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ガーディアンズとオリックスとキャバリアーズを応援している大学生 Twitter→@cle_cargo2019

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  • MLB30球団ファン合同note

    • 2,211本

    MLB30球団のファンのnoteが集まる場所です。各球団のファンがそれぞれのペース、それぞれのスタイルでMLBに関するnoteを更新していきます。

最近の記事

2024 戦力分析【CLE・投手】

読者の皆様、大変ご無沙汰しております。わるものです。 今回の投稿では、地区優勝奪還を目指して戦うガーディアンズの投手陣を分析します。 ⭐︎野手編はこちら ① 先発 昨年は怪我や不振などで先発ローテ5人全員が離脱し、投壊状態に陥ってしまったガーディアンズ。怪我の功名と言うべきか、バイビー/ウィリアムズ/アレンの新人3人衆が主力として台頭し、特にバイビーは新人王投票で2位に食い込む活躍を披露しました。今年はこの3人に加え、エース級のビーバー、マッケンジーが復帰するわけですか

    • 【CLE】アメッド・ロサリオ放出の意義

       読者の皆様、毎日お疲れ様です。わるものです。ご無沙汰しております😇  投手陣の離脱が相次ぎ、チームの状態も中々上がらない中、突然の朗報が舞い込んできました。  チームの正遊撃手、アメッド・ロサリオがドジャースに放出されたのです。結論から言うと、ロサリオの放出自体がチームにとって大きなプラスであり、トレードは大成功だと思っています。どうしてこのような結論に至るのか、背景がややこしいので、順を追って説明しようと思います。 ① アメッド・ロサリオとは ロサリオはドミニカ出身

      • 【CLE】ガーディアンズの不振の原因を考える

         読者の皆様、毎日お疲れ様です。わるものです。  昨季の地区優勝メンバーにFA補強を加え、ワールドシリーズ制覇を目指して万全のスタートを切ったはずのガーディアンズでしたが、今季はとにかく打てず守れずで、ここまで14勝17敗の低成績に沈んでいます。一応勝率5割付近と聞くとあまり悪い感じはしませんが、ナショナルズやロッキーズ、タイガースといった再建チームを相手にしながら、6シリーズ連続で負け越している深刻な状況です。  今回は不振の原因について考察しようと思います。 ① 春

        • 【CLE 】ヒメネス、ステファン契約延長の詳細と展望

           読者の皆様、毎日お疲れ様です。わるものです。  先日、アンドレス・ヒメネス、トレバー・ステファンとの長期契約締結がついに発表されました。  今回のニュースは、ファンにとって寝耳に水というわけではありませんでした。ガーディアンズは既に、ホセ・ラミレス(7年1億4100万ドル)、エマニュエル・クラッセ(5年2000万ドル)、マイルズ・ストロー(5年2500万ドル)らと、昨季開幕前に長期契約を締結しています。今年は一体誰を長期契約で囲い込むのか、熱心なファンの間では日々議論が

        2024 戦力分析【CLE・投手】

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          【CLE】オフ総括

           読者の皆様、毎日お疲れ様です。わるものです。  今回はガーディアンズの今オフの動きを簡潔に振り返っていこうと思います。 ① FA補強 今オフのFA補強、最大の目玉はやはりジョシュ・ベル(DH)の獲得(2年3300万ドル)でしょう。FA市場高騰の影響もあるとはいえ、ガーディアンズがこれほどの大金をFA選手に費やすのは、2016年オフのエドウィン・エンカルナシオン獲得(3年6000万ドル)以来の珍事です。  高コンタクト路線で思わぬ大ブレイクを果たした昨季のガーディアンズ

          【CLE】オフ総括

          【CLE】ブレイク候補、ジョーイ・キャンティロに迫る

           読者の皆様、毎日お疲れ様です。わるものです。  今回は、今季のブレイク候補であるジョーイ・キャンティロを紹介しようと思います。同じくブレイク候補であるタナー・バイビーの記事と合わせて読んで頂けると幸いです。  今回の投稿内容の出典は大半が以下の3本の記事です。その他の出典は本文中に注釈を付けてあります。 ①プロ入りまで 1999年12月18日、ハワイのオアフ島で、建設業管理に携わる父ジョニーと、看護師の母ミシェルの元にジョーイ・キャンティロは誕生しました。ジョーイはニ

          【CLE】ブレイク候補、ジョーイ・キャンティロに迫る

          トリビアメインのガーディアンズ選手名鑑

           読者の皆様、毎日お疲れ様です。わるものです。  以前ツイッターに投稿したガーディアンズの選手名鑑が思わぬ大きな反響を頂いたので、情報のソースと画像の出典を明記しておくことにしました。  誤り等あれば、コメント欄かツイッターでご連絡下さい。よろしくお願い致します。 ① 先発 ② リリーフ ③ 内野手 ④ 外野手 ⑤ 捕手

          トリビアメインのガーディアンズ選手名鑑

          【CLE】ネイラー3兄弟とMLB兄弟史

           読者の皆様、毎日お疲れ様です。わるものです。  今回はネイラー3兄弟(主に三男のマイルズ)とMLBの兄弟プレイヤーの歴史を紹介していこうと思います。 ① 長男・ジョシュ 長男ジョシュはかなり有名なので、細かい説明は不要でしょう。2015年にドラフト1巡目(全体12位)指名でマーリンズに球団。2度のトレードを経てガーディアンズに移籍し、MLB4年目となった昨季はレギュラー野手として本格開花。20HR&OPS.771の好成績を残し、チームの地区優勝に大きく貢献しました。

