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30代ラスト、結婚2回目夫とふたり暮らし。 妙齢らしく人生の岐路多数。 具体的には、1…

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30代ラスト、結婚2回目夫とふたり暮らし。 妙齢らしく人生の岐路多数。 具体的には、1年限定【高度不妊治療】、仕事のストレスが高じて【休職中】、夫の仕事の都合で転居することになり、2年しか住んでないのに【住宅売却】検討中。 誰かわかれば進行方向おしえてください。お願いします。

最近の記事

ダチョウ倶楽部なオプション【高度不妊治療♯5】

前回の手術前日の記事以降、なかなかいろんなことがあったが、それを記録のために残しておこう。 読んでくださる方々を決してビビらせたい趣旨ではないことをご理解いただきつつ、今はそんな話聞きたないねんって方はここで回れ右でお願いします。 まず、手術当日。 前日の術前処置ではちょっとハァハァしちゃったけど、今日はテツandトモ級のワイの最強相棒、麻酔があるからぜってぇ大丈夫☆とタカandトシを括っていた私。手術は10時半からとのことだったので、事前に点滴のルートを取りに看護師さんが

    • 母筋トレ【高度不妊治療♯4】

      私は今、病院のベッド上にいる。 杞憂は現実となり、8週で稽留流産となった。 以下、今回の流産に係る経過や個人的な心境を述べるので、現在移植後や妊娠初期でこの記事を読むことで不安が高まったり、過去の記憶や体験が想起されて辛くなる方はここいらで読むのをお止めいただければと思います。 奇人院長に不妊治療専門クリニックを7週で強制卒業させられた私は、分娩を希望する病院を予約し、世界一キラキラしてない妊婦としておずおずと初診した。 妊娠判定後、つわりの症状もなく妊娠を継続できている自

      • なかったらなかったで【高度不妊治療#3】

        個性や多様性は認めてほしいけど、「違う」のは不安。 いやぁ、人間ってホントワガママですよねぇ(水野先生R.I.P)。私もまさに今、その心境なんですよねぇ。現在妊娠6週目、本来ならつわりを代表とする各種症状が発現するところ、ヤンキー妊婦の私は、体調にほとんど変わりがないのである。妊婦にとってつわりは深刻で、中にはご飯が食べられなくて入院したり激ヤセしたりする人もいるし、何より吐き気って辛い。つわりがないのは本来は麗しいことだ。かくいう私は、つわりもねぇ、眠気もねぇ、便もそれほど

        • 休職中ヤンキー社会人の代償【休職日記#2】

          仕事を休むことへの罪悪感を葬り去るため、髪をブリーチして強制的に行けない状況を自ら作り出した私。当時は、我々は高度な知能と豊かな感情を有するヒト科ヒト属ヒトとはいえ、所詮パブロフの犬、条件反射さえ整えれば抗うことはできまい、これは、休む方法として精神科への強制入院なんかよりも遥かに人道的に配慮された天才的発明である、と信じて疑わなかった(見た目に関する就業規則がある場合に限る)。 美容室の帰りは、ブリーチ後に入れた色もあって、あ、これならこのまま仕事へ行けちゃうかも、と思う

        ダチョウ倶楽部なオプション【高度不妊治療♯5】

          活動限界【休職日記#1】

          大学を卒業した時の私は、やりたいことが定まらなくて、ちょっと留学したり、バイトしたり、モラトリアムを謳歌していて、社会人のスタートは人より四歩ぐらい遅かったかもしれない。でも、「キミに決めた☆」と資格を取って、少し遅れた新卒として今の業界に入職してからは、自分の中でMG3(マジで頑張る3カ年計画)と定めて、それはそれはもう、マジで頑張った。生活保護費と同じくらいのお給料で、死ぬほど理不尽なことが毎日、いや、2時間半おきぐらいに勃発して、日々呼び出されすぎて鳴ってないPHSが胸

          活動限界【休職日記#1】

          判定日付近のこころの動き【高度不妊治療#2】

          前回の受診で思わぬ陽性判定を拝命した私。 その日の帰り道は、予定していた海鮮丼は怖い女医の指示どおりとりあえず変更して、オムライスを食べながら、少し冷静になった。やばい…全然実感がない。 本当に自分のお腹に…?いのちが?マジで言うてる? とりあえず、夫に報告…いや…ちょ待てよ(キムタク)、昨日の夜中、「散々身体も時間も心も消耗して、陰性の判決聞きに行くワシの気持ちが貴様にわかるまい。」、「こんなダメ両親のところに、子どもが来てくれるわけあるまい。」と傷付け目的で壮大なフリをし

          判定日付近のこころの動き【高度不妊治療#2】

          諦めても試合終了しなかったこと【高度不妊治療♯1】

          「諦めたらそこで試合終了ですよ…?」。誰もが知る某名作マンガの某名監督の台詞である。私もそう思います安西先生。何事でも諦めない、継続する努力が重視されがちな日本社会において、この台詞はまぁまぁ説得力があるし、実際に大体のことはそうだ。 でも。不妊治療は違う。 年齢、持って産まれた卵子の数に代表される妊孕性、パートナーの有無・協力、金銭面…そこには圧倒的にどうにもならないことが数多くある。全ての条件を満たして、スタート地点に立てたとして、食事や生活で並々ならぬ努力をしても、報わ

          諦めても試合終了しなかったこと【高度不妊治療♯1】

          【マンション売却♯1】

          私達が交際を開始した当時、世の同世代が働き盛りを迎える中、夫はなんと無職だった。しかも、なんか超堂々としていた。でも、求職活動中は口臭やばかったから、彼なりにストレス抱えてたんだとは思ふ。 しばらくして、入りたい会社が見付かり、普通に面接を受けて未経験からの途中入社後、およそ4年で会社を引継ぐことになった夫。友人らには玄関開けたら2分で社長、4コマで描ける世界最短のサクセスストーリーと愛を込めて揶揄されている夫の昇進だが、四十路前のリアリスト女としては、それなりに不安も諸課題

          【マンション売却♯1】

          はじめに

          私はいま、すんごい岐路にいる。 人生で選択を迫られる事項が、一気に押し寄せてきてる。渋滞おきてる。 ①仕事と休職について 私はとある専門職で、大学卒業後、数年間のモラトリアム期間を経て、とある資格を取得し、がむしゃらに働いて気付けばはや10年。その間、同じ業界で2回転職し、5年前に憧れだった現職場に就いた。新しい職場はやりがいもあり、待遇も良くて言うことNOTHING。 だったはずなのに、やべー上司が光の如く現れて、あれよあれよとハラスまがいの荒波に飲み込まれ、気付けば休職

          はじめに