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効率の良い勉強法とNGの勉強法!!!集中力の高め方も紹介!!!

勉強の悩みは誰もが持っていて、自己流でがんばっている人もいるでしょう。しかしそれが効率の悪いものだと、なかなか結果が付いてこないこともあります。そこで、効率の良い勉強法と悪い勉強法をご紹介します。

1. 効率の良いおすすめ勉強法7選!

①目標時間を決めて集中力アップ!


ダラダラ勉強ではなく、目標を決めて短時間で勉強をした方が集中できます。「5時までにこのページを終わらせる」「10分でドリルを終える」といった感じです。

勉強時間が長い方が成績も良いと思われがちですが、実はそうとは限りません。特に小学生の場合は、勉強時間が長くなればなるほど成績が落ちるデータもあります。集中力が続く時間内で勉強した方が、効率良く学力がアップします。

また「どの学習にどのくらい時間を割くのか」と時間配分を決めたり、「いつまでに覚えたいのか」と長期計画を立てるのも大事です。ただし、無理な計画を立てるのはNGです。最低限の目標を決めることで、やることが明確になり、スムーズに勉強ができます。


②スキマ時間を効率良く使う!

スキマ時間には「勉強」と「休憩」の2つがあります。

・勉強のスキマ時間
勉強ができるのは、机に向かう時だけでなく、通学時、夕食前、起床後、友達との待ち合わせ……でもできます。ほんの5分でも、暗記をするには十分です。スキマ時間で毎日5個単語を覚えれば、10日で50個、一カ月で150個も覚えられることになります。もっと長いスキマ時間があれば、復習もできます。小さな積み重ねが大きな成果になります。

・休憩をするためのスキマ時間
中学生・高校生となると、長く机に向かと思います。ただ、休憩なしに続けていると集中力が途切れてしまい、勉強に身が入らなくなります。それよりは、「15分ごと休む」と決めた方が効率的です。音楽を聞いたり、目をつむったり、お茶を飲んだり……。意識的にスキマ時間を作ることで、気分転換をし、勉強の効率を上げましょう。


③脳の働きに合わせて学習内容を時間別に分ける

・夜
「暗記は夜の方が覚えやすい」と聞いたことはありませんか? これは、「睡眠時に記憶を整理する」という脳の働きに合わせた勉強法です。眠る直前に覚えたことは、定着しやすく、夜は疲れが溜まっているため、負担が少ない暗記をした方が良いといわれています。

・朝
反対に朝は、睡眠によって脳がリセットされてスッキリします。友達からの連絡やテレビなどの誘惑も少なく、集中できる時間帯です。テストや漢字の練習など、覚えたことをアウトプットすると効果的です。

④復習までには時間を空けて【分散学習】

「分散学習」とは、同じ内容を学習するときに時間を空けることです。忘れまいとして、学習した直後に復習する人も多いでしょう。しかし、実はこれだと効果が薄れます。復習は、時間を空けてする方が長期的に記憶できます。そのため、復習は数日空けてから行う方が効率的です。

⑤「覚える」ではなく「思い出す」学習法【テスト効果】

普段の学習をテスト形式にするのもおすすめです。これを「テスト効果」といいます。「テストを受けるだけで学力が上がる」といわれていいます。マーカーを引いた語句をシートで隠して覚えているか確かめる作業もテスト効果です。

教科書を読んだり暗記をしたりする作業は「覚える」です。ただ、実際のテストで行われる作業は「思い出す」です。つまり、思い出すという作業を勉強に取り入れた方が、より実践に近いのです。家庭での学習は、覚えるだけでなく思い出す作業を意識して行いましょう。

⑥音読でやる気と記憶力をアップ

勉強するやる気がないときは、とりあえず教科書やテキストを音読してみましょう。これだけで、脳が刺激されてやる気がアップします。しかも、音読は記憶に残りやすいというメリットがあります。やる気と記憶力の両方をアップさせられます。

また、音読をしたらそれを録音するのもおすすめで、教科書や問題集を広げられない電車内などでも勉強ができます。音読して記憶力を上げ、録音してスキマ時間に勉強するための準備をする。非常に効率的な勉強法といえます。

⑦自分に合った勉強法で効率アップ

どんな勉強法も、すべての人に合うわけではありません。多々ある方法を試しながら、自分に合ったものを見つけることが最も大事です。

性別による傾向を利用した学習法もあります。「男の子は挑戦や競争を取り入れる」「女の子はスモールステップで達成感を味わえるようにする」といったものです。タイプ別なら、「マイペースな人は、時間と場所などの環境だけを確保する」というものもあります。自分の性格や勉強時間と相談しながら、自分だけの学習法を見つけていきましょう!

