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映画「檻の中」(チョークライン)は驚かされるサスペンス
主人公パウラは、
真夜中の道路を歩いていた
謎だらけの少女を保護し、
気にかけ、その後預かることになります。
努力するパウラ夫婦に、
様々な不穏な出来事が起こり、混沌としていきます。
ですが、最後まで観ると、
少女の謎の言動と行動がきちんとつながっています。
この映画の見どころを3つにまとめますと、
1 少女
少女は真夜中の道路を歩いていたところを
発見されましたが、謎だらけです。
どこからやってきたのか?
なぜ話せないのか?
なぜ、チョークの書いてある中でしか
普通に過ごすことが出来ないのか?
でも、パウラにだけは心を開いていきます。
2 チョーク
少女クララは、白いチョークの書いてある中の部分でしか
普通に過ごすことが出来ません。
医者やパウラが、クララをチョークの外側に出させようと
何度挑戦しても、
暴れて発狂してしまいます。
チョークで道を作ってあげないと
家の中も歩き回れません。
クララはチョークがないと生きていけないのです。
3 パウラ
まず、パウラ役の女優、
エレナ・アナヤさんの演技力がすごいです。
もともとストーリーもスリリングで
釘付けになっていたのですが、
演技がすごくリアルで、
まるでドキュメンタリー映画を観てるようでした。
エレナ・アナヤさんはスペインの女優さんですが、
スペインでかなりの数の女優賞を受賞しています。
パウラは愛情深い女性で、
いかにも面倒で大変そうなクララを預かり、
全力でお世話し、愛します。
その後、ちょっとした事件が起きて、
みんながクララを疑います。
ですが、パウラだけはクララを信じようとします。
サスペンスですが、最後はぐっときました。
大変良質なサスペンスだと思います。
最後の最後までハラハラが続きます。
ストーリーが全く予想できない展開で、
すごく面白かったです。
気になった方は是非観てみてくださいね。
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