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米経済失速を期待する人が多い! CPIのお話 24/5/11

Yan氏で~す。
インパクト!!!

今回は結論がコロコロと変わります。下調べからまとめている最中の微妙な感想の変化。最後は連銀データーを見て悩みに悩んでいます
 トレードはドルの位置次第だと考えています。CPIと小売りの結果が良くともドルの買われ具合と売り具合で変わるのではないかと考えています
当日のドルの位置に注目ではないかと思います


本文

週末なんで緩いお話を本当はしたいのですが、次週が大変に重い指標ではないく、重要なみんな大好きなCPIがあります
さっそくCPIでの動きはどうなるのか考えてみます
 今現在5/11 18時過ぎでは、インベストドットコムでは総合CPIの予想値が出ていません
 そこで調べると
総合CPI前年比 予想+3.4 前回+3.5
コアCPI前年比 予想+3.6 前回+3.8

となっております。
前月は既に出ていますのでそちらを確認してください

インベストドットコム掲載 CPI予想

緩やかに下降しています。下降曲線を描いてほしいとFRBも思っているのに、反発したからパウエルさんもバンピーだなんて発言があったくらいです
今回は上振れの可能性はどうなのでしょうか?多くの記事では下振れの方が可能性が高い様に見えます

その発端はISMが50よりしたの数値をだしたことですが
仕入れは高水準だったことを忘れないでほしいです
この記事
ブルームバーグ 5/1
まずは製造業

ブルームバーグ 5/3
今度は非製造業

こちらも50以下の数字だが、
仕入れに関するコメントは

仕入れ価格指数は59.2と、3カ月ぶりの水準に上昇。ISM製造業の仕入れ価格指数も22年6月以来の高水準となっていた。

同上記事より抜粋

となり、少なくと景況感は下がったが、PPIまではまだ下げ切っていないと私は取りました。このあたりは経済学者でもないので単純に考えたのですが、仕入れが下がらないのに賃金を考えると薄利で売るほど、お人よしな社長ではなく、物価は下がっていないような気がします

ちょっと脱線します
その前に、雇用統計もJOLTSも悪化したと書いてしまえば確かに予想よりしたでしたが、それでもまだ強い数字である
雇用、JOLTS、ISMだけ考えると
確実に、リセッション懸念から先に行っているのではないかと
私でも解ります

それでも今月5月15日のCPIと小売りでの低下はまだ早いのではないかと考えています

ここで中途半端ですが、先に下調べを終えた時点では
CPIは予想通り下がりにくい内容ではないかと思います
小売りは予想通りか下かもしれない
となり、ドルが売られているのであれば、買われ
買われていれ、売られると考えます
ドルを買うのであれば、ユーロドルかドル円
ドルを売るのであれば、ポンドで叩く
(ポンド売り信者であるのですが今回は別です)
という戦略です。事前にもし一か八か勝負でトレードする場合も同じですね

では調べた内容とまとめながら、結果が変わるかどうか見ていきます

CPIの方から
先に書いたとおり、ISMでの仕入れがまだ下がっていないのと
これです
ロイター 5/1

雇用統計での、ダブルワーク詐欺があろうとも、家庭調査と事業調査に差があろうとも、コストはかかるというないようです
FRBは頭痛いはずです
実際にこんな記事を見つけました
ロイター 5/8

コラムですので記事を書いたみずほ証券の上野さんの考えになりますが
7/31発表ということは8/1になるのかな?

大きなカギを握るのは、7月30─31日に開催されるFOMCの2日目に発表される4─6月期の米雇用コスト指数(ECI)だろう。ECIは、雇用統計の時間当たり賃金よりも包括的な人件費関連の指標で、FRBが重視している。4月30日に発表された前回1─3月期分は前期比プラス1.2%に伸び率が加速し、早期利下げ観測への大きなダメージになった。

ロイターコラムより抜粋 みずほチーフエコノミスト上野氏

なるほど、自信が付きますね。雇用コストは結構動く指標なので、意識されているのが解ります
他にも細かくいえば、CPIは予想通りになるのではないかと思うような記事等はあるのですが、昨年の伸びを考えると大きく上がるとは考えにくいです(原油は上がりましたが下がりもしたし、4月は陰線)

CPI指数の確認です。指数ですからね

消費者物価指数

伸びが止まらない。それだけ消費が堅調を示している。22年の中盤までは角度があるが、それ以後はやや緩やかに。これがもっと下がるまで、あとどれくらいかかるのだろうか?

というわけで、CPIは以上です

続いて小売りですが、これが難しいのですね
確かに最近の報道とか、コメントを見ていると消費が落ちていると時間できます
今日も色々な動画上がっており、小売りが下がってもおかしくないと思うようなものが多いです

まずは
アメリカコストコの4月の売り上げですが堅調でした
これです

逆に、アメリカ最大のミート会社は不調です

https://www.reuters.com/markets/commodities/beyond-meat-reports-wider-loss-quarterly-sales-decline-2024-05-08/

2つのレポートでは、総合は伸びたが肉が買われないってことなのか?
ロイターの記事の中に
消費者が依然として警戒心を強めておりって文言があり
一般消費者は高級品に手が出なくなってきたのは間違いないようです