まとめ

・目標を決める
・スキマ時間→有効活用
・夜→暗記 朝→アウトプット
・復習は、数日後にする 分散学習
・「覚える」ではなく、「思い出す」 テスト効果
・音読

・いろんな方法を試し、自分にあったやり方を見つける

2. 効率の悪いNG勉強法4選

効率が悪いといわれる勉強法もあります。がんばっても結果が出ないという人は、当てはまるものがないかチェックしてみてください。

①作業しただけで勉強したと思ってしまう

「ノートまとめ」「教科書に線を引く作業」「単語帳を作る作業」。この作業だけの場合は要注意です。

作業が目的になってしまうと効果が薄れ、時間ばかりかかって学習の内容が身につきません。さらに、アウトプットが足りなくなり、実践力がつかず、知識も定着しづらいです。

問題演習をして知識をしっかり身につけ、実践力をつけましょう。手を動かすだけでなく、頭を働かせることが大切です。

②問題を解きっ放しにしている

問題演習をしてわからないところや間違えたとき、どうしていますか? もし、「なぜ間違えたか」「どこがわからなかったか」を解決していのは、要注意です。これだと、いつまでも同じところでつまずくことになり、効率が悪くなってしまいます。

わからなかったところや間違えたところは、解説を読んだり、先生に質問したりして、早期に解消しておきましょう。また、つまずいたポイントが解決したら、再度同じ問題を解き直すことも重要です。これにより、理解できているかを確認できます。

問題演習と解き直しを繰り返すことで、解法や知識がしっかり身についてきます。問題を解く際は、自分自身でフィードバックすることが大事です。

③暗記を避けようとしている

暗記をしないとできない問題もあります。「暗記は効率が悪い」と思っている人もいるかもしれませんが、避けてばかりはNG。覚えていないポイントでいつもつまずくことになるため、非効率にまります。

たとえば英語や古文。これらの教科は、単語を覚えなくてもある程度推測できるという側面があります。ただ、毎回推測するよりも意味を覚えていた方が問題を解く際に効率が良いですよね。正しい意味を覚える方が正確性も上がり、確実に知識が身にくので、「なんとなく推測できるから」というやり方は改めましょう

④一度で全部覚えようとしている

一度にすべて覚えようとしても記憶が定着しません。記憶の定着には反復が重要なのです。

単語帳やテキストの内容を一度で全部覚えようとして、じっくり通読する人もいると思いますが、難しいです。暗記すべき内容は、繰り返し見直して覚えるようにしましょう。数学などの解法についても、同じ問題を2~3回繰り返すことで定着するようになります。

3. 効率の良い勉強はやる気と集中力も欠かせない

効率の良い勉強法を実践するには環境も大事で、上手に環境作りをして、やる気と集中力を高めましょう!

集中できる場所で勉強

余計な情報が少ない環境で勉強するのが、やる気を引き出すコツです。具体的には、図書館や知り合いのいないカフェといった、静かで誘惑が少ない場所です。「勉強するしかない」という、集中できる場所を探しましょう!

騒音をシャットアウト

イヤホンなどで音楽を聞き、騒音をシャットアウトするのも良い方法です。カフェなどの場合は、自分以外にも人が多くいます。隣の人の話が気になってしまうと、集中力もやる気もダウンします。そうならないためにも、音楽はおすすめです。ただし、頭の中で歌ってしまっては意味がないので、歌が入っていない曲をBGMとしてかけるとよいでしょう。

適度に部屋を掃除

自宅で勉強をするしかない、ということもあるはず。その場合は、勉強のやる気を阻害し得る要素を視界から排除するようにしましょう。つまり、掃除です。ただし、掃除に夢中になって勉強がおろそかにならないように注意。勉強の邪魔になるものを視界の外に追いやるだけに留めておきましょう。

帰ってきたままの格好で勉強

自宅で勉強する際は、部屋着ではなく帰ってきたままの服装がおすすめ。ポイントは靴下です。締め付けを感じることで、自分の心も引き締めることができます。部屋着に着替えるとリラックスできますが、そのままやる気がなくなる場合もあります。勉強に集中したいのであれば、服装も気持ちも緩めないようにすることが大事です。

部屋の温度は少し低めに

エアコンの温度を少し低めに設定することもおすすめです。やる気を引き出す上で大切なポイントです。部屋の温度が高めになっていると頭がボーッとしてしまいがちです。「ボーッとしてきたから少し休憩」が環境のせいにならないように、室温にも気を遣いましょう。

まとめ

・集中できる環境を探す
・服、部屋の温度も気を付ける

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