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医療・看護師の世界を平和に

今日はコーチングセッションの日でした。
最近自分が考えていることをお話ししてみて、改めて私がやりたいことについて考え直せた時間になりました。
そこで出た言葉が今日のタイトルです。


私自身がもっていたイメージ:素敵な仕事だけどとにかく先輩が怖い!

高校生の時、看護学部を選ぶ前からなんとなく知っていた気がします。ドラマの影響か、実際にお見舞いや職場体験などで病院に入ってみたときに感じたのか記憶は曖昧ですが、そのくらい普及しているイメージかなと思います。
ちなみに私がまともに見ていたドラマは「ナースのお仕事」です。懐かしい・・・
医療業界の中でやはり最も患者様、利用者様本人と関わる時間が長いと思われる看護師。すべての職種間が本当はそこまでフォローしたいけど難しいという部分をうまく埋めていく役割だったり、直接のケアだったり、どこを切り取っても素敵な仕事だなぁと感じる反面、先輩の指導は基本的には厳しく、たまに厳しさを通り越した恐怖も感じたり。。

そして、それを覚悟してこの道を選んだので、新人時代は「自分が選んだ道だから」と言い聞かせながらどうにか乗り切っていました。ましてや大病院の手術室だったので全く持ってイメージ通りでした笑

厳しい指導や怒りの感情は安全な医療を実現できるのか?

私はずっとここに疑問を抱いています。
手術室時代、厳しい指導のお陰で中途半端な気持ちでする仕事ではないなとも感じましたし、怒られた経験から記憶に焼き付いていることもあったりはします。
でも全てこれでうまくいくことはきっとない。
怒られたくないという気持ちから真実を報告してもらえない、ちょっとしたことを相談してもらえない、大きなことが起きてから事件が発覚する・・・なんて結末はもう目に見えています。

平和な世界はなーなーとは違う

どうしても平和だなぁ〜
みたいな言葉はなーなーと似ているように感じられたりもしますが、
そうではなくて、、、
「いい仕事がしたい!」というベースの上で、理不尽な指導、ただただ怒りをぶつけられる、いじめられることなどと無縁の風土であれば、きっとみんなもっと良くするためにはどうしたらいいんだろうと自然に考え出すと思います。

たぶん半分以上かそれ以上の看護師さんが「いい仕事がしたい!」と思ってこの業界に入ってくれていると体感的に思っていますが、
それにも関わらず、この業界の作り上げてしまった風土によって押しつぶされてしまっていることが本当に残念でならないと感じています。

私にできること

まずは自分が所長させていただいているステーションで作り上げた平和な世界を維持しつづけること、そして発信活動かなぁと考えています。
まずはこの風土がないと、ICTなど導入してもいじめの温床にもなりかねないし・・・
少し暗めの内容となりましたが、私がおばあちゃんになるまでには、看護師の世界がもっと明るくなって、生き生きと働いている看護師さんにケアしてもらえたら最高です♪


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