WHO(世界保健機関)による”健康”の定義・・・「健康とは肉体的・精神的・社会的に完全に良好な状態であって、 単に疾病や病弱の存在しないことではない。」 ※社会的健康とは? 「周りの人たちとの関係を良好に保ち、個人としての役割や存在意義を認識できる状態のこと。」 ○人間は社会的動物だから、周りとの関わりの中での自己を確立する 必要があるのですね。 健康になるためには・・・栄養・運動・休養の3つのバランスがとれていることが大切。 ○当たり前の話ですが、栄養素を
・ドラマ『コウノドリ』・・・realを追求している良ドラマ。見るべし。 ・産科医であり、小児科医であるのが、新生児科医(試験がある。現在全国 に1,000人程度しかいない) 成田赤十字病院 戸石悟司氏はその一人。 ・ネットに様々な情報があるが惑わされてはいけない。 基本的に、困ったら母子手帳を見るべし。 母子手帳に載っていることはよく検証されていることで、正しい。 正しい情報を知りたいと思ったら、以下を✔! 日本小児科学会★★★ 日本産婦人科学会
休養健康になるための三大要素・・・栄養・運動・休養 一定の消極的休養でからだを休めたら、積極的休養でリフレッシュする など、効果的に休養をとることが大事。 レクリエーション ・・・自由な時間に自主的に行われる活動。 疲労回復や心身の健康づくりに役立ち、生活の質が向上する。 【特色】・余暇に行われる活動 ・生存に必須ではない活動 ・自主的に行われる活動(強制されない) ・価値や意味のある活動 ・楽しい活動 ストレス ス
運動【運動の効果】 ・体脂肪を減らし、筋肉量を増やす。 ・皮膚・筋肉・骨などを活性化させ老化を遅らせる。 ・ストレスを発散させ、免疫力を高める。 ・からだが軽くなり、行動範囲が広がる。
肥満とダイエット肥満・・・体内に脂肪が過剰に増加した状態のこと。 標準体重より10%以上重くなると軽い肥満とみられる。 かくれ肥満・・・体重に対する脂肪の割合が高い状態のこと。 体重は正常で見た目にも太っては見えない。 【肥満の原因】摂取エネルギーが消費エネルギーを上回るため。 肥満のタイプ ・皮下脂肪型肥満(洋なし型体型) ・・・下腹部や太ももなどの皮下に脂肪が蓄積するタイプの肥満。 ・内蔵脂肪型肥満(りんご型体型) ・・・内蔵の周りに脂肪
エネルギー代謝エネルギーは、炭水化物(糖質)、たんぱく質、脂質から生産される。 エネルギーの種類 ①熱エネルギー:体温を保つために使われる。 ②仕事エネルギー:運動などに活用される。 ③貯蔵エネルギー:残りのエネルギー。糖質や脂質として体内に蓄えられ 体内でエネルギーが不足したときに使われる。 エネルギー代謝 エネルギーを摂取したり消費したりすることを中心に代謝をとらえること。 食事から摂取する食物のエネルギー量はアトウォーター係数に栄養素の量
食事によって「病気になりにくい」体をつくることはできても、 「病気を治す」ことはできません。また、よくない食生活が続くことで 「病気の原因になる」ことがあります。 ○死の四重奏・・・高血圧症・脂質異常症・糖尿病・肥満症 以下に、おもな病気と食事状の注意点を順にあげていきます。 胃潰瘍・十二指腸潰瘍 胃や十二指腸の内壁が胃酸によって消化され、潰瘍が生じること。 ※潰瘍・・・皮膚や粘膜の一部がただれくずれること。 1. 刺激のある食品を控える。 2. 消化の良い食
ミネラルミネラルは、体内で合成できないが、必須の元素。 からだを構成する元素は炭素・水素・酸素・窒素だけで体重の96%を占める。この4種類を総称して、ミネラル(無機質)と呼ぶ。 からだの調子を整えたり、からだの構成成分になる。 ミネラルは以下の2種に分類される。 1. 主要無機質(Ca, P, K , Na, Mg, S, 塩素) カルシウム(Ca) 骨や歯の構成成分となる。 精神を安定させる。 高血圧症や動脈硬化の予防。
ビタミンビタミンは、からだの発育や活動に関わり、からだの調子を整える働きを する栄養素である。偏った生活を続けるとビタミン不足になるが、過剰症にも気をつける必要がある。 ※エネルギー源やからだの構成成分にはならない。 1. 脂溶性ビタミン ( ビタミンA , D , E , K ) 脂に溶け込みやすいビタミンで、過剰摂取に注意が必要。 ビタミンA 視力や目の角膜を正常に保つ。発育や成長を促進する。 レバー・うなぎ・バター・緑黄色野菜
からだとこころの栄養食事を味わっておいしく食べることは、からだとこころの両方にとって重要である。健康寿命を伸ばすことにもつながる。 健康寿命・・・日常生活に介護等を要することなく心身ともに自立して 生活できる期間のこと。 目指すべき食事家族の団らんや人との交流によって食事の楽しみは深くなる。それだけではなく、消化や吸収もよくなると言われている。 問題のある食事 1. 孤食・・・ 一人で食事をすること。 栄養素の摂取が偏りがちになる。 子どもの場合
3大栄養素とその働き3大栄養素・・・ 炭水化物(糖質)・脂質・たんぱく質 5大栄養素・・・ 上記 + ビタミン・ミネラル ○この5つのほかに、水もとっても大切です! 炭水化物 1. 糖質 エネルギー源として最も重要な栄養素。1日に摂取するエネルギー量の 50~60%を占めている。 果実に含まれる単・少糖類と穀物に含まれる多糖類に分類される。 消化された糖質はすべてブドウ糖などの単糖類になって吸収される。 ブドウ糖・・・ たんぱく
栄養と栄養素栄養・・・ 体外から必要な物質をとりいれて、からだの成長や活動に 役立たせる働き。 栄養素・・・ ”栄養”という働きのために体外からとりいれる物質。 ★3大栄養素・・・?炭水化物(糖質)・脂質・たんぱく質 ○これに、ビタミン・ミネラルを足して5大栄養素ということも。 消化器官1. 口・・・ 唾液にはアミラーゼが含まれている。アミラーゼとは、炭水化物 を糖に分解する消化酵素のこと。咀嚼された食物
生活習慣病生活習慣病は病名ではなく、総称。例としては、糖尿病・高血圧症・脂質異常症・心疾患・脳卒中などが挙げられる。なかでも悪性新生物(がん)は日本人の主な死亡原因である。 ①脂質異常症・・・ 血液中の脂質(コレステロール・中性脂肪)が 増えすぎているか、不足している状態 ②動脈硬化・・・ 運動不足などで血液の流れが悪くなったり、 脂質や動脈の内側にくっついて硬くなった状態 ③虚血