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みゅじろくのリスナー層を勝手に5パターンに分類してみた

平日月曜日から木曜日の朝7時から8時50分まで、interfmで『MUSIClock with THE FIRST TIMES』(通称:みゅじろく)というラジオ番組が放送されている。

私はこの番組のヘビーリスナーで、以前にも布教noteのようなものを書いたことがあった。

今回は趣向を変えて、みゅじろくのリスナー層について紹介したいと思う。

このみゅじろくという番組は、DJがモデルと地下芸人(どんな組み合わせやねん)で、ソニー系列のレコード会社か事務所に所属しているミュージシャンが毎日ゲストとして登場する。
そしてゲスト出演するミュージシャンは、バンドマン、シンガーソングライター、アイドル、アニソンシンガー、声優と幅広い。
つまりDJもゲストも、ソニーミュージックグループの総力を結集したブッキングとなっている。

これだけ多種多様な芸能人が番組に出演しているとなると、一般的なラジオ番組と比較して、リスナーが番組を聴くきっかけも多種多様であることが推測できる。

そこで今回は、私の独断と偏見でみゅじろくのリスナー層を5つに分類してみた。

interfmのリスナー

まずは、みゅじろくが放送されているinterfmのリスナー。

関東圏のFMラジオをよく聴く方ならご存じかもしれないが、interfmは2020年9月にJFNの特別加盟局となり、番組編成が大きく変更されることとなった。
めちゃくちゃざっくり言うと、名物DJが局を離れ、センスのいい洋楽が流れる番組が減り、地方のFM局がネットしている30分尺の収録番組(JFNのBライン番組)がたくさん放送されるようになったのである。

バラエティー要素がかなり強く、あまり洋楽がかからないみゅじろくは、正直古参interfmリスナーが好きな番組とはかなり趣向が違うように感じる。
ただそれでも、interfmが好きだからという理由でみゅじろくを聴いているリスナーは一定数いる。

彼らの特徴としては、まれに番組で洋楽がかかると大喜びする点が挙げられる。
あとは、「ジョージがインターに戻ってきて良かったね」と伝えたい。

山崎あみのファン

続いてメインDJ・山崎あみのファン。

彼女は2015年から2022年まで、『ズームイン!!サタデー』のお天気コーナーやロケ企画に出演
またラジオで言うと、FM-FUJI『劇団サンバカーニバル』の第19期アシスタントを担当していた。

これらの番組で彼女のことを知り、みゅじろくを聴くようになったリスナーは一定数いるであろう。

また、あみちゃんはInstagramのフォロワーが20万人(!!?)以上いる。
木曜DJのちぇく田なんて、フォロワー355人しかいない(※2024年5月末時点)のに……。
世は無常である。

「おすすめにきれいな女性が流れてきたのでSNSをフォローしたところ、出演ラジオを告知していたので、聴くようになった」という男性が、以前リスナーと電話をつなぐコーナーに出演していた記憶がある。

ちなみにあみちゃんは、近々1st写真集『Cantabile(カンタービレ)』を発売する。
(以下ダイレクトマーケティング)。

写真集発売に際して、お渡し会とオンラインサイン会が開催される。

なお筆者は、オンラインサイン会に参加予定である。

地下芸人のファン

みゅじろくには、日替わりでSMAの地下芸人がDJを担当している。
少し趣旨から外れるが、念のためそのラインナップを紹介しておこう。

月曜DJ:SAKURAI
2020年R-1ぐらんぷりファイナリスト。
2023年の年収は約150万円で、ギリギリお笑いで食えていない
インターの古参リスナーで、洋邦問わず音楽への造詣が深い。
その結果、初期は芸人としてではなく音楽番組のDJとして番組を進行し、SMAお笑い部門のチーフマネジャー・平井精一氏から説教を受ける。
芸歴は26年目で、現在ファンが3人いる。
愛称はおじいちゃん

火曜DJ(3人で1カ月回す):アキラ100%
皆さんご存じ2017年R-1ぐらんぷりチャンピオン。
みゅじろく出演者唯一の地上芸人。
最近は俳優・大橋彰としての活動が増えており、みゅじろくでしか裸になる仕事がない時期が割とある。
みゅじろく共演者がインスタをフォローしても、頑なに返さない

