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06 創作者として生きたいあなたへ

こんにちは! 心に寄り添う文章を書き、みんなの元気をつくる書籍編集者×ライターのつくだです。暑くて暑くて、ペットボトルのお茶2リットル飲んでしまいました。

今回は、書くことや創作することを仕事にしたいと考えるあなたへ、「自分だけの色」を見つけて生きるということについてお話ししたいと思います。


自分には才能がない、と嘆く前にやるべきこと

競わない。
自分だけを深く深く掘っていく。

小説家としての生き方100箇条/吉本ばなな

この言葉は、吉本ばななさんの『小説家としての生き方100箇条』の中の一節です。創作活動をしていると、つい他人のことが気になってしまうことはありませんか?

「自分には才能がないんじゃないか」「あの人の方が評価されている」

そんな風に、他人と比べてしまい、落ち込んでしまうこともあるかもしれません。

ただひたすらに「自分」という井戸を掘る

しかし、吉本さんは競いません。ただ、自分だけを向いて深く深く掘っていきます。そして、こうも述べています。

創作には、上下が決してない。
個々それぞれにしかできないものだから競ったってしょうがない

小説家としての生き方100箇条/吉本ばなな

これは、他者を意識してはいけない、と言っているわけではないですよ。 むしろ、○○さんのような文章や絵が上手に描けることは、素晴らしい才能です。

しかし、もう一線飛び抜けるには、それだけではたりません。だからこそ、書く人も、描く人も、創作者には「自分だけの色」をつかみ、その世界を豊かにしていくことが大切だと思うのです。

人を動かすのは全力の自分

結局の所、人の心を動かすことができるのは、自分の奥底から生まれたものだけではないでしょうか。

自分だけの色を見つけ、そこから生まれた作品は、きっと誰かの心を打つはずです。

最後に

創作活動は、決して楽しいばかりではありません。自分自身と向き合い、深く掘り下げていくことは、ときに大きな苦しみを自分に与えることもあります。しかし、その結果として唯一無二の作品を生み出すことができます。

ちなみに、吉本さんは自分を深く掘り続け、2022年に57歳のときに『ミトンとふびん』(新潮社)で第58回谷崎潤一郎賞を受賞しています。

諦めずに、自分だけの色を見つけ出し、表現し続けようではありませんか。




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