回彼女の話し方、話す内容、話す雰囲気を軸に1つのテーマに絞って展開しようと思います。他の部分はまたちゃんと考察しますのでしばしお待ちを!

なぜみんなが真剣に耳を傾けるのか?彼女は資料を作る時間もかけますが、どう話すかの時間はたっぷり取ります。それが出来る人がちゃんと話せる人なんです。ここがこの女性の特徴なんです。私の言う『成功者は失敗者(普通の人)のやりたがらない事をやり続ける事』に当てはまります。

簡単に比較すると、資料をしっかり作るけどプレゼンはイメージだけで練習しないって言う人はほぼ『とても素敵なプレゼン』にはなっていないという事です。これ(ほとんどの人)を私は失敗者と言います。90%はここにあてはまると思います。ましてや資料を作ることに一生懸命になりすぎて『資料を使って話すのは本番が初めて』という人はだいたい失敗するということを知っているだけでもOKなんです。

私の部下のなかの優秀層は台本を書いて(文章派とキーワード派に分かれる)、声に出して読むだけ、または練習した事を思い出しながらイメージ通りに話すだけで、要は準備よりも練習の時間を多くする事で【準備<練習】、本番で緊張しても練習の成果が自然と発揮できるんです。

具体的に分解してみましょう。


30分間のプレゼンがあります。

当日までのスケジュールはどうしますか?

パワーポイントやエクセルで資料を作ります。

何章までを5分、残りの構成で10分……と時間配分を決める人もいるかもしれません。人前に出るなら……と、服を選ぶこともあるでしょう。

当日が迫ってきます。

「パワーポイント大丈夫かなぁ、さあ総仕上げだぁ!」って徹夜で資料作成に没頭したり、当日は、プレゼン直前まで台本や資料をチェックしているかもしれません。

しかし残念なことにここまでがほとんどの失敗者がする行動なんです。

成功者は必ず練習をします。

準備をする時間を相当作ったのに、うまく話せなかった、モヤモヤしたのは、練習の時間を取っていないからです。

「何章までを5分」と決めた理由はなんですか?台本準備をしていても、本当に5分で話せるかどうかは声を出してやってみないとわかりません。

頭で考えている5分と、声を出して話してみる5分は全く違うんです。

資料を作ることに一生懸命になりすぎて「資料を使って話すのは本番が初めて」という人はだいたい失敗します。

事前に練習すれば気づけるはずです。

30分話すためのパワーポイントのアニメーションのタイミングをすべて暗記することが、いかに至難の業であるか……! 緊張する本番では、さらに難易度が上がることも予想できるでしょう。

ラフスケッチ→イメージング→時間配分→資料作成→服装など。これを準備と言います。準備をすることは大切です。

ここから成功者は準備と練習がセットになって初めて意味があることを知っているんです。

「準備<練習」

頭で考えて手を動かす準備に時間を費やすのではなく、声に出して練習する時間を多くしてください。

野球選手をイメージするとわかりやすいと思います。

いくらバットやボールを買っていつでも試合に出れるように準備しても、ユニフォームをいつも着ていたとしても、それだけでは試合に出る事、ましてや活躍することはできません。実際に練習して、繰り返し練習してそして初めて試合で活躍できるのです。

「準備<練習」

台本を読み上げていくという練習を行います。次に本番をイメージしながら、その通りのスピード、間、抑揚で台本を声に出して読んでいきます。

リアルにイメージすればするほど、頭の中には動きも思い浮かぶはずです。誰がどんな風に動いているかまでイメージできると、本番に近い状態の練習になります。

本気で取組む人は、準備に8割時間を使っていると言いますが、これは練習をしっかり準備と同じくらい使う事を知っているか知らないかで更に大きく差がつくのです。

この女性はあっけらかんとして自分が優秀だと思っていないんです。でも周りとやっている事が圧倒的に違うんですよ。でも実は一部の優秀な人たちはこの女性が優秀だってちゃんと認めているんです。なんせ失敗者は世の中に90%もいるんで、普通のファッションやメイクの好きな話好きな女性って90%は思っているんです。優秀なのに普通の人と思わせるのも実はテクニック?ってところも考察していきますのでお楽しみに!不思議なものですね!

徹底的に準備して圧倒的に楽な人生を送りましょう

尊敬するこの女性に賞賛を!世の中の優秀と言われる人々の継続する努力をし続ける姿勢に敬意を感じながら、本気で人の成長を願っています。


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