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映画「ダブル・ジョパディー」夫殺しの罪を着せられた妻の復讐

 夫と息子と幸せに暮らしていたリビー。
ヨットで二人だけで海に出て、
ワインを飲み、楽しむ夫婦。
楽しさもつかの間、
起きると船内は血だらけで夫のニックは
どこにもいません。


 そこから、どんどんストーリーが展開します。


 この映画を3つのポイントでまとめますと、


1 冤罪

 夫を殺した覚えはないのに、
夫が死亡認定され、容疑者にされてしまいます。
不利な状況証拠により、
刑務所に入ることに。


 最初はいじめられそうだった、
奥様風のリビーですが、
少しずつ慣れてきます。
そして、ダブル・ジョパディーの話を聞きます。




2 ダブル・ジョパディー


 ダブル・ジョパディーとは、
一度罪に問われたら
もうその罪によって裁かれることは
二度とないというということだそうです。
二重処罰という意味で使用しているようです。


 最近の映画やドラマでは、
他に容疑者らしい人を浮かばせて、
疑わしきは罰せずで無罪になった後に
有罪の証拠が出てきたり、
などのストーリーがあったりしますが、
この映画は1999年に公開されたものだったので、
当時センセーショナルに受け止められたようです。


 一度夫のニックの殺害で処罰されているため、
死亡したと認定されたニックを殺しても
罪に問われることはないと知ったリビーは、
復讐に燃えます。
刑務所内で
まるで女ランボーのようになります。




3 保護観察官


 保護観察官はトミー・リー・ジョーンズさん。
子供の頃は気づきませんでしたが、
この方老け顔なんですね。
この映画の頃は50代のはずが今とあまり変わらないような・・・。


 ですが、
トミー・リー・ジョーンズさんは、
働きながら独学で勉強し、
奨学金でハーバード大学に入学した
異色の経歴を持つ方です。
かなり努力家で、
多才な才能を持っているのですね。


 この保護観察官がリビーに手を焼きます。
リビーの復讐の仕方も
全然スマートではないので、
保護観察官が困るはめになります。




 この頃の映画ってなんか温かみがあって好きです。
憎たらしい夫も見どころです。



 気になった方は是非観てみてくださいね。

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