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公務員辞めたら、自分には何が残るんだろう

こんにちは。公務員ライフコーチのshimaです。

今回は、今の仕事辞めたら自分には何が残るのか?ということについて書いていきたいと思います。

年功序列の大きな組織に入ると、初めはヒラで始まって、普通に頑張っていれば主任になり管理職になり…と『組織の中での立ち位置』は変わっていきますよね。

だけど、一歩組織の外に出て、『組織の名刺』がなくなったとたん、役職も社会的な役割もなくなって『ただの人』になってしまう。ような気がする。


今いる環境を変えたくて、転職、独立が頭をよぎった時、『自分は何者なんだろう』という問いにぶつかると思います。

組織の中で求められたことを一生懸命やっていたはずなのに、何かしら社会の役には立ってきたはずなのに、「あなたは何ができるの?」「何がやりたいの?」と言われると「何ができるんだろう…」と自信がなくなってしまう。

だから、今いる場所に不満があっても「なんとかこの仕事にしがみつくしかない」「自分は組織の外では通用しない人間なんだから」と自分で自分を縛ることになるんじゃないかと思います。


公務員だとどうしても仕事で「価値提供」をする機会がなくて、「これができる」というものがない自分には価値がないのではと無力感がでてしまいがちです。

けど、「そもそも何か特別なスキルがないといけないの?」と一度前提を疑ってみてほしいのです。

マーケティングとかITスキルとか、そういう専門スキルはないかもしれない。あったとしても趣味レベルかもしれない。


だけど、あなたと全く違った人生を歩んで、あなたが当たり前にやっていることが「自分には無理」と思っている人だっている。あるいは、あなたが今までに乗り越えた困難をこれから乗り越えようとしている人もいる。

どちらかの人に手を差し伸べることができれば、もうあなたが無力感を感じることはありません。

よほど追い込まれてるとかでなければ、焦って転職する必要はないんです。それよりも、自分が今持っているものに気付くことの方が大切です。

無力感があって自分に自信が持てない人は、いろんな人に会ってみてください。なるべく組織の外の人に。そうすれば自分の当たり前が当たり前でないことが見えてくるし、自分が持っているものに気づくことができます。





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