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ネコ好きのエトと申します。自然のこと、読んだ本のこと、行った場所のことなどを書いています。

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南極に行った猫と犬と鳥

1956年11月8日、1匹の子猫と22頭のカラフト犬、2羽のカナリアが南極観測隊、船の乗組員ともに観測船「宗谷」で日本から南極へ向けて出発しました。 子猫の名前は「たけし」。そして22頭のカラフト犬のなかには後に世に知られることとなる「タロ」と「ジロ」がいました。 先日、東京都立川市にある、国立極地研究所 南極・北極科学館に行ってきました。 南極と北極の研究所だから、すぐにでも船に乗って観測に出かけられそうな海沿いにありそうですが、意外にも海から離れた立川市にあります。

    • よそ者は追い払う?

      最近読んだ本で、衝撃を受けた本です。 でも、読んでよかった、むしろもっと早く読みたかったとも思った本です。 『外来種は本当に悪者か?』フレッド・ピアス 2016年 草思社 「外来種」と聞くと・・・ よそ者、侵入者、良くない、悪さをする、元々の固有の生態系に悪影響を及ぼす、招かれざる客、排除するべき。 こんなところでしょうか。 外来種:強い 在来種:弱い もしかしたらこんなイメージもあるかもしれません。 外来種は「在来種を追いやり、生態系のバランスを狂わせる存在」と

      • 都会のオアシス

        先日、国立科学博物館附属自然教育園に行ってきました。 場所は東京都港区白金台。 ずーっと前から行こう行こうと思っていたのですが、なかなか行かず。 ふと思い立ち、真夏をむかえる前に行ってきました。 こちら、東京都の一部の航空写真。中央線より南側です。 建物がびっっっっっっっっっっしり! 地上を歩けば緑のある公園や並木はありますが、ほんのわずか。 建造物やアスファルトの道路が地面を埋め尽くすなか、いくつか緑の集まっている場所があります。 オレンジ色で囲ったのが航空写真でも

        • にゃんと!

          こんな特別展が大阪で開催されるとは! 特別展「ネコ」~にゃんと!クールなハンターたち~ 大阪市立自然史博物館 ネイチャーホール 2024.7.13〜9.23 昨年、2023.7.15〜9.18には名古屋市科学館で開催されていたそう。 今年の10.5〜11.10には鳥取県立博物館で開催されるとのこと。 関東地方にはくるのでしょうか? それとももう終わってたりして? こっちには来ないとか? 大阪まで行くか? ネコ好きとしては是非見に行きたい! 「ネコならここにもいるに

        南極に行った猫と犬と鳥

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          映画『プラダを着た悪魔』を見て思ったこと

          この間、映画『プラダを着た悪魔』を見ました。 こちらの映画、公開されたのは2006年。 話題になっていたのは知っていましたが、見ていませんでした。 18年の時を経て、少し前に偶然見た岡田斗司夫さんのyoutubeで『プラダを着た悪魔』が紹介されていて、この映画が見たくなったのです。 AmazonのPrime Videoにあったので字幕版を鑑賞。 私にしては珍しく、終わりまでじっと見ていられた映画でした(2時間近くじっと画面を見ているのがちょっと苦手)。 Wikiped

          映画『プラダを着た悪魔』を見て思ったこと

          ゆらゆら

          通勤途中にある植え込みに面白い形をした植物が生えていて、前から気になっていた。 平たい穂のようなものが付いている茎の細さにまずびっくり。 ミシンで使う糸にみたいな細さ。なのに、先端についた穂は2cmくらいあるだろうか。 細い茎と平たい穂の組み合わせで、少しの風が吹くだけでゆらゆら。 イヤリングのようだ。 穂の色は黄緑〜薄いゴールドのような明るい色。 この植物が一面に生えていたらさぞかしきれいだろうと思う。 本当は植物図鑑片手にあれでもないこれでもないと調べたら楽しいの

          ゆらゆら

          太陽と日傘と私

          昔流行った歌みたいですが、日傘の話です。 私は光線過敏症で、直射日光にあたると蕁麻疹が出てしまう。 以前の記事にも書いた。 なので、日傘はものすごく重要だ。 今までは、遮光率99.9%の数千円のものを使っていた。ただ、そういう傘は割と壊れやすかった。 骨が折れてしまったり、開かなくなったり。 なので、ほぼ毎年のように買い替えていた。 使い捨てみたいで嫌だなぁ、こうやってどんどんモノがゴミとして廃棄されていくんだよなぁ、と思いつつ。。。 少し前にとあるnoteユーザー

          太陽と日傘と私

          頭を抱え続けて

          ここ4年ほど、私はある問題で頭を抱えている。 私の母はアルコール依存症だ。 昨年の冬に自宅(母は一人暮らし)で生活するのが困難になり、高齢者施設に入居した。 飲酒のコントロールができず、体調がどんどん悪化し、食事を全く摂らず、酒しか飲まなくなり動けなくなってしまったのだ。 施設に入居し、酒をやめるとみるみるうちに元気になった。 よく食べるようになり、顔つきが明るくなり、痩せ細って縮こまっていた体はシャンとしてきた。 実は精神科病院への入院も含めると、これが3度目だ。

