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読書の新提案 オーディオブック「Audible」は受動的な読書を提供する

Audible(オーディブル)とは?


AudibleはAmazonが運営するオーディオブックサービスで、本を読む時間がない人や家に本を置きたくない人、両手がふさがる機会が多い人に最適なサービスです。スマホで音楽を聴くのとほぼ変わらないシンプルな操作で使用でき、オーディオブックを始めるには最適です 。

Audibleの特徴

  1. 12万冊以上の作品が聴き放題: Audibleにはビジネス系から文学作品、エンタメ系の作品まで、幅広いジャンルの作品が収録されています。他のオーディオブックサービスに比べて作品数が断然多いため、気軽に興味のある作品を見つけて聴くことができます。

  2. 有名な声優や俳優の朗読も楽しめる: Audibleで聴ける作品の中には有名な声優や俳優が朗読してくれるものもあります。プロのナレーターが朗読している作品もおすすめです。ビジネス書での朗読はアナウンサーのようなハキハキした声で聴き取りやすく、文学作品では作中の場面ごとの抑揚や感情を大事に朗読してくれます。

  3. 便利な機能が搭載されている: Audibleには、オフライン再生、ブックマーク機能、音声速度調整機能、スリープタイマー機能などがあります。これらをうまく利用することで、より有益なAudibleの使い方ができます。

Audibleを1ヵ月使ってみた感想

筆者の簡単な情報
私は宮城県に住む大学3年生です。大学ではグローバリゼーションのゼミに所属しています。将来は「出版・新聞」業界で記者編集職に就きたく活動中です。

なぜAudibleを選んだのか?

私が数多あるオーディオブックサービスからAudibleを選んだ理由。それはAudibleがオーディオブック市場で一番花形であり、話題性があるアプリだったからです。

Amazon Audible  https://www.audible.co.jp 2024/5/20参照

Audibleの特徴は、そのサービスが提供する独自性と利便性にあります。
オーディオブック市場のリーダーとして、Audibleは幅広いジャンルのタイトルを取り揃えており、ベストセラーや新作、さらにはAudibleオリジナルの作品まで、他では手に入らない独占コンテンツを提供しています。また、使いやすいインターフェース高品質なオーディオは、どこにいても最高のリスニング体験を保証してくれます。

さらに、Audibleはお得な会員プランを提供しており、30日間の無料体験ののち月会費1500円で運営する12万冊が以上の作品が聞き放題となります。紙の本や電子書籍以上に、毎日の間に聞くタイミングがたくさん転がっているし、1作品~2作品を読むだけで簡単に元が取れてしまいます。

これらの特徴が、私がサービスの利用に踏み切った理由です。
品質選択肢の多さ利便性、そして顧客サービスの面で優れているため、Audibleはオーディオブックを楽しむための最適なプラットフォームと感じました。

Audibleを利用するのに向いているのはこんな人

Audibleはスマホアプリで簡単に利用できるため、通勤中や家事をしながらでも気軽に聴くことができます。
私がインストールしてみようと思ったのはそこからです。毎日大学へおよそ1時間かけて電車で向かっています。車内で周りを見渡すとスマホを片手にゆれている乗客をよく見ます。対して本はどうでしょうか?ここでの本というのは、紙の本です。まったくいないわけではないけれど、本を片手に乗っている乗客は少ないと感じます。また、本は立ちながら読むには向かないですよね。どうしてもスペースを取ってしまうし、手がふさがってしまいます。電車という限られたスペース、確実に座れる保証がない場では不向きです。

ここまで読んでみて、こう思う人もいるかもしれません。ならスマホで本を読めばいいのでは?と。確かにその方法もあります。ここでは電子書籍、オーディオブックの優越に対して詳しく議論はしません。電子書籍、オーディオブックにはそれぞれの良さがあり、人によってどちらを選択するかは変わってくるでしょう。

では、電子書籍とオーディオブック、同じ電子媒体ではありますがどちらを選択するか?これを考えるうえで最も大事になってくるもの。それは、読書を

  • 能動的に楽しみたいのか?

  • 受動的に楽しみたいのか?

だと私は思っています。電子書籍を読むには、当たり前ですが自分から目で情報を集める必要があります。対してオーディオブック、Audibleは再生を開始したら情報が嫌でも頭の中に入ってきます。自分から情報を仕入れる必要がないため受動的であるといえます。

つまり、読書を受け身で楽しみたい方はAudibleを使うことを強くお勧めします。これから仕事や学校が控えてる…。それらが終わってくたくた…。
そんな時でも省エネで読書を楽しめるコンテンツ。

それが、Audibleでしょう。

ストーリー性のある本、小説を読みたいのならAudible!

