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コンサル→外資テック転職から2年の話

はじめに

こんにちは、コンス(@cnsltntatgaishi)です。

前職のコンサルティングファームからのキャリアチェンジより、おおよそ2年経ちましたので、その心情を素直に書き留めてみたいと思います。

よくある前書きで恐縮ですが、別に会社や組織批判をするわけではなく、自分自身を客観視する目的で思ってることを書きますので、その点ご留意ください。
おそらく100人いれば、100人感じることが違う、そんな内容に近いと思います。

自分がキャリア迷子になっていると感じることもあり、ちょっと色々立ち止まって将来を考える内容としてお付き合いください。

全量1万字ありますので、冗長部分は今後削除するかもしれません。
しばらくは無料公開する予定ですが、反響や状況によっては削除・有料化することを考えていますので、ご承知おきください。

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では本編に入ります。

僕が感じた外資テックの働き方

いくつかの観点に分けて、感じたことをまとめてみます。
念押しになりますが、全ての会社、および部署、役職に当てはまるわけではないことはご承知おきください。

人材育成

教育体制はかなり整っているケースが多いのではと思います。社内のメソドロジーも確立されている(もしくは業界として整備されている)ことが多く、キャッチアップするための素材は相応に整っている印象を個人的には持っています。

ハードとしての知識なしでは、テック企業の一員としてのパフォーマンスは出せませんので、ある意味当然かもしれません。
また、立ち上がり期間を減らせたほうが会社的にも人件費の無駄遣いにはならないですし、稼いでもらうためには当然といったものなのかもしれません。

一方で、人材そのもの(ソフトスキル)を育成することに時間はそれほど割かれない企業も多いように感じます。
外資テックは大手を除いて新卒採用の余力は少なく、年齢層も相応に高い、かつ少数精鋭の人材を揃えるケースが多いようにも思えます。年齢 = 戦力かは別の話ではありますが、相応の経験を積んでいるミドル・シニア層は教育に時間をかけすぎずともパフォーマンスを発揮できる素地もあるため、ジュニア層 < ミドル・シニア層という社員構成割合になるといえます。

即戦力 = 現場Day 1から活躍できる人材と考えれば、これも必然かもしれません。

ジュニアな人材として採用された場合はどうでしょうか。
教育にかけてもらえる時間、もしくは立ち上がりまでの猶予期間(パフォーマンスを大目に見てもらえる時期)はそれほど長くない点には気を付けるべきかと思います。

ジュニア人材であれば、過去の主戦場から戦うフィールドをものすごく変えすぎないということは外資テック転職では重要なように感じました。

一人前の立ち振る舞いが難しい状況では転職後のパフォーマンスに難しさは感じるかもしれません。

前述と通り、皆が他の企業で身につけたようなソフトスキルを身に付けるための教育をするといった感覚が薄いので、キャリア育成観点から新卒で外資テックをおすすめできないという理由も一理あると思います。

キャリアの若年時において、コンサルティングファームか、外資テックいずれかを選ぶかと問われれば、(もちろん職種によりますが)コンサルティングファームを個人的にはおすすめします。

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