          頭を抱え続けて

          大哺乳類展3 動物たちの大行進

          衝動的に有給休暇を申請し、国立科学博物館で開催中の「大哺乳類展3」に行ってきた。 「わけてつなげて」の通り、今回の展示は「分類」に焦点を当てている。 現在のところ、哺乳類は6500種あまりが知られているそうだ。 これまでの分類学は、姿かたちや骨格、内臓のつくりなどで分類するのが主流だったが、近年はDNA解析を用いた分子系統学が発展している。 その結果、実は近縁の種だったことが分かった動物たちや、 姿かたちは似ているけど分類上はだいぶ離れていることが分かった動物たちがい

          大哺乳類展3 動物たちの大行進

          季節外れと思いきや

          写真の真ん中あたり、木の幹にセミの抜け殻がくっついているのがお分かりいただけるだろうか。 通勤途中に小規模な雑木林がある。 今の時期はウグイスが鳴いていたり、新緑がきれいだったりで、木々を眺めながら歩いている。 つい数日前のこと。 とある木に目をやると、高さ2m以上はあっただろうか、幹にセミの抜け殻がくっついているのを発見した。 今の時期にセミ?? 今は4月。間違えて出てきた? いや、それにしても早すぎる。 まさか昨年の抜け殻がまだ残っているわけではないだろう。 早速

          季節外れと思いきや

          ペンギンに物理を教えてもらう

          最近読んで面白かった本です。 『ペンギンが教えてくれた物理のはなし』 渡辺佑基 河出書房新社 2020年(2014年に出版されたものを加筆・修正、文庫化) 物理。 一応私は理系だが、物理にはものすごく苦手意識があった。 「物の道理」というくらいだから、私たちが生きているこの世界の根本にあるとても重要な学問なんだと思うけれど。。。 そんな私でもこの本を読もうという気になったのは、表紙いっぱいに描かれたペンギンの絵に心惹かれたからだ。 意表を突かれる大きさのユーモラスなペ

          ペンギンに物理を教えてもらう

          りだひぎみみぎひだり

          なんのこっちゃ?という感じですが、 最近読んで面白かった本です。 『逆さメガネの左右学』 吉村 浩一 ナカニシヤ出版 2003年 「ターャジス」 こんな文字が書かれているトラックを見たことがないだろうか。 一瞬「ん?タージャス??」 となるが、何秒後かには「あ、スジャータか」と分かる。 でも何度見ても「ターャジス」と読んでしまう(しかも発音できない)。 名古屋に本社のある「スジャータ めいらくグループ」のトラックだ。 「ターャジス」なのはトラックの右側面で、進行方

          りだひぎみみぎひだり

          メガネを新調した話 その2 + 凹んだ話

          前々回の記事で書いたメガネが出来上がった。 色がどうだったか記憶があやふやだったが、濃い茶ベースのべっこう柄だった。人間の記憶って本当に当てにならない。 早速かけてみた。 度が入ったレンズになった時に似合うかどうかしら問題はいかに? 多分、メガネをかけた自分の姿に対する慣れも必要だと思うが。。。 ん?に、にあっている! 持っているメガネで一番似合う、と思う。 よかった。。。 やっぱり、フレームの形が顔の形と合っているのだ。 私の顔は割と面長で顎の形もはっきりしてい

          メガネを新調した話 その2 + 凹んだ話

          思い出の空想旅行

          私は子どもの頃から地図が大好きだった。 私の両親は旅行や登山が好きで、私は赤ん坊の頃から色々なところに連れていかれた。ある程度成長すると私は自然と地図に親しむようになっていた。 家には大きな日本地図が貼ってあり、その前でしゃがみ込んでずーっと地図を見ていたのを覚えている。 大したことは考えていなかったと思うが(笑)、とにかく地図を眺めているだけで楽しかった。 もちろん、中学、高校の地理の授業も好きだった。 高校生の時には「地理検定」なるものも受検した(現在は、地図地理検

          思い出の空想旅行

          メガネを新調した話 その1

          先日、メガネを新調した。 と言っても、まだ手元にはない。 中学生の頃に初めてメガネを作り、今までに作ったメガネは4つほど。 7年くらい前に作ったメガネは、フチのところに知らないうちにカケが入ってしまい、しかも外側だったので、かけると思いっきり見えてしまっていた。 誕生日に母に買ってもらったもので、薄いピンクのおしゃれな雰囲気が気に入っていた。 私は普段、黒かグレーかオフ白の服を好んで着ており、ピンクはまず身につけないが、そのメガネの薄いピンクは好きだった。 カケに気づい

          メガネを新調した話 その1

          『猫がいれば、そこが我が家』

          『猫がいれば、そこが我が家』 ヤマザキ マリ 河出書房新社  最近、ヤマザキマリさんの本を読み始めた。 お名前は存じ上げていたし、映画「テルマエ・ロマエ」も話題になっていたので聞いたことがあったが、本は読んだことがなかった。 Amazonを見ていて目に入った『貧乏ピッツァ』を最初に読んだことがきっかけで、他の作品も読むようになった。 ちなみに『貧乏ピッツァ』を読んでいたらいろんなものが食べたくなったが、特にサンドイッチが無性に食べたくなってしまった。 子供の頃から動物

          『猫がいれば、そこが我が家』