          【CLE】ネイラー3兄弟とMLB兄弟史

          【CLE】カル・クオントリルにインタビュー

           読者の皆様、寒い中毎日お疲れ様です。わるものです。  今回は前回のバイビーに引き続き、カル・クオントリルのインタビューを要約して紹介しようと思います。  まずは簡単にクオントリルの紹介を。  クオントリルは1995年2月10日生まれ、オンタリオ州ポート・ホープ(トロントの近郊)出身の27歳です。ブルージェイズ等で主にリリーフ投手として通算841登板したポール・クオントリルの息子であることは知っている方も多いでしょう。  名門スタンフォード大学時代から有望な先発投手と

          【CLE】カル・クオントリルにインタビュー

          【CLE】ビーバー2世、タナー・バイビーの紹介&インタビュー

           読者の皆様、お疲れ様です。わるものです。  今回は、昨年急速に台頭し、今ではシェーン・ビーバー2世と目されているトッププロスペクト、タナー・バイビーの経歴とインタビューを紹介したいと思います。 ① プロ入りまで バイビーは1999年3月5日生まれ、カリフォルニア州ミッションビエホの出身で、高校も地元のミッションビエホ高校に進学しました。同高校は超名門というわけではなく、過去のメジャーリーガー輩出は4人。直近にエンゼルスのパトリック・サンドバルがいて、バイビーとは3学年差

          【CLE】ビーバー2世、タナー・バイビーの紹介&インタビュー

          【CLE】AL中地区の王、ガーディアンズの1年を振り返る

           読者の皆様、明けましておめでとうございます。わるものです。  2022年、クリーブランド・ガーディアンズは大躍進を遂げ、4年ぶりの地区優勝を果たしました!!!!!!!!!!   開幕前には最下位予想も目立ったチームが、いかにして地区首位への道を駆け上がっていったのか。今回はチームのターニングポイントとなった試合を厳選して紹介しようと思います。 ① Game3 4/10 vsロイヤルズ 新生ガーディアンズの22年シーズンは、ロイヤルズ相手に2試合19イニングで1点しか取

          【CLE】AL中地区の王、ガーディアンズの1年を振り返る

          トレバー・ステファンって誰?

           読者の皆様、お疲れ様です。わるものです。  後半戦に入って好調をキープし、地区優勝に向けて爆進中のガーディアンズですが、その強さの秘訣の1つは強力なリリーフ陣です。前回の投稿ではリリーフ陣を平均やや上と評しましたが、ジェームス・カリンチャックの復帰、ニック・サンドリンの復調、サム・ヘンジスの成長等により、今ではリーグ屈指のリリーフ陣であると断言できます。  1人1人の成長について熱く語りたいところですが、今回の記事は、今季突如クリーブランドに降臨した8回の男、トレバー・

          トレバー・ステファンって誰?

          ガーディアンズ、好調の要因

           読者の皆様お久しぶりです。わるものです。  30球団note企画の開幕前順位予想で4位以下と予想されてしまった今季のガーディアンズですが、開幕から好調を維持し、8月14日時点でなんと地区首位に立っています(僕ですら地区2位予想でした)。今回の記事では好調の要因を何点か紹介していこうと思います。 ① コンタクト重視打線の形成 今季のMLBで最初に話題を席巻したのはなんといってもルーキーのスティーブン・クワンでしょう。デビューからの4試合で15出塁、デビューから116球連続

          ガーディアンズ、好調の要因

          【CLE】ホセ・ラミレス契約延長の背景、経過とその意義

           読者の皆様お疲れ様です。わるものです。  先日、ホセ・ラミレスとの契約延長が発表されました。今回はその経緯と意義について説明していきたいと思います。 ① ホセ・ラミレスという選手  ラミレスは、2009年にドミニカから国際FAでインディアンスと契約し、13年に20歳という異例の若さでMLBデビューを達成しました。ただ、当時はマイナーであまり長打を打てておらず、身長175センチという小柄な体格も相まって、守備に長けたレギュラー二塁手に成長するとの予測でした。  しかし、

          【CLE】ホセ・ラミレス契約延長の背景、経過とその意義

          【CLE】チームで1番◯◯な人は誰??

           読者の皆様、毎日お疲れ様です。わるものです。  開幕から1週間が経過し、ガーディアンズの思わぬ快進撃に胸をときめかせる毎日ですが、今回の記事はその話ではありません。  中学高校時代に「クラスで1番◯◯な人は誰?」という投票企画で盛り上がった経験のある方は多いと思いますが、今回なんとMLB公式がガーディアンズの選手に対して同じ企画を行ったようです。投票結果をまとめた記事が非常に面白かったので、紹介しようと思います。 ①チームで1番運動神経が良いのは?  想像通りの結果で

          【CLE】チームで1番◯◯な人は誰??

          【CLE】さらばジマー、君の未来に幸あれ

           開幕戦終了直後、ブラッドリー・ジマーがトレードに出されたという衝撃的なニュースが飛び込んできました。端的に言うとWIN-WINのトレードですが、その背景について説明しようと思います。 ・ジマーという選手 ジマーは2014年にドラフト1位で入団した29歳の外野手です。球団、ファンの彼に対する期待は非常に大きく、MLB全体のプロスペクトランキングではトップ100の常連でした。マイナーでは期待通り順調に成績を積み重ね、2017年にMLB初昇格を果たすとそのままレギュラーとして起

          【CLE】さらばジマー、君の未来に幸あれ