ところがNRCのよると、4月は小売りが伸びたという内容のレポートがあります
これです

この記事の中の表です

CNBC/NRC 24年4月小売り伸び

0.4%と出ています
これに国税局のデータで比較します

小売り前月比

近いようで近くないような内容ですが1月落ち込みは反映しているのを見ると方向性は近いのではないかと思います
となると、4月は若干良くなる見かたになるのですが
これだけでは足りません

自動車販売台数が解りました 4月は前月からダウンです

参考元リンク


マークラインズ様より転機 4月自動車販売 アメリカ

自動車は減の予定になります

もう一度
アメリカ合衆国商務省分析局から賃金に関してのレポートを読んでみます
これです4月26日

個人所得
3 月の個人所得は、主に報酬の増加により増加しました。

  • 労働統計局の現況雇用統計のデータに基づくと、報酬のうち民間賃金と給与が増加を主導した。サービス生産産業は531億ドル増加し、財生産産業は180億ドル増加した。

消費者支出
3 月の消費者支出の 1,609 億ドルの増加は、サービスと商品の両方に対する支出の増加を反映しています。

書かれています
ヘルスケアと住宅ってのも書かれているので
病院関係の売り上げは流石に見つけられませんでしたが
住宅はNAHBからヒントを得ます
まずはロイターからこんな記事です
ロイター 4/17

つまり金利次第になります
4/24に、NAHBでは 金利7.13%から 7.24%上昇
申請件数も-2.7%と前回+3.3%から下落

4/30 住宅価格は 6.5%から7%と上昇

5/1 NAHB 金利 7.24%から 7.29%へ 更に上昇です
 申請件数も -2.7から-2.3%と若干ですが収まりましたが
申請が減ったつまり、買えないもしくは買わない人が増えたことが解ります

5/8 NAHB 金利 7.29%から 7.18%へダウンです流石に高すぎたようです
申請件数も下がったので改善され、 -2.3から 2.6へとプラス圏
この時のレポートを見ます

MBAのマイク・フラタントーニ上級副社長兼チーフエコノミスト氏は、「住宅ローン申請件数は3週間ぶりに増加し、借り換えも5%増加した。VAの借り換えが29%増加するなどの増加にもかかわらず、借り換え額は昨年のすでに低水準だった水準を約6%下回ったままだ。」と述べています。

今後の見通し
住宅ローン金利は今後数週間、横ばいまたはわずかに上昇する可能性があります。住宅購入活動は、経済状況と金利動向によって左右される可能性があります。

となり住宅は横ばいではないかと思います

さすがにアメリカは資料が多いので分析に助かります

これだけ利上げしても、まだ経済が好調なのは化け物だと思います

下記事をまとめた感想は
5月15日当日のドルの強さ次第
買われていれば、CPIはやや強いながらも小売りがやや悪いなら
売りか行って来い
売られていれば、CPIはやや強い、小売りがやや悪くても
買われた後に行って来い
どちらにしてもドルの位置とCPIの結果方向に動き、その後、小売りに反応するのではないかと若干修正

なのですが、今日になりかなり重要な内容が出てきました
マーケットアナライズのザキオカさんが怖いことを言っています

サンフランシスコ連銀ですね
見てみます
ブルームバーグで記事で出ていました

なるほど、まだ賃金というか雇用環境はまだ崩れていない
三月でパンデミック資金がなくなったのであれば
クレジットが増えた要因もこの辺りから来ているのであれば
この5月15日の小売りは4月の売り上げが下振れ要因なら大きな転換点になるかもしれないです

これはCPIが崩れずに
小売りが下振れなら、ドルは大きく売られるのではないかと思います
スタグフレーションが現実になる可能性が上がります

もしかしたら、ザキオカさんが言う6月利下げの可能性がこの日から上がるかもしれないですね

アメリカは国民が収入以上に消費してなりたっている国です。動画の中でも言っていますが、個人消費での経済破綻がないって言っていますが
サブプライム住宅ローンからのリーマンは個人が買えないような家からの問題。これを証券にしてばら撒いたのがいけなかった。今回は個人の問題であれば、さすがに利下げして金利負担を下げたいのも解りますが、下げたからと言って、直ぐに効くのもないような気がします

この辺りが、アメリカの景気後退を期待しているのが多いのですね

解っているけど文書にすると、凄い国だと解ります

改め結論ですが、ドルの位置次第になる
売られていた場合で悪い結果の場合は 
初動売られても戻りそうな気がします
この場合はドル円のロング

売られていた場合で良い結果の場合は 買われます
その日ドルより弱い通貨で叩きたい

売られていた場合で予想通りの場合は 行って来い
なにもしない

買われていた場合で悪い結果の場合は 売られます
買われていた場合で良い場合は 内容次第になる
買われていた場合で予想通りの場合は 内容次第になるが売られそうです

金利の動きに連動してみた方がいいのは当たり前です

私はカウンター狙いで事前エントリーは今回しません
売られること期待します。下がったところで、ドルを買いたいと考えています。短期勝負です。

そんな感じです


あとがき
昨日の英国債のロングエントリーは下がりが止まらずそのまま損切にかかりトレード終了でした(笑)マイナス6万で、さすが国債ボラが大きいです
負けはまけです。エントリーが雑だったなと反省しております
待てなかったのではないかとエントリー位置が早いのも理解しています
なかなか連勝ができないです。

以上です

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