親の居場所/中の人

子ども3人→夫のDV→離婚→看護師免許取得→娘が不登校/アッという間に子育て終わってし…

親の居場所/中の人

子ども3人→夫のDV→離婚→看護師免許取得→娘が不登校/アッという間に子育て終わってしまった‼︎/今は人生で一番静かな時間を過ごす50代の看護師・ライター・放送大学生/子育て卒業後のシングルライフを綴ります/X「親の居場所」では不登校・親子関係・対人関係などについて発信中

マガジン

最近の記事

  • 固定された記事

私の人生の終わりと始まり・DVの記録

Xを数年やっていて、時々自分の過去に触れているけど埋もれてしまうのでここに置いておこう。 元夫から2年間にわたるDVを受けていた。 末っ子がお腹にいる時から離婚までの2年間。 この2年間の記憶が曖昧。 毎日毎日DVがあったような気もするし、いやそんなことはないだろう…とも思う。 笑顔で子供を抱っこしている写真もある。 きっと笑顔でいる時間もあったはず。 元夫への恐怖と育児、ギリギリの精神状態で生きていたんだと思う。 うまく言えないけど、喜怒哀楽には属さない感情。「無」み

    • 感謝と学びと不安/「夢みる小学校」上映会までの道のり⑥

      上映会が近づくにつれ少しずつ申込みが増えてきました。 「まだ申込みが少ないーー(号泣)胃が痛いーー(号泣)」と弱音を吐いた時に「大丈夫。これから増えるから!」と励ましてくれた上映会経験のある本棚オーナーさん。 その通りでした。ありがとーー(号泣) 最初はフライヤーに力を注いで1000枚印刷。会場である「駅の図書室FLAT」に置き、地元で活動されている企業さんが幅広く配布してくださり、私も地道に配りまわり、本棚オーナーさんも配ってくださり。 反応があまりない中、活動を続け

      • 焦ったり、思い直したり/「夢みる小学校」上映会までの道のり⑤

        「やり始めたからには頑張らないと!!」と、息巻いているワタシ。 しかし… しかし… 申し込みはまだまだ少ない… 不安と焦りに駆られている。 「やばい。これでは大赤字…」 そして 「はっ!違う違う。一人でも親御さんの気持ちがラクになれば…という思いで決意した上映会ではないか」「一人でも二人でも来てくれればいいのだ」を、繰り返している。 日々、そんな思いを行ったり来たりしている。 改めて、私の思いを残しておく。 シングルマザーで3人の子ども達を育て、1人は中学時代まる

        • フライヤー配布と今の思い/「夢みる小学校」上映会までの道のり④

          今はフライヤーの配布に奔走している。 近隣3市の市役所、教育課、子育て支援課、図書館や行政センターなど公共の施設。フリースクール、通信制高校、放課後ディサービス、習い事の教室…などなど。 スプレッドシートにまとめて管理しているし、GoogleMapにはたくさんの場所が保存されている。 頑張っている。(褒めてく) 「上映会やりたい!」とXでつぶやいてから、駅の図書室FLATの運営さんや地元で活動されている企業さんに声をかけていただき繋がりができた。 駅の図書室FLATの本

        • 固定された記事

        私の人生の終わりと始まり・DVの記録

        マガジン

        • 「夢みる小学校」上映会までの道のり
          6本
        • 私の半世紀とこれから
          10本
        • 子育て中・不登校・子育て後
          6本
        • 更年期日記
          2本

        記事

          「優しい」の意味

          「優しい」と言われることがある。割と多くある。 数日前にも言われた。 褒め言葉ではない「優しい」ね。 「優しい」を言われるに至った出来事があったのだが、私は優しくした認識はない。 私の価値観で対応しただけで、いつもそうしている事。 感情的な対応は苦手だからしないだけ。 伝えなきゃいけないことは冷静に伝えるし。 同じ対象に対して、それぞれ対応が違うのは当然だしそれでいいと思う。 「優しい」と私に言った人は、その人の価値観で対象と向き合っているんだからそれでいいじゃな

