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夏に始めたチャレンジをついにやり遂げた

2020年7月28日に投稿を開始した「朗読『あのときの王子くん』」が、今日やっと完結した。全57話と思ったより話数は少ないものの、完結するまでに思ったより時間がかかってしまった。

朗読を投稿しようと思ったきっかけは、よく思い出せない。多分、突然の思いつきだったんだと思う。即行動を心がけていた時期だから、多分思いついてすぐ朗読したんだろう。朗読環境なんて一切整ってなくて、音声はスマホで録音していた。

なんで朗読かというと、単純に朗読が好きだからだ。高校時代は放送部に所属していて、朗読をメインに活動していた。引退してからは朗読することもなくなってしまったから、「朗読『あのときの王子くん』」を投稿した頃は朗読すること自体6年ぶりだった。

何を朗読しようか考えた時、一番最初に思い浮かんだのが『星の王子さま』だった。ずっと朗読してみたいと思いつつ、部活では課題図書を朗読することしかしていなかったから、この機会に朗読してみようと思った。

原稿を作り、意気揚々と練習を始めたものの、全然思うように朗読できなかった。何度取り直しても納得いくものは録れず、とにかく悔しかった。練習していなかったのだからうまくいかないのは当たり前だと開き直り、納得いかないまま投稿した。

それがこの「朗読『あのときの王子くん』(1)レオンウェルトに」だ。

今聴くと、全然声が出ていないし、ちょっと今より読むのが早い。それに、スマホ録音なので、今よりずっと音質も悪い。だけど、原稿に真摯に向き合おうとしているような感じがする。なんなら、今より上手いかもしれない。

投稿した当時は、スキが一つもつかなかったらどうしようと思ったけれど、以外にも10人以上の方がスキをしてくれた。新しいチャレンジを応援してくれているんだと思うと、本当に嬉しかった。

クオリティの高いものを投稿することはできなかったから、自分の中でこの朗読を成長日記として位置付けることにした。最初に朗読したものと最後に朗読したものを聴き比べたら、どれだけ成長したかわかるだろうと思ったのだ。

そして、これが今日あげた最後の朗読だ。

未だに滑舌は悪いし、もうちょっとうまく読めなかったかなと納得いかない部分もある。でも、最初の頃の朗読と最近のものを聴き比べてみると、結構違って聞こえる。これが上達なのかどうかはわからないけれど。

半年かけて目に見えるような変化がなかったのは少し残念ではあるけれど、三日坊主でものごとを続けるのが苦手な私が、最後まで投稿できたことだけでも、結構すごいことだと思う。

好きなことだから続けられたっていうのはもちろんあるけれど、一番大きいのは、スキやコメントをくださる方がいたことだと思う。もし誰からもスキをもらえていなかったら、投稿するのはやめてしまっていたかもしれない。

もうすでに、次に読む本も決まっている。『あのときの王子くん』とはまたテイストが違うものを選んだので、これから朗読するのが楽しみだ。

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