見出し画像

会社員→副業→フリーランスになって分かった!副業をやって分かったリアル

この記事に興味を持ってくださり、ありがとうございます!
拙い文章にはなりますが、ありのまま書いておりますので参考になれば幸いです。

僕の自己紹介はこちら!


【はじめに】

僕は今フリーランスでキャリアドバイザーとして働いていて
日々、人のキャリアの方向性を一緒に決めたり
転職したい人を支援したり、副業・起業をしたい人の支援をしたりしていますが、今の仕事の原型的なものは社会人2年目から始めていました。

最初は、どういったものをやっていたのか?というと
コーチングビジネスをたまたまネットで知って、
「とりあえず受けてみるか!」というような感じで聞きに行きました。

そこで、
・コーチングについて
・起業するという選択肢
・心理面、マインド面の勉強
などを知る良いきっかけになりました。

【副業してみて分かったこと】

ただ、ここで伝えたいのは副業をすることで分かったことです!
コーチングの副業やその後にやっていて今の本業にもつながっている
キャリアアドバイスの副業をやってみて分かったことは、

・500円の重み!稼ぐということの実感と重み
・自分のやりたいことで稼ぐやりがいと難しさ
・お金を稼ぐことと給料をもらうことの違い
・会社以外でもお金を生み出せるという実感
・副業をこれからどうしていこう?と考えている時の充実度
・時間確保が鬼難しいが副業は疲れない(むしろ回復できる!)
・本業の経験はやはり活きる

こういったものが挙げられます。
結論から言って、かな〜り勉強になりますし、成長もできます。

僕が副業で最初に稼いだ金額は、2時間で500円でした。
どんな仕事だったのか?というと
「2時間かけて仕事の悩みと愚痴を聞くこと」です。

【初めてもらった500円の重みとは?】

それって仕事なの?と思われるかもしれませんが、
仕事って誰かの悩みとか要望とかを叶えることだと思っています。
当時のことは今でもよく覚えています。
40代くらいの女性の方で、仕事の悩みを聞いてほしいという依頼でした。

そこで、僕が気をつけていたことは
・絶対に求められていないアドバイスしないこと
・絶対に否定をしないこと
・絶対に自分の話を聞かれてもいないのにしないこと

その結果、2時間かけて仕事の状況を話してくださり
結果的にとても満足をしていただき、評価も最高ランクのものをつけてくださいました。

その時の金額は500円でしたが、「相手の課題に寄り添い感謝されて頂ける初めてのお金」でした。
当時の僕の給料は。額面で月収18万円でしたが、18万円よりも自分で稼いだ500円の重みは相当なものでした。

そこで初めてお金を稼いでみて気がついたことは、
会社でもらうのは給料だけど、仕事の本質は相手の課題を解決し感謝された時に発生するものだということです。

会社から給料がもらえるのは、会社から与えられた課題を自分が解決している・解決してくれるだろうということでもらっているのだと実感しました。

初めて500円の報酬を得たとき、とても充実しますが
同時にもっとこういうこともしてみたい!やりたい!という気持ちが出てきます。
そして、色々試してみました。恐らく100個くらい思いついたものを試したと思います。

【自分がやりたいことではなく、相手の欲しいもの】

結果として、今残っているのは3つくらいです。
ここが最も難しく楽しい部分でもあるんですが、
自分がやりたいこと=相手の欲しいものではないことが多々あるんですね。

自分としてはもっとこういうことを伝えたい!教えたい!と思っていても
残念ながら相手が欲しがらなければお金にはなりません。

副業を始めてみて、自分がやりたいことを貫くためには相手の期待にまずは答えて、そしてやりたいこととマッチさせるwin-winの関係を作らなければならない。
それが成り立って初めてビジネスは成立するんだと分かりました。

よく会社でやりたいことが出来ない!と嘆いている声もありますが、
副業をしてみて分かったことは「そりゃそうだろ!」ということです。

僕らが社長の立場だとしたら、会社は従業員にお金を払っているお客様の立場です。
お客さんの立場である会社からしたら、まず会社側の望んでいることを叶えた上で、やりたいことが出来るという理屈がありますよね!
僕も最初嘆いていた側の人間だったのですが、副業をやってみてようやく分かったんですね。(遅すぎる💦)

よくある話ですが、副業を通じて会社以外で報酬が発生したときに
自分は会社以外でも少なくとも500円は稼げるんだと実感することは今後の働き方に大きく影響を与えます。
あとはこれを大きくすることだと思った時、副業の時間が確保できなくなるんです。

