いつエネルギー補給すれば良いの?
肝臓のエネルギー(特にグリコーゲン)が6時間で枯渇するかどうかは、体の状態や活動レベルに依存します。
通常、肝臓は食事によって摂取した炭水化物をグリコーゲンという形で蓄え、血糖値を安定させるために必要に応じてグリコーゲンを分解してグルコース(エネルギー源)を血中に供給します。
このグリコーゲンの蓄えは、**断食状態**や**運動**によって消費されます。
グリコーゲンの枯渇時間
1. **安静時**: 通常、食後の安静時であれば、肝臓のグリコーゲンは約**12〜18時間**持続すると言われています。
ただし、個々の代謝や食事の内容により異なる場合もあります。
2. **運動時やエネルギー消費が多い場合**: 高強度の運動やエネルギー消費が激しい活動では、グリコーゲンの消費が早まり、数時間(例えば**1〜3時間**)で肝臓のグリコーゲンが枯渇することもあります。
3. **断食や絶食**: 食事を摂取しない場合、肝臓のグリコーゲンはおおよそ**12〜24時間**で使い果たされます。
その後、体は脂肪酸を分解してケトン体を生成するケトーシスの状態に入ります。
したがって、安静にしている場合には6時間程度でエネルギーが枯渇することはありませんが、激しい運動をしている場合には、数時間以内にグリコーゲンが枯渇する可能性はあります。
仕事や学校の授業など活動量があまり多くない場合はどうすれば良いの?
普通に徒歩程度の活動レベルで仕事をしている場合、肝臓のグリコーゲンは**約12〜18時間**で枯渇すると考えられます。
この場合、運動強度は低いため、エネルギー消費もそれほど激しくありません。
肝臓は主に安静時や低強度の活動において血糖値を維持するためにグリコーゲンを使いますが、激しい運動をしていない限り、グリコーゲンの消費は緩やかです。
したがって、通常の仕事や徒歩レベルの活動では、食事を摂ってから12〜18時間程度経過した頃に肝臓のグリコーゲンが枯渇し始め、その後、体は脂肪の分解などを通じてエネルギーを補う代謝状態に入ります。
まとめ
・グリコーゲンは安静にしていれば12-18時間程持つ
・激しい運動では1-3時間程度でグリコーゲンが枯渇する事もある
・仕事や学校なら12時間程持つ
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