NewTypeSocialWorks

非営利分野の活動、ボランティアセンターを経て、まちづくり活動を続けてきました。まちづくりの十時裕師匠(元アーバンデザインコンサルタント株式会社取締役)の言葉を振り返りながら、社会福祉士として、福祉的な視点を混ぜ合わせながら、地域福祉のための理論と実践の言葉を紡ぎ続けます。

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非営利分野の活動、ボランティアセンターを経て、まちづくり活動を続けてきました。まちづくりの十時裕師匠(元アーバンデザインコンサルタント株式会社取締役)の言葉を振り返りながら、社会福祉士として、福祉的な視点を混ぜ合わせながら、地域福祉のための理論と実践の言葉を紡ぎ続けます。

マガジン

  • ピンポンCafe

    卓球療法×居場所の新しい取り組みです。活動報告や開催日の案内などのご連絡をいたします。

  • まちづくりのためのソーシャルワーク

    私は日本社会において、ソーシャルワークのうち、ケースワークに偏りが大きいと感じています。そこで、ミクロではなく、メゾ、マクロレベルのソーシャルワークについて、整理していきたいと考え、このマガジンを作成します。

  • 乙種全類危険物取扱合格日記

    危険物取扱試験合格に向けた合格日記

  • 電気主任技術者合格日記

    電験三種取得に向けての奮闘日記

  • NTSWの活動

最近の記事

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2024年を飛躍する年にするために、自分の人生を振り返ってみた(学生時代~20代編)

2023年(うさぎ年)が終わり、2024年(辰年)がきました。 明けましておめでとうございます。 今年もよろしくお願いします。 昨年、40代になり、昨年は人生の中で大きな転機を迎えたように感じます。 今年の年末年始はあえて、予定を詰め込まずに淡々と自らを見つめる作業をさせていただいています。 というのも、今週末は東京で開催される「変人ソーシャルワーカーサミット」にご招待いただいているため、そのイベントの出場に向けて、自らがいかに変人か…ではなく、「自らの特徴」をわか

    • 【開催告知】ふくよい Vol.9 社会と福祉を混ぜる夜

      10月のふくよいを昨日、開催しました。 ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。 <↓前回のふくよい↓> その興奮が冷める前に、次回のご案内になります( ´艸`) 11月は大分県から茶屋元さんをゲストにお招きして、まちづくりの話から死後事務の話まで…いろいろお話をお伺いさせていただきたいと思っています。 何が素敵かと言いますと、「人の一生の終わりを未来につなぐ」すなわち、「ピリオドの向こう側に想いをつなぐ支援」をされているところに何か、重要なことがあるの

      • 明日、夜にふくよい開催します。

        すいません、告知しなきゃ、しなきゃと思いつつ、気が付いたら前日になってしまいました。 参加申し込みは下のリンクから みなさまの参加、お待ちしております~☆

        • 特別視をしない社会の大切さ

          ぜひ、講座の中身については日本ソーシャルワークリーグの講座を実際にうけていただきたいので、前回のnoteと同様に、私は講座を受講してどのようなインプットと変化があったのかをまとめたいと思います。  トランスジェンダーの当事者の講師から、トランスジェンダーの基礎的な概念から、当事者の悩みや課題に関して教えていただきました。  この講座を受けて、男と女という定義(男女二元論)という考え方は、人間の考え方の一つでしかなく、同時に差別や偏見が生まれる考え方であることに改めて気づか

        • 固定された記事

        2024年を飛躍する年にするために、自分の人生を振り返ってみた(学生時代~20代編)

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          3本
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          6本
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          15本
        • 電気主任技術者合格日記
          0本
        • NTSWの活動
          1本

        記事

          相談援助と思い込み

          ぜひ、講座の中身については日本ソーシャルワークリーグの講座を実際にうけていただきたいので、前回のnoteと同様に、私は講座を受講してどのようなインプットと変化があったのかをまとめたいと思います。 ソーシャルワーカーがクライエントに対してアセスメントを行う際の視点とは、様々であり、見える範囲、立ち位置で変わる。また、クライエントもワーカーも心理的、経済的、文化的、生物学的に様々な影響を受けている。(システム理論)  それらの影響から支援者も『思い込み』や『バイアス』を持って

          相談援助と思い込み

          システム理論のアップデート

          日本ソーシャルワークリーグの研修のオリエンテーションになる1回目。 詳しい授業の内容は受講してもらいたいので、ここでは学習することで私の意識の何が変わったのかをまとめたいと思います。 日本ソーシャルワークリーグが気になる方は、こちらをどうぞ。 結論から言うなら、国家試験資格取得のためにならった知識である「システム理論」が私の中でアップデートされました。 一般的にシステム理論というと…note上で素敵な記事を見つけましたので、こちらをご覧になっていただけたらと思います。素

          システム理論のアップデート

          ヤングケアラーに関するイベント企画中です。

          先日、このような内容のnoteを書きました。 今日は、こちらをもう少し深堀りしたいと思います。 その目的は、実は今年の10月にとある企画をしておりまして、正式な公表は9月ごろになるかと思いますが、その企画に向け、自らの思考を深めるとともに、応援をいただける個人ボランティアから、協賛いただける個人、団体を募集しています。 昭和の時代には埋もれてきたヤングケアラー 突然ですが、冷静に考えると、私の兄はヤングケアラーだったと思います。(本人がどう思っているかはわかりませんが

          ヤングケアラーに関するイベント企画中です。

          ヤングケアラーの勉強

          詳しくは整理して書こうと思います。 ただ、今夜は一言だけ。 ヤングケアラー当事者は、子どもの権利が侵害されていることを本人が理解できていない状態なんだということを、周りが気づく必要がある。また、ヤングケアラーの本人が家族をケアする努力を周りの大人が認めて、その辛さを受け止めつつ、本来の子どもらしさを取り戻せるようなファミリーソーシャルワークを展開する必要がある。 それは、単純にフォーマルサービスを入れ込むだけでは限界があり、インフォーマルな支援も含めて入れ込んでいく必要

          ヤングケアラーの勉強

          グループワークの本質は何か?

