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ビジネスモデル基礎②

今回は、ビジネスモデル基礎①の続きです。

ビジネスモデルを見つめなおすとき、前回お伝えした
① 誰に、
② どんな商品・サービスを、
③ どう提供するか、
④ 利益をどう生むか
の4つの視点でとらえてみましょう。

もう少し深堀りして考えるときは、
① 誰のどんな課題を
② 何を使って
③ どのように提供し
④ どのように解決するか
と考えていくと、より細かくつかんでいけると思います。


さて、ビジネスモデルを考えるとき、競合や業界のスタンダードとの関係を見る視点も持つと思います。
そして、なぜ自社ビジネスが模倣されないのか、または模倣されても会社が存続できているのか。表面的にはよくある事業だとしても、何かが価値を生んでいる。
この価値を生んでいる仕組みがどこにあるのかを、仮説を立てながら考えてみてください。

但し、うまくいっている事業は、いつかは模倣されるものと思っておいた方がいいです。
中小企業は、大企業に模倣されては(ネームバリューや資金力などの点から)同じ土俵で戦い続けるのは厳しい場合が多いですよね。

競争が激しい業界においても、従来とは異なる仕組みを構築して、競争の状態を仕切り直し、競合他社に対しての優位性を高めている事例が多くあります。
小さな変化・成長を積み重ねていく社風があれば、それを大切にしていきたいですね。


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