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ネコ好きのエトと申します。

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最近の記事

大哺乳類展3 動物たちの大行進

衝動的に有給休暇を申請し、国立科学博物館で開催中の「大哺乳類展3」に行ってきた。 「わけてつなげて」の通り、今回の展示は「分類」に焦点を当てている。 現在のところ、哺乳類は6500種あまりが知られているそうだ。 これまでの分類学は、姿かたちや骨格、内臓のつくりなどで分類するのが主流だったが、近年はDNA解析を用いた分子系統学が発展している。 その結果、実は近縁の種だったことが分かった動物たちや、 姿かたちは似ているけど分類上はだいぶ離れていることが分かった動物たちがい

    • 季節外れと思いきや

      写真の真ん中あたり、木の幹にセミの抜け殻がくっついているのがお分かりいただけるだろうか。 通勤途中に小規模な雑木林がある。 今の時期はウグイスが鳴いていたり、新緑がきれいだったりで、木々を眺めながら歩いている。 つい数日前のこと。 とある木に目をやると、高さ2m以上はあっただろうか、幹にセミの抜け殻がくっついているのを発見した。 今の時期にセミ?? 今は4月。間違えて出てきた? いや、それにしても早すぎる。 まさか昨年の抜け殻がまだ残っているわけではないだろう。 早速

      • ペンギンに物理を教えてもらう

        最近読んで面白かった本です。 『ペンギンが教えてくれた物理のはなし』 渡辺佑基 河出書房新社 2020年(2014年に出版されたものを加筆・修正、文庫化) 物理。 一応私は理系だが、物理にはものすごく苦手意識があった。 「物の道理」というくらいだから、私たちが生きているこの世界の根本にあるとても重要な学問なんだと思うけれど。。。 そんな私でもこの本を読もうという気になったのは、表紙いっぱいに描かれたペンギンの絵に心惹かれたからだ。 意表を突かれる大きさのユーモラスなペ

        • りだひぎみみぎひだり

          なんのこっちゃ?という感じですが、 最近読んで面白かった本です。 『逆さメガネの左右学』 吉村 浩一 ナカニシヤ出版 2003年 「ターャジス」 こんな文字が書かれているトラックを見たことがないだろうか。 一瞬「ん?タージャス??」 となるが、何秒後かには「あ、スジャータか」と分かる。 でも何度見ても「ターャジス」と読んでしまう(しかも発音できない)。 名古屋に本社のある「スジャータ めいらくグループ」のトラックだ。 「ターャジス」なのはトラックの右側面で、進行方

        大哺乳類展3 動物たちの大行進

          メガネを新調した話 その2 + 凹んだ話

          前々回の記事で書いたメガネが出来上がった。 色がどうだったか記憶があやふやだったが、濃い茶ベースのべっこう柄だった。人間の記憶って本当に当てにならない。 早速かけてみた。 度が入ったレンズになった時に似合うかどうかしら問題はいかに? 多分、メガネをかけた自分の姿に対する慣れも必要だと思うが。。。 ん?に、にあっている! 持っているメガネで一番似合う、と思う。 よかった。。。 やっぱり、フレームの形が顔の形と合っているのだ。 私の顔は割と面長で顎の形もはっきりしてい

          メガネを新調した話 その2 + 凹んだ話

          思い出の空想旅行

          私は子どもの頃から地図が大好きだった。 私の両親は旅行や登山が好きで、私は赤ん坊の頃から色々なところに連れていかれた。ある程度成長すると私は自然と地図に親しむようになっていた。 家には大きな日本地図が貼ってあり、その前でしゃがみ込んでずーっと地図を見ていたのを覚えている。 大したことは考えていなかったと思うが(笑)、とにかく地図を眺めているだけで楽しかった。 もちろん、中学、高校の地理の授業も好きだった。 高校生の時には「地理検定」なるものも受検した(現在は、地図地理検

          思い出の空想旅行

          メガネを新調した話 その1

          先日、メガネを新調した。 と言っても、まだ手元にはない。 中学生の頃に初めてメガネを作り、今までに作ったメガネは4つほど。 7年くらい前に作ったメガネは、フチのところに知らないうちにカケが入ってしまい、しかも外側だったので、かけると思いっきり見えてしまっていた。 誕生日に母に買ってもらったもので、薄いピンクのおしゃれな雰囲気が気に入っていた。 私は普段、黒かグレーかオフ白の服を好んで着ており、ピンクはまず身につけないが、そのメガネの薄いピンクは好きだった。 カケに気づい

          メガネを新調した話 その1

          『猫がいれば、そこが我が家』

          『猫がいれば、そこが我が家』 ヤマザキ マリ 河出書房新社  最近、ヤマザキマリさんの本を読み始めた。 お名前は存じ上げていたし、映画「テルマエ・ロマエ」も話題になっていたので聞いたことがあったが、本は読んだことがなかった。 Amazonを見ていて目に入った『貧乏ピッツァ』を最初に読んだことがきっかけで、他の作品も読むようになった。 ちなみに『貧乏ピッツァ』を読んでいたらいろんなものが食べたくなったが、特にサンドイッチが無性に食べたくなってしまった。 子供の頃から動物