【副業時代の時間の使い方】

僕は、副業を本格的にやっていたときは
・朝は5時に起きる
・出社前にカフェで副業のことをやる
・7:30〜18:30まで会社で仕事
・退社後、20:00〜副業
これを平日5日間毎日やっていました。

また、土日の休みは
・朝5時起き
・7:00~22:00まで副業
・お客さんが入っていない場合は、読書や勉強
これを徹底しておりました。

本業と副業を両立させていたときは、休みがなかったんです。
ですが、副業をしてみて分かったのですが
本当に楽しい仕事は、疲れを感じず元気にすらさせてくれるんです。

どういうことか?というと会社員の仕事を7:30〜18:30で働いている時は
正直、午前中だけでクタクタになります。
ですが、退勤後の副業の時間になると不思議とそれまでの疲れが吹っ飛びます。
むしろ今が朝か?くらい元気になるんです。

自分がやりたいこと・意味を見出せている仕事をするとき
人ってこんなにも元気になれるものなのか!とびっくりしました!

【本業の経験はバカにならない】

本業の仕事は確かにきつくて、嫌だったのですが役に立ったのことも多々あります。
ビジネスマナーと営業経験は特に活きてきました!

フリーランスで仕事をしている今も、マナーは特に気をつけています。(当たり前ですが💦)
それは、人の印象は会ってすぐに決まってしまうと自分も感じているからです。

笑顔でハキハキ喋って、反応も良く、話を聞いてくれる人と
暗くぶつぶつ言っている人で、反応も悪く、話を聞かない人では
前者の方が仕事を一緒にしたいと思ってしまいます。

どんなに実力があったとしても、誰かから「こいつすごいんだ!」と紹介してもらわない限り
見た目が9割なのは、会社員でもフリーランスでも変わりません。(大人として当然ですね!)

会社員だった時ビジネスマナーを叩き込んでいただきましたし
僕はユニクロでアルバイトもしていたので、そこでのマナーも役に立っていきました。

また会社員時代は新規営業をやっていましたが、そこでの経験も活きています。
数字を追うことも嫌ですが慣れてはいますし、
何より初対面の人と話すことに圧倒的に慣れていました。
人材会社ということもあり、人と話す回数がとても多いのでコミュニケーションやアイスブレイクの力はとても磨かれました!

これは仕事内容にもよりますけど、僕の場合は人材会社にいて
今キャリアアドバイザーの仕事をしているので、業界の裏事情や転職のリアル、転職エージェントのリアル、人材業界のリアルはよく分かっています。
その部分も今の仕事に繋がっています。

【副業の難しさと面白さ】

最後に、副業を始めて最も勉強になったことは
ビジネスを継続することと稼ぎ続けることの面白さと難しさです。

仕事をやる以上、結果が出なければ面白くはないです。
ですが、結果が出ればとてもやりがいになります。

副業で課題があったとき、
・こうしてみようかな?
・こうしてみたら結果がどうなるか?
と自分で考えて試してみて、やってみて、結果がでる
それがとにかく楽しいんです。

自分で考えて、実行し、検証し、再度挑戦する。
仕事で大切なPDCAを自分で回せている充実感はたまらないものです。

ですが、当然お金も増えて欲しいですよね!
ここがまた難しいのですが、お金を求めれば求めるほどお客さんの課題が見えなくなり、結果お金を埋めなくなっていきます。

お金は、相手の課題を解決した報酬としてもらえるものです。
つまり自分都合で仕事をしすぎると結果的にお金を生み出せなくなります。
そして、一度上手く行った方法が段々上手くいかなくなっていくのも副業の難しさです。

当たり前ですが、ずっと自分がNO.1であることは難しいです。
必ず、ライバルが現れますし抜かれることもあります。
そして真似してくる人も出てきます(僕はマネされるとマネされるまでになったか〜とテンションが上がります笑)
そういった市場・競争に常にさらされている環境で戦い続けること。
これが楽しくもあり、苦しくもあります。

もちろん戦わない経営をしていくことは何よりも大切ですが
ライバルが誰もいない!と思っていても、ライバルが生まれたりマネされることで競争から逃げ続けることはとても難しいです。

これは会社員であっても言えると思っています。
僕らは僕らの経験やスキルを会社に提供して、お金という給料を得ています。
ですが、僕らの経験やスキルが陳腐化して、他の人の方がより良いものを提供できるとなったら?
僕らに払っていたお金はやがて、別の人に行くでしょう。
そうした競争環境にあるのは、会社員もフリーランスも変わらないんだなと
副業をやってみて気がつきました。

まだまだ副業をやってみて気がついたことはありますが
一旦ここまでにしておきます!

・副業を考えている
・副業に挑戦をしてみたい
・副業のリアルが知りたい

そういった方の参考になれば幸いです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?