          ソーシャルワークにおけるグループワークの位置づけ ソーシャルワーク(社会福祉援助技術)をその援助方法によって分類すると以下の3種類に分けられます。 これらをさらに細かく見ると、 社会福祉士は、これらの技術をフル活用して、福祉を通して社会に貢献し、市民の皆さんの「ふだんのくらしのしあわせ」を高める活動を行うことになります。 私は大学時代からグループワークを中心に市民活動や地域活動において実践をしてきているのですが、このグループワークとケースワークとのつながりについて、最

          グループワークの本質は何か?

          51対49のまちづくり

          まちづくりの師匠、十時さんの言葉で覚えていることの一つだ。 当時はこの言葉の意味がよく分かっていなかったが、最近、特に福祉を学んでからこの言葉の意味と重みを感じることができるようになった。 単に民主主義を多数決と安直な理解をしてしまうと、数の暴力を許してしまうことになります。 場に集まる多様な意見、視点を一度、公平なテーブルに全てのせて、十分な対話による議論を尽くす事ができるのかどうか。単なる主催者の「みんなで話した」というアリバイづくりにならないような場をデザインでき

          51対49のまちづくり

          対話の場をつくる意味

          Facebookでコミュニティデザインを専門とされる方の投稿を見て、久しぶりにまちづくりとワークショップ、そして、ソーシャルワークについて、考えています。 長年、私は市民参加と対話の場をテーマに活動をしてきていますが、それを専門の仕事ではなく、ある種の社会参加のプログラムの一つと捉えています。その中で、私が大切にしているのは、参加者がその後のプランニングとアクションにどうつながるのかです。ですので、『対話の場』をつくることに注力される方とは視点が違うんだろうなぁと思います。

          対話の場をつくる意味

          ソーシャルワーカーの可能性を感じた日

          ソーシャルワークの重要な機能の一つにアドボカシーがあります。 私が市民活動をしているときには、「アドボカシー活動=政策提言」と思っておりましたが、ソーシャルワーカーとして学ぶとその意味は拡張されて、「代弁」「権利擁護」などの意味になります。 先日、ご依頼をいただいてとある講演会でワークショップを運営するファシリテーションを実施してきました。私は講演をされる方をサポートする立場で、いわゆる『相談援助』という形ではなく、場のしつらえと企画という形で、ご本人が訴えたいことをきち

          ソーシャルワーカーの可能性を感じた日

          セーフガーディングとは何か?

          セーフガーディングとはなんだ? 昨年から人生初のNGOの職員となり、様々なことが初めてなのですがその中でも、つい最近の初めての一つに「セーフガーディング」というものがあります。  日本の国際協力NGOにおける『セーフガーディング』の取組促進のための提言とガイドラインの作成という報告書がありますので、興味がある方はぜひ、ご覧になっていただきたいのですが、そちらの事業概要のところから引用をさせていただきますと…。  つまり、『支援者がその立場や地位の優位性を利用して、支援すべ

          セーフガーディングとは何か?

          【告知】第五回 ふくよい開催決定!!

          2024年1月1日に「New Type Social Works」を正式に旗揚げし、そのメイン事業の一つが人材交流研修事業として、オンラインイベント「ふくよい」を実施していきます。昨年は3回ほどふくよいを開催しており、FACEBOOKを利用されている方は、私のアカウントから過去の動画を見ていただければ、アップされていますので、興味のある方はご覧ください。 参加方法は、このブログの一番下にあるリンクからチケット購入(無料)をしていただくだけです。また、出入り自由で、かつ、ラジ

          【告知】第五回 ふくよい開催決定!!

          自治会、町内会って参加します?

          福岡市の地域コミュニティとは? 福岡市では、小学校単位で自治協議会があり、その下に各町内会や各種団体が連携して、校区単位のまちづくりの主体となって活動しているのです。  正式な詳しい制度の説明については、下記のページになります。 私が知らないうちに、福岡市の地域コミュニティのポータルサイトとやらができているではありませんか、その名も「ふくコミ」というらしいです。 こういうものを見つけたら、触りたくなる私。 ほうほう、さっそく、我が小田部校区を調べてみよう。 なるほど、自

          自治会、町内会って参加します?

          自らのソーシャルワーク実践を例えると?

          私の答えは です。 まず、36.89度というのは、ヒトの平均体温です。 人の温かさが伝わるソーシャルワークの実践でありたいと思うのを表現してみました。変に熱すぎず、でも、冷静であったとしても冷たすぎず…。とはいえ、熱すぎるクライエントには涼しい風でもありたいし、寒がっているクライエントには温かい風でもありたい…ICF(国際生活機能分類)によると、専門職自身が環境因子でもあるということをイメージしながら実践していきたいと思いを表現しています。 無色透明というのは、自らの

          自らのソーシャルワーク実践を例えると?