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(57)腹立てられる器でもない

明石家さんまさん

仏教では「三毒」といって
・怒り
・嫉み(嫉妬)
・名誉欲(承認欲求)

煩悩の中でも特にこの3つを手放しなさいとお釈迦さまは説かれる。

人間の器の大きい人は決して声を荒げたり怒鳴ったりしない。上記の3つを手放したほうが心が豊かになり幸せを感じられる人間になるからだ。

仕事上、私もよくお客様から怒鳴られる。
人間の懐が大きい人は怒鳴って解決しようとはしない。

怒鳴るという行為は、自分の心のザワザワを大声を出して自己ストレス解消の手段としてやっているだけ。

怒り系のクレーム電話は山のようによく受ける。
「大変申し訳ございません。」と良くなかった点・改善点については心から誠心誠意謝るが、その他については
「人間小さいなぁ〜〜、なんて残念な人なんだ…。
因果応報、悪因悪果で自分に刃(ヤイバ)が必ず戻ってくることを知らないのね。子どもだなぁ〜〜。」
と心の中で呆れてるだけ。

バイト先で上司が若い部下を怒鳴っていた。どう見ても上司の判断が遅かった。それを認めたくなくて、目の前の部下に責任転嫁しイライラをぶつけ全身振るわせて声を荒げていた。
部下は何ひとつ表情を変えず、上司の怒りを受け入れて収まるのをぐっと耐えていた。
そばで見ていて大人なのは部下。品格を落としているのは上司。みっともなくてしょうがない。

明石家さんまさんが
『(腹)たたない、たたない。
腹を立てられる器でもない。そんなに偉くない。腹立って怒りたい人は偉いと思ってんやろ、
自分のこと』

なぜさんまさんが成功しているのか、さんまさんの人間性を感じる言葉だった。

https://youtube.com/shorts/a7wZ4DeIi0M?si=wwKWE6hb5gyvYhvA

・・・・・
今日は満月🌕

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