また当たり前の話をします。小説を読むと主人公が出てきます。その主人公の周りには様々なキャラクターが登場してくるでしょう。そしてそのキャラクターの周りにはさらに別のキャラクターたちが…。

つまり何が言いたいのかというと登場人物を覚えながら読むのって大変だよね。ということです。私は小説(文字媒体)はストーリー性のあるコンテンツの中で一番武器が少ないコンテンツだと思っています。頼りになるのは文字情報のみです。ストーリー性のあるコンテンツはオーディオブックはもちろん、アニメや漫画が挙げられるでしょう。
これらの中でストーリーの理解のしやすさで序列をつけるなら、

1位、アニメ・漫画
2位、オーディオブック
3位、小説(文字媒体)

1位はアニメ・漫画。アニメは音声情報とイラスト情報を頼りに楽しみます。対して漫画は文字情報とイラスト情報を頼りに楽しみます。それ踏まえたら順位が変わってくるかもしれまぞれ武器は2つですね。ここで音声情報と文字情報がどちらが高位なのかをせん。しかし私はそのコンテンツを利用する人が受動性を求めるのか、能動性を求めるかの違いでしかないと考えたため、同一としました。
(受動性⇒アニメ、能動性⇒漫画)

3位の小説(文字媒体)の武器は先ほど述べたように文字情報のみですね。

そして、2位のオーディオブック。これは音声情報のみが武器ですね。

となると2位と3位の武器は1つしかないです。
また、アニメ・漫画を音声情報と文字情報という、受動性か能動性の好みの違いが重要であるから1位と片付けるのであれば、オーディオブックと小説(文字媒体)は同一順位にしても良いのではないかと思うでしょう。

しかし、それはオーディオブックがただ単に同じペース、声で読み上げていったらの話です。導入でも触れたとおり、Audibleは有名な声優や俳優が朗読を行ってくれます。1つの小説に対して1人が朗読を行うのが一般的です。そこでは登場人物のキャラクターや心情に合わせて声を使い分けて朗読してくれます。

私は文字情報と音声情報、イラスト情報、これらは脳に入ったあと「記憶情報」となって処理されると考えています。

最終的に記憶情報として私たちの脳が処理するのであれば、声色の変化は処理のしやすさに大きなヒントを与えるものであり、オーディオブックにアドバンテージがあると考えました。

まとめると、小説(文字媒体)は理解するときに文字情報をもとに記憶情報として処理されます。また、オーディオブックは理解するときに音声情報をもとに記憶情報として処理していきます。ただ、その音声情報に声色の変化が加わると理解のしやすさのヒントが増えます。

本を読んでいるとき、小説(文字媒体)はキャラクターを思い出す際に既にある記憶情報から名前を引っ張ってきてそれと合致させます。
対してオーディオブックはその記憶情報の要素にキャラクターごとの声色が含まれているため、思い出す際の手段、引き出しが1つ多くなるということです。


そこで私はストーリー性のある本を読みたいのであれば、オーディオブック、その中でも有名な声優や俳優が朗読を行ってくれるAudibleはあなたの読書体験を助けてくれるものと思います!

Audibleのデメリット

ここまで私がAudibleを1ヵ月使ってみた感想で好点的な部分ばかり取り上げてきました。そこで、最後にデメリットを書いていきたいと思います。

  1. 登場人物の名前の漢字が分からない: 小説などの場合、登場人物の名前の漢字が分からないため、イメージしづらいことがあります。

  2. 難しい本だと頭に残りにくい場合も: 難解な本は何度も読み返さないと理解しづらいことがあります。

  3. 外出先でイヤホンを忘れたら聴けない: スマホは忘れることがなくても、たまにイヤホンを忘れることがあります。

1,については日本語特有の課題のように感じられますね。

読書+α Audibleは生活の質を上げられる

Audibleはスマホアプリで簡単に利用できるため、通勤中や家事をしながらでも気軽に聴くことができます。
ここが本当にオーディオブックの素晴らしい要素の1つです。それは日常にあふれる非クリエイティブな動作、単純作業との相性がとても良いです。

私は運転や料理、洗濯物をたたんでいる最中、暇で暇でしょうがなく感じます。その憂鬱さをうめるために何かアクションを起こしたくなるのです。Audibleと出会う前までは、YouTubeをラジオ代わりに聞いたりしてごまかしていました。しかしそれだと作業の最中にどうしてもスマホの画面に目線をずらしたくなってしまって作業が中断してしまうなんてことがありました。

対してAudible後は目線が作業に固定することができるため、作業の進行具合にも良い変化があり、濃い時間として感じられました。

濃い時間。本当にそう表現するのが適切だと思います。作業中、Youtubeを聞いていたころ、その時のことを思い出そうとしてみます。自分はどんな動画を見ていたか?何が面白いと感じたのか?そういったことを思い出そうとしても詳しく思い出せないのです。Youtubeで話を進めてきましたがこれはテレビでも同じことが言えると思います。テレビやYouTubeはイラスト情報と音声情報が完全に組み合わさって100%の記憶情報となります。つまり、そういったイラスト情報と音声情報を組み合わせたコンテンツをお供に何か単純作業を行うと、どうしてもイラスト情報の情報量が不足してしまうということです。

Audibleは音声情報で完結しているためその分、時間を振り返ったときにそれが有意義だったものと感じられやすいでしょう。

YouTube、テレビを何気なく見ているときや、単純作業中。
その時間をAudibleに充てる。すると、自分は今憂鬱な時間を本を読むことに充てている。メンタル的にも良いと感じられました。

まとめ

Audibleは、私たちの日常生活における「読書+α」の価値を提供します。スマホアプリとしての手軽さ、豊富なコンテンツ、そしてプロフェッショナルな朗読は、読書を新たな次元へと引き上げてくれます。デメリットもありますが、それを上回るメリットが多く、読書をより身近で豊かなものにしてくれることでしょう。Audibleと共に、私たちの日々はより充実し、意義深いものになります。ぜひ試してみてください!


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