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Twitter(現X)式日記術

紙のノートに日記をつけるようになって10年になります。昔は三日坊主で全然続きませんでした。それがこんなに続くなんてと、自分でもびっくりしています。いまや100枚綴りのノートで21冊めになりました。

ではなぜ、今回は10年も続いていたのでしょうか。実はTwitterにツイートするつもりで、短い文章で区切って書くようにやり方を変えたんです。すると毎日続くようになり、書くことが楽しくなり、結果10年続いたというわけなんです。

ノートにツイートしても、誰も、いいねやRTをしてくれませんが、逆に人のことを気にせず本音で書くことができます。しかもたいていは、一行空きなどにして書いているので、あとから振り返って読みやすいのですね。

で、実際に振り返って、その日記を読んでみると、「このときはこんなに苦しかったけれど、いまと比較すると全然よくなっている」と実感することができたんです。実はいまある病気で闘病していて10年目になるのですが、これは自分の支えになりました。

気持ちが動くことがあったら、とにかくノートにツイートしておく。そのツイートは自分以外誰も読んでいませんから、当然どんなことを書いても炎上もしません。しかも、どれだけ連投しようが自由です。

そこで生まれたたくさんのツイートの中から、面白そうなものをピックアップして、組み合わせてみる。すると、予想外の化学変化が起きます。

「アイデアは異質なものとものとの組み合わせから生まれる」とよく言いますが、ノートが実験場になるわけです。そして個人的にいいかもというアイデアが生まれたら、noteに投稿する。ノートからnoteへということです。

毎日noteを始めるとなると、気になるのは書くネタ不足。これからもTwitter式日記を活用しつつ、楽しんで書いていきたいと思います。


追伸 ちなみにTwitter日記を思いついたときに頭にあったのが、博報堂ケトルCEO クリエイティブディレクターで編集者である、嶋さんのこの本です。創作に当たってのヒントがつまっているのでおすすめです。

最後まで読んでくださりありがとうございました。
よい一日を!


ただいま4刷 構成を担当した本が発売中です!


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