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映画「刑事ジョン・ブック 目撃者」でアーミッシュを知る


 アカデミー賞で5部門にノミネートされた、
若かりしハリソン・フォード主演の映画です。



 黒い格好で質素な格好をしたアーミッシュの親子が、
都会の親戚の家へ向かう途中で、
事件に巻き込まれます。



 この映画のポイントを3つまとめますと、



1 アーミッシュ


 この映画には、アーミッシュが大きく関わります。
アーミッシュとは移民当時の生活様式を保持し、
農耕や牧畜によって自給自足生活をしている
アメリカのキリスト教者共同体です。


 作中で、アーミッシュの人たちは、簡素な黒い服を来て
帽子をかぶっています。
車ではなく、馬車を使い、
音楽はいけないとされているようです。
もちろん、テレビもダメでしょう。


 服はフックのみのボタンなしです。
ボタンはあくまで、装飾だからだそうです。


 朝4時半に起きて、牛の乳を絞ります。
新婚さんのためにアーミッシュ全員参加で、
手作りの納屋を作ります。
すごすぎるDIYです。


 銃の傷にはミルクと亜麻仁油の湿布でした。
・・・・効くのでしょうか?



2 目撃者


 都会の叔母の家に母親と向かう
アーミッシュの少年、サミュエル。
発車時間がずれて、駅で待ちぼうけに。
トイレに入ると男性がいます。
気にせず用をたそうとすると、
二人組の男が入ってきて、
男性を殺害しました。
サミュエルはその一部始終を見てしまいます。




3 ロマンス


 サスペンスながら、ロマンスもあります。
刑事のジョン・ブック(ハリソン・フォード)と
アーミッシュの少年の母親(ケリー・マクギリス)です。
二人共、美男美女で見惚れてしまいます。
ケリー・マクギリスさんがあまりにも美しいので、
最近の様子を調べましたが、
かなりふくよかになられていて、
ちょっと残念です。
でも、とにかくこのケリーさんは美しいです!



 アーミッシュとアーミッシュではない男性では、
世界が違い過ぎます。
この二人の苦しい葛藤が、
映画を盛り上げています。




アーミッシュの人たちは、
アーミッシュではない人間を
『イングリッシュ』と呼びます。
訳では『イギリス人』となっているため、
最初ハテナ?と思いましたが、
そう理解して観ると、さらに面白いと思います。




 気になった方はぜひ観てみてくださいね。

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