          『猫がいれば、そこが我が家』

          『遺伝子が語る 免疫学夜話』

          『遺伝子が語る 免疫学夜話』 橋本求 晶文社 2023 最近読んですごく面白かった本がこちら。 この本の著者、橋本求氏は大阪公立大学医学部膠原病内科の教授で、自己免疫疾患を専門としています。 免疫とは、体の外部から侵入してきた細菌やウイルスなどを攻撃し、体を守る仕組みのことをいいます。 例えば、インフルエンザウイルスに感染、発症すると、高熱が出て倦怠感や関節痛、咳や鼻水が出たりして非常にしんどいですが、これらの症状は、インフルエンザウイルスを排除しようとする免疫の働き

          『遺伝子が語る 免疫学夜話』

          昨日は猫の日

          昨日は2/22でニャンニャンニャンの猫の日だったらしい。 最初に申しますが、私はひねくれています。 あえて、猫の日じゃなくて1日ずらしてこの記事を出すのも、ひねくれ者の私らしい。 バレンタインもそうだけど、 何かと◯◯の日とか言っていろいろ買わせようとする。 買う人たちがいるから成り立っていて、win-winなんだろうけど、 策略にうまく乗せられている気がして、「買うもんか!わしは買わんぞ!」みたいな感じでいつも遠巻きに見ている。 たぶん、側から見ればただの物欲しそう

          昨日は猫の日

          なかなかいいかも徒歩通勤

          今の職場は家の近くからバスで15分ほどかかる。 昨年の12月くらいからだったと思うが、徒歩通勤を始めた。 と言っても、 朝は徒歩で帰りはバス が多い。 往復で歩くことはたまにしかない。 距離にして3.7km、私は歩くのが速いので約40分で着く。 私は直射日光に当たると蕁麻疹が出てしまうが、 今の時期の朝7時台だとだいぶ日差しも弱いし、歩く道はほとんど日陰なので問題ない。 道は、家から広い通りに出たらほぼ真っ直ぐ。 少し起伏があるくらい。 半分を過ぎると緑も多くなって

          なかなかいいかも徒歩通勤

          目の前に猫がいるというのに

          お気に入りの猫写真集が3冊ある。 まずはこの1冊 『豪華写真シリーズ2 ねこ ma minette』 西川治 株式会社ベストセラーズ 1971年発行 ma minetteとはフランス語で「私の子猫」という意味だそう。 何年か前に京都に行った時、一乗寺にある大好きな書店、「恵文社」で偶然見つけた。 20〜30代の頃、毎年のように京都に行っていた。 恵文社をはじめ京都には面白い本屋さんがたくさんあるので、本屋さん巡りもよくやっていた。 恵文社に行くと2時間は出てこられなく

          目の前に猫がいるというのに

          鶏レバーのパスタ

          最近、YouTubeでイタリア料理の日高良実シェフのチャンネルをよく見ている。 日高良実シェフは東京・青山のリストランテアクアパッツァのオーナーシェフだ。 と知ったようなことを言っているが、私はまだお店には行ったことがない。 是非行ってみたい。というか、必ず行く。 イタリアンのシェフの動画はたくさんあるが、日高シェフの動画はイタリア料理についての話がとても面白く、つい見てしまう。 イタリアでの修業時代に習った料理やお店で出している料理の作り方だけではなく、料理の由来、食材

          鶏レバーのパスタ

          日光が怖い

          たしか中学2、3年生くらいの頃だったと思う。 最初の異変は部活のときで、腕時計をはめていたあたりが猛烈に痒くなり、蚊に刺されたようなぶつぶつがいくつもできていた。その時は手首だけで、蕁麻疹であるという認識もなかった。 どんな経過を辿っていったかは忘れてしまったが、最終的には日光に当たっていた部分全てが猛烈に痒くなり、蚊に刺されたような平べったい湿疹が広がり、熱をもって真っ赤に腫れ上がるようになってしまった。半袖を着ていると服で覆われていた部分とそうでない部分の境目がくっき

          日光が怖い

          猫を飽きさせないキャットダンサー

          このたびの能登半島地震で被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。 猫と暮らすあるあるだと思いますが、 猫と遊ぼうと思ってせっかく買った猫じゃらしなのに、たった1日で見向きもしなくなるなんてことありませんか。 私もそりゃもう10本以上、買ってすぐに見向きもされなくなる、を繰り返してきました(学習しない人間)。 「今度こそは!」と思って買ったのに、最初からビミョーだったり(結構へこむ)。 久しぶりに見たら遊ぶかなと思っても「あー、それね」みたいな感じで2秒でぷいとなったり

          猫を飽きさせないキャットダンサー

          何年か前にテレビを捨てた話

          我が家は2〜3年前にテレビを捨てた。 私はもともとテレビはほとんど見なかった。 朝、出勤前の身支度の時にニュースや天気予報をちらっと見るくらいだった。 ちなみに夫は全くといっていいほど見ない人だった。 それなのに、かなり大きな黒いテレビが部屋に置いてあって圧迫感があった。 たしか、結婚した時に家電を買いに行って、そのテレビが安くなっていたからという理由で買ったと思う。 大きい画面のメリットは、映画を見るときと「桃太郎電鉄」をやるときくらいだった。 もともと見なかったのに

          何年か前にテレビを捨てた話