          「優しい」の意味

          フライヤー完成!次は配布/「夢みる小学校」上映会までの道のり③

          駅の図書室FLATの運営さんに教えてもらいながら完成したフライヤーのデータは ラクスルで印刷を注文。 ラクスルの注文画面でまたまたデータがズレてしまった…。 どうしてもフライヤーの周囲に白い枠ができてしまう。 なぜ? 指示通りにデータを貼り付けてるのにーー。 試行錯誤したが修正しきれないので「運営さーーん…」と泣きつく。 「調整してみます!」と心強いお言葉。たった数分の時間で修正完了。 というわけで注文。ポチリ さてさて。次は配布。 最初に配布に向かいたかったのは

          フライヤー完成!次は配布/「夢みる小学校」上映会までの道のり③

          手さぐりのフライヤー作成/「夢みる小学校」上映会までの道のり②

          自主上映の申し込みをしてすぐにフライヤーのデータが送信されてきた。 さーーーて。 日時、場所、時間、入場料、メッセージ…でしょぉ…… (他の方が作成した上映会のフライヤーを検索してカンニング) ポチポチ えっと。 申し込みはgoogleフォーム…っと。 googleフォームってどうやって作るんじゃぃ。 (他の方が作ったgoogleフォームをチラ見したり、検索したり) ポチポチ で… googleフォームのQRコード作って… QRコードってどうやって作るんじゃぃ。

          手さぐりのフライヤー作成/「夢みる小学校」上映会までの道のり②

          子育て卒業シングルマザー・アラフィフ看護師の働き方

          現在、私は医療ケア児の看護と在宅でライターをしている。 今に至るまでは、 総合病院と施設合わせて20年程、派遣で学校行事の引率、ディサービス、施設夜勤などの単発勤務。看護学校で非常勤講師や実習指導などをやりながら、ライターのお仕事を少しずつやってきた。 父の介護が始まり、一時期ライターのお仕事がメインになり父を見送った。 その後、友人の紹介で医療ケア児の看護を始め、週3日だけ久しぶりの通勤をしている。 今まで高齢者との関わりが多かったので、小児の分野は新鮮! 成長が見ら

          子育て卒業シングルマザー・アラフィフ看護師の働き方

          「私もやりたい!」って思ったから/「夢みる小学校」上映会までの道のり①

          2023年12月「夢みる小学校」を見た。 きっかけはクラウドファンディングで自主上映開催を目指していた大学生の方々からDMで声をかけてもらったこと。 見たいなぁと思ってはいたものの近くで上映しておらず、見れずにいたまま忘れていた。 そそくさとクラファンに賛同し見に行った。 小さな会場での上映会は暖かい雰囲気。 それに、大学生の方々がこの映画に感銘を受けてクラファンを立ち上げるってことにも感動した。 素敵すぎるではないかーー。 そんな感じで鑑賞。 私はもう子育ては終

          「私もやりたい!」って思ったから/「夢みる小学校」上映会までの道のり①

          コンプレックスを受け入れる

          私は30代くらいには白髪が気になっていた。 今では位置によって差はあるものの頭全体の6〜7割は白髪だと思う。 亡くなった父は、毛量も多く綺麗な白髪だった。 毛量が多いのも白髪になるのも遺伝だろう。いつかは素敵な白髪にしたい。 しかし。それはまだ少し先のお話し。 40代からの10年間くらいは市販の「白髪染め・ダークブラウン」みたいな色で染めていた。 しかし数ミリ伸びれば根元は白く目立つ。 鏡を見るたびに「あーー。白髪が目立つ」とストレス。 (自分の姿見てストレスを感じて

