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映画「ダウト 〜偽りの代償〜」野心家の記者が自分を囮に大スクープを狙う


 フリッツ・ラング監督の傑作
「条理ある疑いの彼方に」(1956)
のリメイクだそうです。


 フリッツ・ラング監督とは
1890年生まれの
オースラリア出身の映画監督で、
第一次世界大戦で片目を失ったため、
片眼鏡がトレードマークだったそうです。


1931年にラングが作った「M」という映画は、
世界初の連続殺人鬼映画です。
すごい方です!


「M」のあらすじは、
『1930年代のベルリンで
幼い少女ばかりを狙う連続殺人事件がおこり、
手がかりがなかったが、
少女がさらわれる時に
盲目の売り子が口笛が聞いていて、
チョークで“M”と書かれた男に焦点が絞られる』
で、今でも面白そうです。


「ダウト 〜偽りの代償〜」」

監督 ピーター・ハイアムズ
出演 マイケル・ダグラス
   ジェシー・メトカーフ
(2009年・米)


 野心のある記者が、
自分をおとりにし大スクープを狙いますが、
それが災いし、
取り返しのつかない展開に・・・。


 この映画のポイントをつでまとめますと、



① マイケル・ダグラスの存在感


 マイケル・ダグラスが、
負けなしの優秀な検事マーク役を演じています。
やっぱりマイケル・ダグラスはかっこいい。
意地悪というか傲慢な役が似合います。
さすが56歳の時に
当時31歳のキャサリン・ゼダ=ジョーンズ
と結婚した色男なだけあります。
存在感や威圧感があるため
この役はぴったりでした。



② 野心ありすぎるジャーナリスト、ニコラス


 ニコラスジェシー・メトカーフ)が
ある時、検事のマークが提出する決定的な証拠に
疑いを持ちます。
疑いが確信になった時、
ニコラスは大きな賭けに出ます。
自らを犠牲にして
この賭けは成功するのでしょうか?
綿密だったはずの計画は
どうなるのか?

 


 
  記事のために体をはるというのはすごいです。

「ユニクロの潜入1年」


「トランプ信者潜入一年
」や




「ルポ西成」

などもありますが、
記事を書くために・・・
という意気込みがすごいですよね。
自分だったら記事を書く前に
精神状態がだめになりそうです。



③ やや強引な展開も


 やや強引な展開もありました。
そこは回避しようよ!とか
まさかそうなった時のこと考えてるよね?
などとつっこみたくなるようなところが多く、
ニコラスの脇のあまさが気になります。
もはや呆れてしまうほどです。
ただ、代償が大きすぎるため、
ハラハラを楽しむことは出来ます!


 昔くさいカーアクション?のような
駐車場でのシーンが
わりと長い時間ありまして、
それに時代を感じました。
最近の映画だったら無いような気がします。
現代では珍しいので、
必見です!
いや、もしかしたら
退屈かも・・・。



 気になった方は是非観てください〜!

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