電光石火

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「革命の名のもとに共産主義者がリンチ殺害の帰結生む」

警視庁公安部は6月6日、革労協(革命的労働者協会)主流派の拠点を、公務執行妨害容疑で家宅捜索▼革労協は5月29日、イスラエルによるパレスチナ・ガザ地区への軍事行動を批判する抗議活動で米大使館付近で機動隊と「衝突」し警備にあたる隊員に同派の活動家の男が複数回殴りかかり、職務妨害の容疑で逮捕と、関係先を捜索したもの。革労協は旧社会党系の新左翼過激派・社青同解放派の中心的組織で破防法調査対象団体に指定されている▼新左翼過激派といえば元朝日新聞記者・樋田毅氏の『彼は早稲田で死んだ』が

    • 救国の予言講演1973~74年  7 国際勝共連合会長 久保木修已氏 自由世界は団結し、共産主義の陰謀を打ち砕こう!

      共産主義以上の宗教的理念を 問題は何か。彼ら以上の理念を持たなければなりません。思想を身につけなければなりません。いかに国民一人一人が立ち上がって、共産主義以上の宗教的な理念、精神的なバックボーンを持つことができるかどうか。これが問題であります。その宗教的な理念は、彼らの言うような独善的なものでなく、普遍的なかおり高い、格調高い、しかも、それは一国だけに通用するような限界のある理念ではなくて、世界と共に世界人類が共に持ちえる普遍的な真理、宗教的な理念でなければなりません。こ

      • 救国の予言講演1973~74年  6 国際勝共連合会長 久保木修已氏 ヒューマニズムを克服せよ!

        共産主義の温床となったヒューマニズム 共産主義を乗り越える思想がどこにあるのか、皆が真剣に求め続けていかねばならない必要がある。そこにいたって、最初にわたしがお約束申し上げましたように盲点が一つあるという。なぜ、共産主義が、人々の警戒心をよそにあざ笑うかのように増えつづけるのか。そこに盲点があると私は申してきました。この盲点が実に、この問題に言及されてくるのであります。 すなわち、盲点となっているものは皆様方もよくご存知の、あの語感の甘い聞く耳に耳あたりのいい言葉、それは

        • 救国の予言講演 1973~74年  5 国際勝共連合会長 久保木修已氏 唯物史観を壊滅せよ!

          カゲでほくそえむ共産党 このようにして、あれをとり、これをとりしてみても、実に深刻な問題がある。日本人自身であるならば、この問題は誰もがこれをなおざりにすることができないはずであります。本当に真剣に考えなければならないのでありますが、この日本人の中に、そういう状態になってくることを、極めて歓迎し極めてほくそえんでいる、そして“天運到来”とか“よき時がきた”とこのように考えつづけている一部分の人々がいる。それはなんといっても、わたくしが問題としようとしている共産党であり、左

        「革命の名のもとに共産主義者がリンチ殺害の帰結生む」

        • 救国の予言講演1973~74年  7 国際勝共連合会長 久保木修已氏 自由世界は団結し、共産主義の陰謀を打ち砕こう!

        • 救国の予言講演1973~74年  6 国際勝共連合会長 久保木修已氏 ヒューマニズムを克服せよ!

        • 救国の予言講演 1973~74年  5 国際勝共連合会長 久保木修已氏 唯物史観を壊滅せよ!

          救国の予言講演 1973~74年 4 国際勝共連合会長 久保木修已氏 信義外交は日本の生命

          各国の日本に対する不信感 このようにして、日本は中共と手を握り合ってしまったが、今言ったように、中華民国と国交を断絶してしまったのです。果せるかな、東南アジアを頂点とする世界各国は、この日本に対して、とくに東南アジアは、ただちに日本に対する不信感を増していったことは、皆様方がご存知でございます。「日本人というものは何を考えているのか分からない」と、東南アジアの人々は口をそろえて言いました。 「あれほど御恩になった蔣介石総統さんをあんなに簡単に裏切られる日本人なんか、こんなに

          救国の予言講演 1973~74年 4 国際勝共連合会長 久保木修已氏 信義外交は日本の生命

          救国の予言講演 1973~74年 3 国際勝共連合会長 久保木修已氏 怨みに酬いるに徳をもってなす

          今日の日本の繁栄は蔣総統のお蔭 皆様も御承知のように、大東亜戦争で戦ったそれぞれの国のトップの人々-スターリン、ヒットラー、チャーチル、ルーズベルトなどはもうこの世にはおりません。しかし、八十才の蔣総統閣下おひとりだけは、その当時の世界の出来事を一番よく知っておられる『歴史の生き証人」ともいうべき方です。閣下は御高齢でもありますし、なかなかお会いすることがかなわないと思いましたが、再三お話したところ「よし、そういうものであるならばぜひとも会ってみよう」ということで三十分

          救国の予言講演 1973~74年 3 国際勝共連合会長 久保木修已氏 怨みに酬いるに徳をもってなす

          救国の予言講演 1973~74年 2 国際勝共連合会長 久保木修已氏  忘恩背徳の民になるな

          世界を知らない幸せ者 二年ほど前、私がしばらくワシントンに滞在していた時、世界の国々の大使と国際情勢について意見の交換をしたことがありました。当時、駐米韓国大使閣下のご自宅をうかがい極東問題について対談したとき、大使は「久保木さん、日本の方々は幸せな境遇を歩んでこられたから、われわれ韓国民族の特殊な心理状態はなかなかご理解いただけないことでしょうね」と言われ、そしてこんなことを話されました。 ―――わが国は、四千三百年の長い歴史を歩んで来ましたが、実にみじめなことに、外国

          救国の予言講演 1973~74年 2 国際勝共連合会長 久保木修已氏  忘恩背徳の民になるな

          救国の予言講演 1973~74年 1 国際勝共連合会長 久保木修已氏

          久保木修己 くぼきおさみ 1931年中国大陸大連で生まれる。13歳にして初めて日本の土を踏む。その頃より祖国の再建を夢み、慶應義塾大学に学びつつ宗教の道を志した。1963年、世界基督教統一神霊協会に入り、青年・学生を指導し救国救世運動の先頭に立つ。更に新時代をリードするに相応しい新文化建設をめざし、国際文化財団を設立。自ら理事長となって、国際的学術、芸術の交流をすすめた。その間、欧米30数ヶ国、東南アジアの各地を歴訪し、各国指導者との交友関係は実に広範囲にわたっている。世界基

          救国の予言講演 1973~74年 1 国際勝共連合会長 久保木修已氏

          占領指令によって失われた国家への忠誠義務を求める -言論の自由と国家秘密- 江藤淳氏

          江藤淳(東京工業大学教授) <プロフィール> 昭和7年生れ。慶應義塾大学在学中に「夏目漱石」を発表、一躍脚光を浴び、文芸評論家として立つ。以後、ロックフェラー財団の招きで米プリンストン大学研究員、客員助教授を経る。「1946年憲法その拘束」(文芸春秋)、「占領史録・全四巻」(講談社)など、占領政策と検閲問題を中心に戦後史の正確な掘り起こしを行っている。「終戦史録」復刻解説により第7回吉田茂賞受賞。(著書〉「江藤淳著作集(全6巻)」「同続(全5巻)」(講談社)、他多数。 19

          占領指令によって失われた国家への忠誠義務を求める -言論の自由と国家秘密- 江藤淳氏