火曜DJ:松本りんす(だーりんず)
2016年、2018年キングオブコントファイナリスト、2019年R-1ぐらんぷり3位。
上記のように賞レース決勝で一定の成績を残す実力者でありながら、近年は初戦敗退ワンデイシューbyハリウッドザコシショウ)が続いている。
2023年に、マセキ芸能社所属のピン芸人・ゆーびーむ☆と結婚した。
なお相方の小田は閉所恐怖症のため、1時間50分尺のラジオの生放送には耐えられないという理由から、ピンで出演を続けている。

火曜DJ:もじゃ
SMAでは数少ない女性ピン芸人。
後述のマツモトクラブと組んだユニット『マンプクトリオ』で2021年キングオブコント準決勝進出。
真っ赤なスパンコールのボディコン衣装を着ているが、ラジオでは全く伝わっていない。
白米が好きで、自宅に一升炊きの炊飯器がある。

水曜DJ:マツモトクラブ
数えるのが面倒になるほど、R-1ぐらんぷりの決勝に進出しているピン芸人。
SAKURAIとは違って、ギリギリお笑いで食えている
SAKURAIとは違ってファンも多く、彼をきっかけにみゅじろくを聴き始め、他の曜日の放送も聴くようになったリスナーも多い。まさに功労者。
毎週高クオリティーのラジオコントを書き下ろしてくれる。

木曜DJ:ちぇく田
数えるのが面倒になるほど、コンビを組んでは解散している芸人。
Wikipediaのコンビ名遍歴は、読む者に恐怖を与える
芸歴18年目にしてようやく自分がコンビ活動に向いていないことに気付き、現在はピン芸人として主に漫談を行っている。
元々は大阪吉本に所属しており、霜降り明星の粗品氏に「一番面白い先輩」と慕われている

上記SMA芸人のファンたちも、みゅじろくを聴いている。
また圧倒的な文章量の違いからお察しであろうが、私もSMA芸人きっかけでみゅじろくを聴き始めた。

なお私がみゅじろくを聴くきっかけとなった野田ちゃんは、いつの間にか番組から消えていた
追放に至った詳細は不明である。

ゲスト出演したミュージシャンのファン

番組に"推し"がゲスト出演したことをきっかけに、ゲスト出演日以降もみゅじろくを聴き続けるリスナーも多数いる。
私感では、=LOVEGirls²のファンなど、ドルオタが多い印象を受ける。

みゅじろくには、新進気鋭のミュージシャンから、東京スカパラダイスオーケストラ坂道グループなどの有名どころまで、本当に多種多様なミュージシャンが出演している。
今後あなたの"推し"がみゅじろくにゲスト出演した際には、ぜひ番組を聴いてみてほしい。

TOKYO FMのリスナー

ここ最近(と言っても半年以上前であるが)の新興勢力として、あみちゃんがTFM『THE TRAD』の臨時店員を務めたり、『山崎怜奈の誰かに話したかったこと。』のラジオフレンズWEEKに出演したりしたことをきっかけに番組を聴き始めたTFMリスナーが挙げられる。
しかも、結構な人数をみゅじろくに引っ張ってきている。

彼らはTRADやダレハナなどのメール激戦番組に投稿しているため、メール投稿者としての能力が高い
そのため、みゅじろくでもメールの採用率がかなり高い
最近みゅじろくでよく聴くラジオネームは、TRAD、ダレハナきっかけのTFMリスナーである場合がかなり多くなっている。

結論

ここまでみゅじろくには、いろいろなバックボーンを持ったリスナーがいることを説明してきた。
しかし、みゅじろくのリスナー層は40~50代の男性が大多数を占めていることが、レーティング調査などから判明している。
ここまで熱弁してきた多様性とは、一体なんだったのであろうか

数少ない20代女性リスナーとして、私はこれからもみゅじろくのことを広めていきたいと思う。
来年も目指せ、改編突破。

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