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人の本音の本音を聞き出す「ピーリングオフ」

さぁこんにちは!(^^)!

あなたは人の本音の本音を聞き出すことができますか?

本音を聞き出すことを「仮面をはぎ取る」という意味で「ピーリングオフ」といいます。

言葉でいうのは簡単ですが、たとえ仲の良い友人や同僚であってもなかなか難しいことだと思います。


今回は私がコーチングをおこなった方の話を書いていきたいと思います。

Aさんは男性35歳、大手企業に勤めています。仕事に関しては自分のやりたい仕事ができており、収入も平均的にあり大変充実しています。

ただ一つAさんには「結婚をしたい」という目標がありました。

Aさんは3人兄弟の長男です。

親からも「そろそろ良い人見つけなさい」と言われたり、周りも結婚していく中で、Aさんも結婚を意識し始めました。

しかし、なかなか出会いがないというのが最初のAさんの悩みの種でした。

Aさんに対して、私は「出会いをどのように探していくか」「結婚したい人とはどんな人と出会うことをいうのか」というところに焦点を当ててアプローチしていきました。

出会いの場所は考えればたくさんありました。定期的に勉強会や趣味のオフ会に参加していたり、スポーツジムにも通っている。街コンにも参加した経験がありました。

では、「結婚したい人とはどのような人か」という質問に対しては、いろいろ話をした結果「一緒にいて居心地が良くて優しい人であれば誰でもいいのかもしれない」という答えに至りました。

私はこの「誰でもいいのかもしれない」という返事にひっかかりを感じました。

私は「結婚をしたときの家庭をイメージしてください。週末の自宅にはAさんと奥さんの二人がいます。あなたと奥さんは何をしていますか?」と質問しました。

Aさん「私は自分の部屋で仕事を一日中しています。奥さんは洗濯したり食器の片づけをしています。会話はしていません。」

私はこの答えを聞いたとき、Aさんは本当に結婚をしたいと思っているのか、なぜ結婚したいと思っているのかというひっかかりができました。

今度はそこに焦点を当てて質問を投げかけ、話しを最後まで聞きました。

聞けばAさんの本音がたくさん聞けました。

「親がそろそろ結婚しなさいというから結婚をしようと思った」

「長男だから結婚しなくてはいけないと思っている」

「周りが結婚しているからそろそろ考えなくてはいけない」

と結婚に対して受け身の返答がたくさん返ってきました。


そしてAさんの本音の本音は

「仕事で大掛かりなプロジェクトを任されている。結婚は今ではない。このプロジェクトが落ち着いたら、もう一度結婚について自分が本当にしたいのか考えたい」

というものでした。

また近々のAさんのアクションプランとして

「親に結婚に対しての今の本当に気持ちを話す」というものになりました。


最初のAさんの「結婚したい」いう目標も本音です。


でも本音の本音は

「周りに影響されて結婚したいと思わされている。いずれは結婚したいと思っているが、今現在、積極的に結婚をしたいかと言われればまだわからない。今は仕事に集中したい」

というものでした。


結婚をしたいという最初の目標だけにとらわれて話を聞いていたら、結局Aさんの「結婚したいかどうかわからない」という気持ちに気付かずに、単純に「結婚する方法」を模索していたかもしれません。


最後で読んでいただきありがとうございました。

少しでも面白かったら「スキ」「フォロー」よろしくお願いします。
 今後こういった話を他のSNSでも流す予定です。

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