          コンプレックスを受け入れる

          「老い」手放すこと・受け入れること

          娘と海外旅行に行った。 とってもとっても幸せな時間だった。 独身で働き盛りの長男、家庭を築いている次男、旦那さんと事業を始めている長女。 子ども達はこれから自分自身の人生を築いていき、忙しくなるライフステージにいる。 逆に私は、社会人としての役割はあるものの今までのように「子どもを育てるためにガムシャラに働く」ステージは終わった。それと同時に身体的な老いを感じ始めた。 「ライフステージ」の定義どうりではないが少なくとも私自身の人生のステージは変化した。 私と子ども達の

          「老い」手放すこと・受け入れること

          更年期日記② ホルモン補充療法

          52歳の夏。いよいよホルモン補充療法開始。 処方された薬 ・ル.エストロジェル(1日〜26日、腕に塗布) ・エフメノカプセル(15日〜26日就寝前に内服) 27日〜月末は休薬。 成人女性なら自然に出ているホルモンを塗ったり飲んだりして補充する→ホルモンバランスを整える→自律神経が正常に働く→自律神経の乱れによって起こる症状を抑える…という治療である。 補充療法を始めてすぐに↓コチラの記事に書いた漢方に逆戻りした時の症状は改善した。 「おぉ。いい感じである」と過ごしてい

          更年期日記② ホルモン補充療法

          更年期日記① 治療前の検査・治療開始

          更年期障害を意識したのはちょうど50歳の頃。 最初に感じた症状は、 ①ホットフラッシュ  私の場合は汗は出ないが体の芯が燃えるように熱い。 ②不整脈と動悸  心臓がギュッと掴まれる感覚。「痛い」とは違うが結構つらい。 これが1日に数回。 「更年期障害だろうな」とは思ったが不整脈はちょっと怖い。 命に直結するものだしね。 まずは心疾患がないことを確認するために循環器科を受診する。 24時間のホルダー心電図で検査してもらい、総心拍数98000のうち3800回が不整脈であった。

          更年期日記① 治療前の検査・治療開始

          子ども3人、養育費なし、シングルマザーはどう生き延びた?

          離婚したのは長男6歳・次男4歳・長女2歳のとき。 DV夫から逃げるように離婚したので養育費や慰謝料はなし。 いや最初の約束では養育費はあったのだが半年も経たずに終了した。 公正証書を作っていたので請求はできたかもしれないが、関わりを持つのが嫌だったし、養育費という繋がりを持ちたくなかった。 払わないだろうなと思っていたので請求もしていない。 ではなぜ公正証書を作ったのかといえば、私の両親を安心させるためだった。 大反対していた結婚なのにDVで離婚だなんて。 元夫にも私にも

          子ども3人、養育費なし、シングルマザーはどう生き延びた?

          サクサク生きる

          年明けから悲しい出来事が続いている。 ふいに流れてくる報道やSNSに悲しくなる。 心臓をギュッと掴まれるような感覚になる。 私は自然災害や事故の被害にあったことはあまりない。 そんな私がシンドく思っているのは申し訳ないような気持ちにもなる。 なので、時々少しニュースを見て、少しだけど寄付をした。 そして、情報から離れる。 今の私にできること。 お正月は家族と過ごし、富士山を見に行った。 日常が続くことに感謝しながら、私は私らしく過ごしています。 前から考えているけど

          両親の死・実家じまい・自分の人生を生きる

          前の記事で書いたように両親は私にとって理想的な死を遂げた。 両親が亡くなり空っぽになった実家。 姉も私も持ち家があり、継ぐ人はいないので実家じまいをした。 「継ぐ」なんて大それた家ではないし、今の時代、家を持つことが正解でもないだろう。 私自身も家を建てているが子ども達が使う予定がなければ片付けてもいいかな…と考えている。(この辺はまだぼんやり) 残された物の中で処分が苦しかったものと、そこからの学びを残しておく。 処分が苦しかったもの・第一位・着物! 母が着物が好き

          両親の死・実家じまい・自分の人生を生きる